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木管奏者に朗報! 魔法の『ドリームリード』とは??

話題のドリームリードについてのアレコレを解説します!

更新日: 2016年06月17日

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この記事は私がまとめました

ren1979さん

ドリ-ムリード とは?

DR(ドリームリード)は、今までのリードの性能を大きく向上させた "革新的" なリードです。

クラリネット奏者の藤井一男さんが開発され、巷で話題になっています。

ドリームリード、本気で吹いたらハイベーのすぐ上のハーの音でクラっときた。クラだけにね!!宮村さんの頭蓋骨に響くというのも納得。鳴りの違いは明らか。しかし音作りやり直しやで。とりあえず黒箱で作ってもらえるのを待ちながら吹きまくるか。初日にしては吹いたけど全くヘタレなかった。

リードの持ち・音色が改善されたようです。 クラっと、...笑

倍音測定アプリで調べてみた。一枚目が生のケーンのリード、二枚目はドリームリード。チューニングのA音を比較。棒の長さは吹いた時間を反映してるだけ。後者の方が倍音が多いことが判る。もちろん個体差はあるけど両方本番用リード。 pic.twitter.com/uSRpY9TpAx

プロ奏者からのご意見です。科学的にもその性能が証明されました!

ぶっちゃけ、何がいいの?

ある化学処理を施すことによって、"リードの寿命" や "音色"、さらに" 吹き心地" まで改善されます。

何種類か処理方法の候補はありましたが、可能性の高いものを以下で解説します。

リードに化学処理??

その前にリードのことをもう少し詳しく見ていきましょう。

皆さんは、なぜ他にもリードに使えそうな素材があるのに"葦(ケーン)"を使うのか、疑問に思ったことはありませんか? 

この素材のメリットとしては...
 1) 他の素材と比べて加工しやすい
 2) 水を吸っても大きさが変化しづらい
 3) より大きな変形に耐えられる(曲げに強い)

そして、デメリットとして...
 1) ケーン自体のばらつきが大きい
 2) ある成分が溶け出すことで大きく劣化する


そこで、この問題点を解決するために "アセチル化" という特殊な化学処理を 葦(ケーン) に行うことでその性能を大きく向上させたのが、おそらく『 DR(ドリームリード) 』です。

アセチル化って何? むずかしそう...

一見むずかしそうに思えるかもしれませんが、仕組みは簡単です。

食酢(酢酸)をリード材と反応させ、水に弱い部分を、水に強い別のものに置き換える

たったこれだけなんです!

この処理によって、水や湿度などの変化に強くなることで、狂いづらくなり安定します。

※厳密にいうと異なりますので、気になる方は「アセチル化」で調べてみてね。

あなたは、大丈夫...?

さて、あなたは何故リードが劣化するのかご存知でしょうか。

その原因の一つは、葦(ケーン)の主成分である "ブドウ糖" が溶け出すことによって、構造が大きく変わってしまうからです。

ですから長時間水にリードをつけるのは、ダメなんです!

これからどうなるの?

この化学処理(アセチル化)をするためには、多大なコストがかかります。
日本では1986年に木材で事業化されましたが、撤退した企業も多かったようです。

もし特許が取得されれば使用料の発生などで、独占状態→さらなる価格の高騰へとつながる恐れもありますので、今後の動向が注目されます。

※2016年4月時点では、一枚3500円程度です。

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