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天空の城ラピュタに出てくる兵器・武器とその元ネタ

ムスカの銃にパズーやドーラの銃、ロボット兵、ゴリアテ。名作天空の城ラピュタには様々な兵器・武器が出てきます。それらを元ネタも含めて調べてみました。

更新日: 2016年01月31日

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memoto114さん

ドーラ一家の銃

まずは空中海賊ドーラ一家が使っている銃です。
通常の銃よりも口径が大きく、催涙弾や榴弾を発射していたのでグレネードランチャーなのでしょう。

銃が途中で折れてそこから弾を装填する中折式のようです。
パズーが使った際はムスカに「大砲」と笑われていましたね。

現実で近い銃といえばこのワルサーカンプピストルでしょうか。
元々は信号弾を発射するための銃でしたが、戦場で兵士が信号弾以外の弾を込めてグレネードランチャーとして使っていたため、正式に榴弾を発射できるように改造されたものです。

こちらのH&K HK69も似ていますね。
戦後、当時の西ドイツで開発された口径40mmのグレネードランチャーです。
この大きさの榴弾となると映像のようにストックを使って反動を肩で受けるのですが、ドーラ一家やパズーはそんな野暮ったいことはせず手だけで制御しています。
主人公勢はやはり規格外ですね。

ムスカの銃

ムスカの銃と書きましたが、この銃はムスカだけでなく軍隊の士官、モウロ将軍なども使用しています。
どうやらあの国の軍隊で制式採用されている拳銃のようですね。
レンコンのような弾倉を持つ回転式拳銃、いわゆるリボルバーと呼ばれる拳銃です。

六角形の銃身などからエンフィールド・リボルバーNo.2 Mk.Iが一番近いように思います。
この銃はイギリスで開発され、第2次世界大戦でイギリス軍によって広く使用されました。

こちらもイギリスで開発されたウェブリー社製のリボルバーです。
ただ、銃自体の形は似ていますがシリンダーの形状が違うのでこちらは違うかと思います。

シータの耳を狙う時は引き金を引いてシングルアクションで撃とうとしていましたね。

兵士の銃

ボルトアクション式の小銃です。
現在一般的な自動小銃とは違い、一発づつ銃弾を装填、排出するタイプの銃です。

服装やヘルメットは第一次世界大戦時のドイツ帝国陸軍のものに似ていますね。
特にヘルメットは頭立(とんがりの部分)があり、ドイツを中心に使われていたピッケルハウベそのものです。

銃の先端のハンドガードが独特の形をしていることからリー・エンフィールドが元になっていると推測されます。
この小銃も拳銃と同じくイギリス製でイギリス軍によってながーく使われた銃です。
しかし、映画の小銃には弾倉が見当たらないため、あくまでも元ネタの一つかと。

ゴリアテ

作中でもインパクトのあった飛行戦艦ゴリアテ。正しくは飛行船艦だとか。
無数の砲や機関銃を備え、装甲が施されているように見えます。
現実にはこのような重装備の飛行船は実用化されていません。重くて飛べないですからね。
まさにロマンです。

第一次世界大戦の頃まで各国の軍隊で飛行船が使われていました。
さすがにゴリアテのよう重装備ではありませんでしたが、敵国への爆撃などに使用されていました。ドイツ軍によるロンドン爆撃が有名ですね。
しかし、巨大で浮力に燃えやすい水素を使っていたため、飛行機に簡単に撃ち落とされてしまうため徐々に廃れていきました。

出典i2.wp.com

それでも第2次世界大戦を過ぎる頃まで飛行船は主に哨戒用として使われ続けます。
画像のK級軟式飛行船は海の上に浮かび、潜水艦などが現れないか見張っていました。
浮上した潜水艦を攻撃するために爆雷も装備しています。

変わったところでは飛行船に飛行機を搭載して、空中で発進、回収という実験が各国で行われました。俗にいう空中空母のようなものですね。
画像のイギリス軍の飛行船では底の部分に一機の複葉機をぶら下げています。
実はラピュタでもゴリアテがロケット艇を三機ほどぶら下げていました。
なお、こうした空中空母は飛行機を回収するのが難しく、実験より先に進むことができませんでした。

フラップター(オーニソプター)

鳥や虫のように羽を動かして飛ぶ飛行機(オーニソプター)です。
なんでもドーラの亡き夫の発明品だとか。
現実にはこの方式の飛行は相当難しいそうです。

無人のものは既に実用化されているものの、人を乗せて自由に空を飛び回るのはまだ先のようです。
作中でパズーが持っていましたね。

ジェットエンジンの力を借りてようやく浮かんでいます。

作中でのフラップターは人を運んだり、支援を行ったりと、現実の小型ヘリコプターのような働きをしていましたね。
画像はアメリカ軍のMH-6です。

要塞

ラピュタに出てきた要塞は正しくはティディス要塞と呼ぶそうです。
元々お城だったものを近代的な要塞として改装したとか。
この地方最大の拠点で難攻不落だったそうですが、たった一体のロボット兵にボコボコにされてしまいましたね。

要塞はある場所を守るために作られた防御力と攻撃力を兼ね備えた施設です。
かつては重要視されていましたが、大砲や航空機などが発達するにつれて落とされやすくなり、今ではほとんど姿を消してしまいました。
画像はマジノ線の要塞です。

要塞はこのような砲塔がたくさんあり、攻めてくる敵に反撃します。

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