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波乱多し!3歳重賞京成杯 レース情報

クラシック候補を占うというよりも、現時点での完成度や出走数が多いなど馬主の意向による?早期資金回収を目的としているような馬が強い。レースは波乱が多く、よって1番人気はアテにならず、人気を集めそうな前評判のある素質馬の信頼度は低い傾向です。

更新日: 2018年01月14日

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egawomsieteさん

■過去10年の傾向から

☆人気 1番人気は【3・3・1・3】。2番人気も3勝と上位人気は信頼できる。ただ、5〜12番人気の伏兵も9連対しており、ヒモ荒れに注意だ。

 ☆キャリア 1戦馬は連対0。5戦以上も1連対のみ。2戦馬2勝、3戦馬5勝、4戦馬3勝。

 ☆実績 連対16頭、3着内22頭が芝9、10Fで重賞5着以内、オープン特別3着以内、500万勝ちのいずれかをクリアしていた。

 結論 ◎ジェネラーレウーノ ○ダブルシャープ ▲コズミックフォース

■未完の大器ウーノ主役

皐月賞と同舞台で行われる「第58回京成杯」(14日、中山)で主役を張るのが、2連勝中のジェネラーレウーノ。周囲はクラシック候補生として熱視線を送るが、矢野師は意外なほどに慎重だ。「人気になるんですか?気が重いなあ。課題がまだまだ山積みなので」

 未勝利Vの後の前走・葉牡丹賞。今回と同じ中山芝10Fでハナを切ると、後続の追随を鼻差しのぎ切った。それでも師は「集中して走れていない。これがレースだと分かっていないみたい。フワッとしちゃう」と辛口ジャッジ。普段はうるさい面を見せるが、本番はどこか気が抜けた内容。精神的な幼さはまだ抜け切っていないようだ。

だが、前走は2秒も時計を詰めた。2着馬(シャルドネゴールド)はすぐに500万を勝っており、レースレベルも低くない。「心臓はメッチャ強いし、スタミナもスピードもある。全てがかみ合えば素晴らしい走りができると思うんですけどね」と師。この中間はチークピーシーズを着用し、集中力を増す試みを続けてきた。「調教ではビュッと切れる走りができるのでこれが本番でできれば」。能力だけで走ってきた未完の大器。春の栄冠へ、メンタル面の成長を示したい戦いとなる。

■18年出走馬情報

ジェネラーレウーノ(牡3、美浦・矢野英一厩舎)は新馬戦こそ3着に終わったが、続く未勝利戦、葉牡丹賞と2連勝を飾っている。勝った2戦はいずれも逃げ切りで、今回もスンナリと行けるようならチャンスは十分だろう。3連勝で重賞Vなるか。

ダブルシャープ(牡3、栗東・渡辺薫彦厩舎)は北海道所属でデビューし、クローバー賞で1着、札幌2歳Sで3着と好走。強豪が揃ったサウジアラビアRCは6着、中央移籍初戦の朝日杯FSは9着に終わったが、今回のメンバーなら力上位と言っていいだろう。2016年3月開業の渡辺薫彦厩舎、重賞初勝利なるか。

 その他、絶好調の戸崎圭太騎手とコンビを組むコズミックフォース(牡3、美浦・国枝栄厩舎)、新馬戦を圧勝したデルタバローズ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)、アイビーS勝ちの実績があるコスモイグナーツ(牡3、美浦・高橋祥泰厩舎)、ホープフルSで7着のマイハートビート(牡3、栗東・高橋義忠厩舎)なども重賞初制覇を狙う。発走は15時35分。

■連勝中ジェネラーレが主役!バローズには“大物感”

今週の中山は3歳重賞「第58回京成杯」がメイン。注目は未勝利→葉牡丹賞と逃げ切り2連勝のジェネラーレウーノ。特に大幅に時計を短縮し、2分1秒4の好時計で制した葉牡丹賞は光る。新馬V直後ながら、(外)デルタバローズには大物感。重賞を転戦してきたダブルシャープ、前で粘り強いコスモイグナーツ、好時計で未勝利戦Vのエイムアンドエンドも好素材で、約3カ月後の皐月賞を見据える熱い戦いになりそうだ。

■1番人気コマノインパルス 直線伸ばして重賞初制覇

中団付近からの競馬となったコマノインパルスは、徐々に位置を上げて好位置で最後の直線に進入。直線半ばで先頭に躍り出ると、ガンサリュート、マイネルスフェーンなどの猛追を振り切って1着でゴールした。

 首差の2着がガンサリュート、そこから1/2馬身差の3着がマイネルスフェーンだった。

 コマノインパルスは初の重賞制覇。通算戦績は3戦2勝。

■過去10年の傾向から

☆人気 1番人気は【2・4・1・3】。2番人気が最多3勝。

 ☆前走 ホープフルS組が3勝。また勝ち馬6頭までが前走を勝っていたが、新馬Vからの連勝はない。

 ☆種牡馬 ハービンジャー産駒が連勝中。

 ☆性別 牝馬は【0・0・0・8】と苦戦。

 結論 ◎ベストリゾート ○アダマンティン ▲マイネルスフェーン

■穴馬データ

現在1番人気が6連敗と難解なレース。暮れのホープフルステークスが重賞となった影響で今後は傾向も変わってくるだろうが、まずは過去10年の傾向から今年の穴馬を探し出したい。過去10年で6番人気以下で3着以内に好走した馬の傾向は以下の通りだ。

騎手は関東所属か外人騎手のみ

・調教師は関東所属が優勢

・性別は牡馬のみ

・馬体重は446-548kgと軽量馬は軽視

・前走人気は2~7番人気

・前走着順は1~6着馬

・前走レースはG1・G2レースに出走していない馬

・前走距離は1800~2000m出走組

・3走以内に勝利、最低でも2着以内の実績が必要

・重賞で3着以内の好走実績が無い馬

サーベラージュ
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すべての条件に合致する穴馬候補。中山の2000mで内枠もプラスだ。


アダマンティン
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こちらもすべての条件に合致する注目の穴馬候補。中山2000mを2度経験している強みも大きい。

■強敵避け必勝だ!?好走見込めるコマノインパルス

コマノインパルスは前走・葉牡丹賞(2着)でレイデオロと1馬身半差。その後はホープフルSにも登録したが、レイデオロとの再戦を見送ってここに回った。

 菊川師は「ホープフルSはレイデオロがいたので…。でも、あの馬が次も強い競馬をして勇気づけられた。どこからでも競馬ができる」と好走を見込んでいた。

■距離延長はプラス!中山に吹き荒れる新春のイブキ

厩舎に2週連続のタイトルを届けるか――。今週の中山メインはクラシックを目指す若駒がそろった「第57回京成杯」。先週のフェアリーSをライジングリーズンで制した開業4年目の奥村武厩舎は、ルーラーシップ産駒のイブキを送り込む。昨年の新潟2歳S3着以来となるが仕上がりは上々。父に重賞初制覇を届け、春の大舞台に名乗りを上げる

大きく飛躍する一年となりそうだ。美浦の開業4年目、奥村武厩舎は8日のフェアリーSをライジングリーズンで制して重賞初制覇。それだけじゃない。同じ日の新馬戦をヴォルタが快勝。7日の寒竹賞ではホウオウパフュームが圧巻の大外一気を決めており、早くも3歳馬が3勝。現時点では“参考記録”のようなものだが、全国リーディングトップに立っている。そして今週の京成杯にはイブキがスタンバイ。昨夏以来の実戦となるが、指揮官は手応えを隠さない。

 「前走後は骨膜炎などがあって休養へ。無理をさせずにやってきたことで、(骨膜は)すっかり奇麗になりました。夏場はやればシュッとしていたけど、今は体重も10キロぐらい増えています。ここでも期待は大きいですよ」

既に重賞級の力は示している。前走の新潟2歳Sは好位で力んだ影響もあったか、最後の追い比べで切れ味自慢のヴゼットジョリー、オーバースペックに差されはしたが、しぶとく踏ん張って0秒2差の3着。指揮官は「平たんで軽い芝の切れ味勝負が向かないことは分かっていた。(3着なら)能力は見せてくれました」と回顧。力負けでないことを示唆する。

 その点、今回は直線に急坂が待ち構える中山2000メートルが舞台。ルーラーシップ産駒らしいフットワークの大きなタイプとあって、距離延長もプラスに働く。

 「距離はあった方がいいタイプだし、今の馬場も良さそう。いい意味での緩さを残しているけど、それがないことには今後の成長もないですからね」

 明け3歳だけに未完成だが、逆に言えば伸びしろは十分にある。先週のライジングリーズンに続いて混戦を制するようなら、春の大舞台がハッキリと見えてくる。

■レース展望

先週のフェアリーS、シンザン記念に続いて、今週も注目の明け3歳馬による重賞が行われる。日曜中山メインの京成杯(15日、GIII、芝2000メートル)だ。2010年の勝ち馬エイシンフラッシュがダービー馬に輝いたほか、サンツェッペリン、アルナスライン、ナカヤマフェスタ、フェイムゲームなど、ここで上位争いに加わった馬たちがのちのGI戦線をにぎわしてきた。今年の出走馬も素質豊かな馬がそろい、目が離せない一戦となる。

実績で最上位なのは暮れのホープフルSで2着に好走したマイネルスフェーン(美浦・手塚貴久厩舎、牡)だ。未勝利を勝つまでに6戦を要したが、新馬戦の5着以外はすべて馬券圏内に踏みとどまり、昇級していきなりの重賞でもしぶといところを見せた。小柄でも使い減りせずタフな面があるのは父ステイゴールド譲り。豊富なキャリア(7戦)を武器に、ここも安定した走りを見せそうだ。

 新馬戦を制したあと、葉牡丹賞ではのちにホープフルSを勝つレイデオロの2着に食い下がったコマノインパルス(美浦・菊川正達厩舎、牡)も素質を感じさせる。初戦は好位からしぶとく伸びる競馬だったが、前走は控えて末脚を生かす形での好走。自在性のある脚質は頼もしい。3代母はエリザベス女王杯を勝ったリンデンリリーで、成長力も見込める。

ホープフルSで4着だったベストリゾート(美浦・木村哲也厩舎、牡)は、スタートが課題。スムーズに出た新馬戦は好位からの競馬で2着だったが、続く未勝利戦は出遅れを克服してのVで、前走もスタートで後手に回ったことが響いての0秒5差4着だった。父はハービンジャーで、初年度産駒ベルーフ、2年目の産駒プロフェットがこのレースを連覇。発馬さえ五分に決めれば、3世代目のこの馬がさらに父の連勝記録を伸ばすかもしれない。同じ父を持つサンティール(美浦・鹿戸雄一厩舎、牝)も未勝利勝ちの内容は上々で、注意を払っておきたい一頭だ。

 新潟2歳S3着以来となるイブキ(美浦・奥村武厩舎、牡)は、先週のフェアリーSをライジングリーズンで制して重賞初Vを飾った厩舎の勢いがある。1週前追い切りは新コンビの柴田善臣騎手を背にして、目を引く動きを披露。新種牡馬ルーラーシップの産駒としても、初の重賞Vがかかっている。

葉牡丹賞3着のアサギリジョー(美浦・相沢郁厩舎、牡)は新馬戦こそ2着に敗れたものの、2戦目の未勝利戦では前出のマイネルスフェーンを破ってV。ゲートの出が不安定で、まだ粗削りな面を残しているものの、能力の高さは示している。1週前追い切りでも好タイムをマークしており、冬場でも好調をキープしているのは明らかだ。

 ここ8年連続で連対している関西馬にも期待がかかる。ガンサリュート(栗東・安田隆行厩舎、牡)は夏場に太め残りでデビューしたが、使うごとに体が絞れて決め手に磨きがかかり、4戦目でようやく未勝利を脱出。その後、ひと息入れてここで復帰する。目立つ時計は出ていないが、乗り込みは入念だ。

ディープインパクト産駒では唯一の登録となったポポカテペトル(栗東・友道康夫厩舎、牡)だが、新馬Vの後に臨んだ前走の500万下が案外な結果。内回りのスローで瞬発力勝負になり、持ち味を出せなかった。昨年のフジテレビ賞スプリングSを制したマウントロブソンの全弟だけに、舞台適性は見込める。巻き返しがあっても不思議はない。

 11月の東京で新馬勝ちした後、ひと息入っているサーベラージュ(美浦・堀宣行厩舎、牡)は、次週の自己条件との両にらみ。初戦は力の要る稍重馬場で3馬身半差の楽勝だったことから、馬場が渋れば浮上してきそうだ。

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