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日本語の罠? 気づかずに使ってしまいがちな『重言』

日本語の言葉の罠『重言』。知らずに使っていると、“後で後悔”するかも?

更新日: 2016年01月15日

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重言とは

「頭痛が痛い」「馬から落馬する」といったように、意味が重複してしまっている言葉を重言(じゅうげん)といいます。

「頭痛が痛い」「違和感を感じる」など、”重言”と呼ばれる日本語の誤用が近年増えつつある

会話で使うとあまり気づきませんが書くと読み返すときに「あれ?」と思うことがあります。

表意文字である漢字を織り交ぜて用いる日本語においては、重言は宿命ともいわれています。

「浄瑠璃『鑓の権三重帷子』(近松門左衛門作、1717年初演)で重言という言葉が使われている。この作品に何度か出てくる「馬から落ちて落馬」というフレーズは有名で、典型的な重言の例として頻繁に言及される。

「射程距離(しゃていきょり)に入る」「被害をこうむる」などは重言であるが、世間でかなり広く使われており、国語辞典の中にもこれを用例として掲げるものがある。

「射程距離」は「射程」自体が“玉の届く距離”という意味なので重言、「被害を被る」も明らかな重言ですが、すでに定着してしまっている感も…。

似たような例に、「後で後悔する」とか「犯罪を犯す」とか「被害を被る(受ける)」とか、いろいろあります。

▽ 代表的な重言

知らず知らずのうちに、使ってしまいがちな重言を集めました。

「えんどう豆」

一般に「えんどうまめ」と言いますが、漢字で書けば「豌豆豆」なので重言になります。

漢字で書けば、なるほど〜。

「過半数を超える」

テレビを見ている方からの指摘です。
「過半数を超える」という表現です。選挙の時に、ある党派の当選者が議席の半数を超えるかどうかが注目されているときに、放送ではよく使われます。

「元旦の朝」

元旦とは1月1日の夜明けもしくは日の出を指す事から、「元旦の朝」という表記には誤りがあります。

それを言うなら「元日の朝」です。

「筋肉痛が痛い」

「頭痛が痛い」はヘンだって分かってるけど…。

筋肉痛は筋肉に痛みがある症状を示しているので、
「筋肉痛が痛い」は間違い
「筋肉痛で痛い」なら正解
同様に「頭痛で痛い」なら正解

疾病名、あるいは症状名として「筋肉痛」や「頭痛」を扱うのであればよし、とする意見も。

「後遺症が残る」

後遺症は後に残った症状なので、「残る」が二重になります。

「後遺症が出る」が正しい表現。

「故障中」

「故障中」はいたるところで見かけますが、故障だけで既に状態を表しているので中は不要なんです。

「雪辱を晴らす」

「断トツ一位」

断トツはそれ自体がトップの意を含んでいる。しかし、断トツ1位、断トツで速い、断トツの人気といったように、断然(「とびぬけて」の意)と同意に使われることも多い。

「とりあえず応急処置」

「とりあえず応急処置をする」 → 「とりあえず処置を施す」

「応急」がすでに“とりあえず”の意味ですね。

「日本に来日する」

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