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『沖縄振興予算』とは 沖縄振興一括交付金についても --知ってるようで知らない用語

「米軍基地に反対するなら『沖縄振興予算』を返還せよ。」は、憲法違反!?『沖縄振興予算』の内容について理解しておきましょう。

更新日: 2016年03月18日

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2013年末に普天間基地の辺野古移設に反対していた仲井真弘多前知事が政府との協議会に出席するため上京して突如、都内の病院に入院。退院したら辺野古移設賛成に変わっていたというイリュージョン。このときに「これはいい正月になるな」と仲井真前知事に言わしめたのが、『沖縄振興予算』の増額でした。

 2014年、沖縄県知事が辺野古移設に反対する翁長氏に変わると、政府は『沖縄振興予算』を減額するとニュースになりました。

 では、この『沖縄振興予算』(沖縄振興費)とはどのようなものなのか、あなたは理解していますか。

 早速調べてみようと、Google検索で『沖縄振興予算』を検索すると最初に出てくるのが、首相官邸のホームページです。

何千億円という数字が踊っていて、否応なしに『特別な補助金』というイメージを感じます。
 安倍晋三首相が「沖縄は優遇されている」と国会などで繰り返し発言していることと相まって、「沖縄県は、他の都道府県の補助金とは別枠に、『特別な補助金』が交付されている。それは、米軍基地負担の見返りである。」という理解(後述の通り、誤解)が広まっています。
 識者と呼ばれる人のなかにも、池田信夫氏をはじめ、この理解(誤解)を前提として、「米軍基地に反対するなら『沖縄振興予算』を返還せよ、辞退せよ。」などの意見が見られます。


 次にGoogle検索にでてくるのは、沖縄県庁の「沖縄振興予算の推移」

そして、沖縄県庁の「(よくある質問)沖縄振興予算について」

沖縄県庁は、「特別に優遇されていません」と主張しますが、『沖縄振興予算』の内容内訳は、首相官邸ほどではないにしても、なんとなくあいまいにしている印象を受けます。

 さらにGoogle検索で続くのは、「沖縄は優遇されている」、「いや、優遇されていない」という話。そして、「『沖縄振興予算』は、米軍基地を負担していることの見返りだ」という主張です。

 肝心の『沖縄振興予算』とはどのようなものなのかは、さっぱり明らかになりません。
 池田信夫氏をはじめとした主張(ブログ)の数々も『沖縄振興予算』の内容を分かった上で言っているのか疑わしいものです。

やっとしっかり解説されたものを見つけました。

しばらく検索してやっとしっかり解説されたものを見つけました。
タイトルもそのものズバリ「「沖縄振興予算(沖縄振興費)」とは」です。

他県でいうところの国庫支出金と国の直轄事業費の合算を「沖縄振興予算」と名づけているだけです。

 他の都道府県の受け取っている補助金とは別枠として、「沖縄振興予算(沖縄振興費)」が上乗せして補助されているわけではありません。

補助金を政府の意向に従わせるための道具として利用することは、「地方自治の本旨」に反するものであり、憲法違反となります。

などなど、ともかくもこのサイトを読めば、
「沖縄振興予算(沖縄振興費)」の内容内訳が、どんなものであるかは
ハッキリと分かりますね。

たくさん検索してもあいまいな解説が多くて苦労しましたが、
『沖縄振興予算』(沖縄振興費)が、ようやくスッキリと理解できました。

「沖縄振興一括交付金」についても、誤解している人が多いと思いますが、しっかりと説明されていました。

最近、改定されて、さらに分かりやすくなってました。

ただ、ちょっと沖縄寄りの編集かな。
やはり『沖縄振興予算』は、優遇されてますよ。画像の新しい那覇市役所の威容を見たら、こりゃ無駄使いだなぁという印象をぬぐえません。

  (もっとスッキリするには、国庫支出金と地方交付税交付金も理解したいところですね。まとめ予定ですのでしばらくお待ちください)

これが30万都市の市役所ですよ。

さらに、『沖縄振興特別措置法』(沖振法)についても理解しておきましょう。

 「沖縄振興予算(沖縄振興費)」についても、先ほど紹介したサイトと同様の解説がなされています。

こうして理解が進むと、「沖縄県には、他の都道府県の補助金とは別枠で、『特別な補助金』が交付されている」というのは、誤解であることも明白となりました。
 「『沖縄振興予算』は、米軍基地を負担していることの見返りだ」というのも誤り。
 しかも、池田信夫氏らの「米軍基地に反対するなら『沖縄振興予算』を返還せよ。」などの意見は、憲法違反の主張かもしれない!?

 新聞に書かれた言葉をしっかり理解しないと、とんでもない主張にだまされそうです。

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