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じわじわ迫る危機に気付いてる?『茹でガエル』の教訓が身にしみる

ぬるま湯に浸かったカエルは、徐々にお湯の温度を上げてもその危機に気づかず、最後には茹で上がって死んでしまうという「茹でガエル」の教訓。手遅れになる前に…。

更新日: 2016年01月18日

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茹でガエル現象とは

『2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する』

語り手によってバリエーションはあるが、大筋としては、「カエルは60度のお湯に入ると死んでしまうが、水のうちからカエルを入れておき、じわじわ熱していった場合は、その温度変化に気付かず茹で上がってしまう」というもの。

ビジネス環境の変化に対応する事の重要性、困難性を指摘するために用いられる警句のひとつ。

ビジネスなどの場でずっとぬるま湯の中に浸っているといつの間にか致命的な状態に陥ってしまう、という比喩的な話です。

徐々に変化している環境を短いタームで捉えていると、変化がないように思ってしまうわけです。気が付けば、手遅れの状態になる例ですね。

「いつの間にこんなことに!」とか、「どうしてもっと早く気付かなかった!」とか、ビジネスのシーンでよく起こります。問題が大きくなってからでは、時間も人も費用も、相当掛かります。

思い当たる節はない? 茹でガエルの具体例

およそ人間は環境適応能力を持つがゆえに、暫時的な変化は万一それが致命的なものであっても、受け入れてしまう傾向が見られる。例えば業績悪化が危機的レベルに迫りつつあるにもかかわらず、低すぎる営業目標達成を祝す経営幹部や、敗色濃厚にもかかわらず、なお好戦的な軍上層部など。

些細な苦難がちょっとずつやって来る程度だと、人はつい耐えてしまいます。そしてそれを何回か繰り返しているうちに、いつの間にか茹で上がってしまうのです。

組織とは、ある目的を達成するための集団ですから、その考え方や価値観は必ず世の中の平均的な考え方や価値観からずれています。ある組織に属した時、具体的には、クラブに入った時、アルバイトを始めた時、研究室に配属された時、入社した時、新しい学会に入会した時、「あれ、ここではこんな考え方をするのか」と疑問を感じたことはありませんか?その疑問は今も感じていますか? そして、その疑問は、現在では疑問ではなくなり、「当たり前」になっていませんか?

つい放置してしまいがちな、日々感じるちょっとした疑問…。それ、茹でガエルの危険信号です。

最近、企業、大学、官公庁での不祥事が度々報道されていますが、当事者のコメントの中には、常識を欠いているものが少なくありません。これは、当の本人たちは、彼らの組織の中でゆであがっているため、それが当然であり、世の中でも常識であると錯覚してしまっているからなのです。

忙しい、忙しいと仕事ばかりに振りまわされて、休むことを知らない人。
家族のことも自分のことも置き去りにして、大切なことに気づかず、出会うこともなく、一生を空しく終わってしまう人。そんな姿と重なります。

実質賃金の下落は反応しにくい。 まさにゆでガエル。

野菜ジュースが前と同じ値段で売っていると思い、手にとってみると、、スマートPETという名で中身が少なくなっていた。スマートJAPANも同じようなものなのだろう。 こうしてみんな茹でガエルとして死んでゆくのかな。。

思考停止した瞬間にゆっくり下落していく。 飛行機と同じでエンジン停止たらゆっくり落ちていく。 降下に気付いた時には、手遅れ。いわゆる茹でガエル。

「茹でガエル」にならないために

ゆでガエルにならないためには、客観的ものさし(ゆでガエルの例で言えば温度計など)を持つことが一番確実です。

「茹でガエル」は、温度計があれば自分が茹でられていることに気がついたかもしれない。

では、カエルに逃げるチャンスがあったでしょうか。能力的にはもちろんあります。飛び出すカエルを制限するモノもありません。つまり、いつでもカエルは逃げるチャンスがあったということです。ただ、逃げるという決定を下さなかったということです。

もしかしたら、カエルは生命の危険に気づいていたかも知れません。
しかし、逃げるという判断を下さなかったがために、結果死に至ってしまいます。

つまり、兆候を見つけ出す能力が必要だというコトです。「あれっ」とか「おやっ」とか感じるかどうかです。日常多くの業務をこなす中で、いかに気が付くことができるか、できるだけコトが大きくならない間に見つけることができるか、なのです。

ゆえに、小さなサインにこそ注目するべきなのです。それに従い、新たな行動を起こすことが、正解なのであります。

皆さんはゆであがってしまう前に火を消すか鍋から出ることができますか?

茹でガエルにならないためには、火を消す(=組織をカエル)、鍋から出る(=組織から抜け出す)しかありません。

みんなの声

人はどんなに酷いことでも、日常的になれば次第に慣れて感覚が麻痺していく。そして、それが当たり前のことになる。これを茹でガエルっていうんだよね?

消費税、100%を越えたあたりでようやくおかしさに気付く人がマジョリティーになるんじゃないか。そこまで茹でガエル。

経営でよく出てくる茹でガエル理論をすごく実感してる。少しずつおかしな方向に進んでいってしまうのはなかなか知覚できない。

日本人は「ゆでガエル」である。 「景気が悪い」 「このままではマズイ」と言いながら、行動出来ない日本の企業もまた「ゆでガエル」である。 このまま大丈夫だ。まだ大丈夫だ。 こう思う人は必ず負ける。 現状に満足するな。 変化を恐れるな。 リスクをとって活路を見いだそう。

大企業の社員はやっぱレベル高いわ。ロジカルシンキングがきちんと活用できてるもん。ロジックが作れてるし、検証もしてるし、仮説も行動も伴ってるし。願わくば、「茹で蛙」にはなりたくないもんだね。

慣れ親しんだ環境を変えることは、未知の世界へ飛び込むこと。ましてや自らの選択になると大半の人は面倒で変わろうとしない。でも自ら何か変えていかないと。泥舟やら椅子取りゲームやら、ゆでガエルになるやら、身動きとれなくなる前にね。

1億総茹でガエル社会、ボイルされる前に脱出しよう。

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