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超意外!!? 日本の毒蛇を毒の強さでランキングしてみた

日本で一番毒が強いと思われているハブですが、日本の毒蛇を詳しく調べてみると、意外な事実が判明。意外な事実とは!?

更新日: 2019年03月07日

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この記事は私がまとめました

SSEさん

概要

日本には大きくわけて三種類の毒蛇がいます。マムシ ハブ ヤマカガシです。おそらくこの中で一番ヤバいとされるのはハブでしょう。非情に攻撃的で危険です。しかしそれぞれが持つ毒に着目してみるとどうなるのでしょうか……

算出には半数致死量(LD50)を用いる

半数致死量(LD50)とは

実験動物に毒物を投与したとき、その半数が死亡する体重1kgあたりの用量(mg)をいいます。単位は「mg/kg」です。

体重1kgあたりにどのくらいの毒を投与すればその実験動物の半数を死に至らしめるのか(致死量)という数値。つまりこの数値が小さいほど毒は強力だということです。

第3位 ハブ

毒牙が1.5センチメートルと大型で毒量が100-300ミリグラムと多い。1回の咬傷にあたり平均22.5ミリグラム、最大103ミリグラムの毒液を排出する。

意外にもハブが第3位です。毒の強さ自体は他の毒蛇に比べて強くないんですね。しかし大型で保有量も多く、多くの量を注入されるため血清がない時代は多くの死者が出たようです。

<ハブの性格と攻撃性>
ヘビというと比較的臆病な種類が多いのですが、
ハブはどちらかというと気性が荒くて好戦的なほうです。
もちろん積極的にハブが近寄ってくるようなことはありませんが、
不用意に間合いに入ってしまうと、高い確率でその牙で攻撃を喰らうことになってしまいます。

毒性自体は他に比べて強くないものの、その気性の粗さから日本一危険なヘビとして認識されているようです。

もともとはだ液(つば)と同じ消化液で、それが強力に変化(進化)したものです。 ハブの毒は、タンパク質をとかす物質で、血管組織を破壊していきます(出血毒)。

出血毒とは血液や筋肉組織作用する毒です。血液の凝固作用を阻止して大量出血を促したり、細胞破壊や壊死などを引き起こします。また体内出血や多臓器不全を引き起こし、それらが死因となる場合が多いようです。

第2位 マムシ

咬傷による死亡率は高くないが、年間約3,000人が被害を受け、死者は5 - 10名程度とされる。これは小型であるため毒液量が少ないことや、基本的に出血毒であり神経毒が少ないため、効果が局所的に留まり身体全体を冒さないためである。しかし、量は少ないが毒性そのものではハブよりもはるかに強く、ハブの2 - 3倍はあるので、充分な注意が必要である。

体の小ささと毒の効果が部分的にとどまるため、死の危険は少なくなっているようです。

土や枯草と同じ色の保護色で、マムシの存在に気付かず 踏む、触るなどで噛まれる事故が多い。

毒を持ってるのに擬態するとは卑怯ですね。基本的にはおとなしいので、臆病な性格の現れかもしれません。

毒 の主成分は出血毒で、ハブ毒よりも強い。受 傷直後に灼熱感があり、20-30経過後に腫脹が発現し、次第に中枢側に進展する。腫脹が高度になると、皮膚の色は暗赤色になり、水疱形成を見る。更に腫
脹が進行すると末梢動脈は触れなくなり、知覚障害もでる。放置すれば壊死に陥る。

ハブと同じく出血毒。

第1位 ヤマカガシ

毒牙は上顎の奥歯にあり、0.2センチメートル以下と短い。毒線(デュベルノワ腺)を圧迫する筋肉がないため、一瞬噛まれただけでは毒が注入されないこともある。

堂々の第一位を飾ったのはヤマカガシでした。子供の頃よく見た蛇で、最近までは毒蛇だと知りませんでした。実際1972年に中学生が噛まれて死亡するまで毒蛇として認識されていなかったほど。その理由は毒牙が奥歯にあり、さらに小さいことがあげられます。

ヤマカガシの毒は出血毒ですが、クサリヘビ科のマムシやハブなどの出血毒とは少し違っていて、プロトロンビンの活性化(血液凝固作用)が主な作用です。血管内に微小な凝固を発生させることで凝固因子を消費させ、逆に血液を止まらなくしてしまいます。
その作用は強力で、時にはフィブリノーゲンがほとんどゼロまで減少します。フィブリノーゲンは、血小板と同様に、出血の際の止血機構の一役を担っています。この成分が減少することで出血が止まらなくなるのです。

これまた出血毒ですが、ヤマカガシは自分で毒を生成せず捕食したヒキガエルの毒を貯めて再利用しているらしいです。

感想

総合的な危険度とは真逆の結果となりました。一番大人しいヤマカガシの毒性が強く、一番攻撃的なハブの毒の方が弱いんですね。

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