1. まとめトップ

つらい痰の出し方、痰を止める方法まとめ

「冬場は痰がからまって苦しい!」そんな時すぐにできる痰の出し方、切り方と、日々のケアの方法についてまとめてみました。

更新日: 2017年07月26日

59 お気に入り 1201640 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

moshi88さん

つらい痰の出し方、痰を溜まらなくする方法まとめ

「痰がからまって苦しい!」

そんな時すぐにできる痰の出し方、切り方と、日々のケアの方法についてまとめてみました!

▼痰を切る方法

痰はネバネバ感が弱くなることで、喉から出やすくなります。
約200ccのぬるま湯で、薄い食塩水を作り、飲んでみましょう。
普通にお水を飲むよりも、こちらの方が効果が見込めます。
同様にうがいで口を潤したり、部屋の湿度を高めにすることでも、緩和されます。

加湿器を置いたり部屋に濡れたタオルをつるしても効果があります。
また、マスクをしていると吐息の中に含まれる湿気が鼻の周辺にたまりますから、加湿の効果が期待できるでしょう。
なお、風邪をひいている場合は長い間乾燥している場所に行くと咳(せき)がひどくなります。
ホテルや旅館など宿泊施設は空気が乾燥しやすくなっていますから、ぬれタオルなどを部屋に干しておくとよいでしょう。
また、移動中はアメをなめたりガムをかんだりすると喉を乾燥から守れます。

全力疾走した後の、「はぁはぁ、ぜぇぜぇ」というあの呼吸です。
喉に絡まった痰を意識しながら、少し早いテンポで呼吸すると痰が出やすくなります。

あおむけになって深呼吸する方法も有効です。
あおむけになって深呼吸をした後、息を3回吐きだしてから咳をしましょう。
そうすると、絡んでいた痰がきれいに取れます。
深呼吸をすると気道が膨らんで痰が外れやすくなるのです。

また、寝ながら痰を出すにはこのような方法もあります。
図はクリックまたはタップすると拡大できます。

1、横向きに寝て、手を脇の下のところに置く。
2、深呼吸を行う。鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり息を吐く。
3、2の姿勢で休み、痰が上がってくるのを待つ。
4、大きく息を吸い、勢いよく口から息を吐く。
5、大きく息を吸い、咳をする。

排痰や咳は疲れやすい行為です。上記の排痰方法を行うのは1日2~3回、1回につき20分までにしておきましょう。

(独立行政法人環境再生保全機構 ぜん息などの情報館を参照し、いしゃまち編集部が作成した画像を転載、引用)

【去痰薬】
「気道を潤すタイプ」と「痰をやわらかくするタイプ」があります。
病院処方の物の方がベターです。
市販の去痰薬を選ぶ際は、かぜ薬よりは「痰や咳」に効果を絞った薬の方が良いでしょう。
ちなみに病院で処方されることの多い「ムコダイン」と同じカルボシステインという成分は、浅田飴「去痰CB錠」、佐藤製薬「ストナ去たんカプセル」、エスエス製薬「新フステノン」などにも含まれています。

【漢方薬】
「粉タイプ」とより効果を見込める「煎じ薬タイプ」があります。
病院や漢方薬局で処方されます。煎じ薬タイプを試すのが確実ですが、保険適応にならない場合があるので、手軽に試せる粉タイプでも良いでしょう。

▼痰を軽減するために日常生活で注意すること

気道が乾燥すると、痰が出しにくくなります。
お茶を飲むなど、水分を補給して気道を湿らせるようにします。
市販の吸入器を利用して、水分を気道に行き渡らせるのも効果的です。冬は空気が乾燥しますので、部屋に加湿器を置くのもよいでしょう。

痰は、たばこの煙に含まれる有害物質や汚れた空気が刺激となって、過剰につくられます。
喫煙習慣のある人は、禁煙しましょう。
汚れた空気の中で働いている場合は、マスクをきちんとつけて、なるべく呼吸器への刺激を少なくするようにします。

味の濃いものや、辛いものなどの刺激物は、痰を増やすといわれていますので、なるべく避けるようにしてください。

▼上手な咳をする方法

痰を伴う咳は、咳止め薬などで無理に止めずに、上手に咳をして、痰を出すことが重要です。

咳は1回で、約2kcalのエネルギーを消費するといわれます。
特に大きな音を響かせるような咳を何回もすると、体力を消耗するだけで、なかなか痰を出すことができません。
また、夜中に何十回も咳が出ると、体力を消耗するうえに、熟睡できません。
骨がもろくなっているお年寄りの場合は、強い咳をすると、肋骨を折る危険性もあります。
効率のよい上手な咳で、過剰な痰を早めに出すようにしましょう。
頭を少し下げ、ややうつむいた姿勢で、”ゴホッゴホッ”という、内にこもるような咳を2回します。

痰を出すためには、下を向いて「ゴホッ、ゴホッ」とこもったような音をさせた咳を2回する。
痰が飛び散らないように、口元に手を添えるとよい。

その2回の咳の仕方は次の通りです。

【1回目】
気管支の壁に張りついた痰をはがすようなつもりで。
のどの所に、吐き出す息をため、一気に息を吐き出して、痰をはがす。

【2回目】
はがれた痰を、口のほうへ運び出すようなつもりで咳をする。

▼そもそもの、痰の原因

細菌やウィルスによる感染が起こると、「気道分泌物」が増加し、死んだ細菌やウィルスを含んだ粘り気の強い分泌物となります。これが「痰(たん)」となります。

空気の通り道である気道の粘膜は、細胞から出てくる「気道分泌物」が表面を覆っています。
通常は、この分泌物は、ごく少量で無意識のうちに飲み込まれています。

痰は気管支や肺から分泌され、気道に入り込んできた異物を取り除こうとする働きを持っているのです。

1 2