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入学してからが大変!~法学部の勉強を乗り切るには~

弁護士・裁判官・検察官などの法曹になりたい人、公務員になりたい人などが法学部を目指すことでしょう。しかし、学問として法律を研究するという色合いが濃いため、一年生の時に目標が変わる人も少なくありません。少しでも、目標を持っている人がやる気を失わないようなヒントになればと思い、まとめてみました。

更新日: 2017年10月27日

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asukaitoさん

法学部についての反応

残ってるレポート3つに資格試験は来週だ。今週半ばから期末試験がある。法学部の闇闇闇闇。

【法学部】 法学科・国際ビジネス法学科・政治学科から成る。学部長は政治思想史がご専門の川崎修先生。専門科目の成績評価がどれもほぼ期末試験100%という、弱肉強食のサバンナ。そのハードぶりの割に就職率は振るわないらしい。

将来つぶしがきくと思って法学部に入ったら期末試験と単位につぶされた

法学部の成績評価が期末試験一発なのはアレだと思ってるけど履修者200人とかを他の方法で公平に成績評価するのも不可能に近いよな

※法学部に入ると2000ページも「期末試験範囲」になります!

法学部で単位を落とさないためには

法学部の試験は、基本的に論述式になっています。基礎的な用語について意味を問う場合、事例問題に対して判例や条文、法律の理論を用いて解答していく問題などが出題されます。しかも、多くの場合は出席点やレポートなどが加味されず、実力勝負という世界になっています。
ですので、高校までの社会科の試験のように、「用語だけ暗記したから高得点が取れた」ということは起こらず、講義内容を理解しているかどうかと、それを論理的に組み立てて説明できるかどうかという力が問われています。
単位を落とさないためには、講義内容を理解すること、試験で出題されうる内容を覚えることが大切です。

理解をするためには

法律の勉強は、語学の勉強に似ているとよく言われます。つまり、言葉の意味が理解できないといけないのです。大学教授は、学生が勉強してくることを前提に講義を進めていくので、高校や予備校のように、学校に行ってさえいれば先生が丁寧に説明してくれるとは限らないです。
そのため、いきなり大学教授が指定している教科書だけを読むのではなく、いくつかのツールを用意しておくと講義の内容を理解しやすくなります。

弁護士で、「伊藤塾」という司法試験や公務員試験などの試験対策の指導を行う予備校で指導をしている、伊藤真氏の著書の「試験対策講座」の略称です。
民法総則を始めとし、様々な科目があります。大学の教科書に比べれば文章表現が平易で、かつ、試験で問われるような論点もまとめられているので、法学部生で試験勉強に活用している人が多いです。

尾崎哲夫氏の著書です。持ち運びがしやすいので、講義に持っていくこともできます。

様々な出版社から出ています。収録語数が多いので、これを用意しておくと、普段の勉強で困りませんが、お金をあまりかけたくなければ、大学の図書館で借りると良いでしょう。

条文を確認するために必要になります。どう見てもポケットサイズではないという突っ込みを加えたくなりますが、講義の際に持っていかないと教授から怒られることもしばしば。
試験にも持ち込める場合が多いです。世間の人のイメージのように、六法を丸暗記する必要はありません。

判例やその解説が付いている六法です。試験には持ち込めませんが、普段の勉強の際にとても役立ちます。
ただ、とても重いので、持ち運びはお勧めしません(笑)

記憶のための情報収集のやり方

法学部で勉強をするにあたって、情報収集をせずに試験に挑むことほど無謀なことはありません。これを行っておいた方が、記憶しやすい状態に持っていくことができるからです。もちろん、実力があって、それに支えられた自信があるのならば問題はありませんが、そうでないのならば、情報収集をしっかりしておくことをお勧めします。
代表的な方法として、大学のサークルや友人から情報を得る、ネットから情報を得るという2点の方法が挙げられます。

①大学のサークルや友人から情報を得る

大学のサークルでは、試験問題をストックしているような団体がいる場合があり、入会をした場合に、それらを自由に使うことができるようになっているということが多いです。籍だけ置いて、試験問題をもらうということもできる場合があるので、新入生の勧誘時期などに上級生に聞いてみると良いでしょう。
また、友人から情報を得る場合、自分がまだ履修していない科目を友人が既に履修していたら、過去問をもらうという方法を取ることができます。自分が過去問をもらったら、相手にも同じことをしてあげると、今後もお互いにとってメリットがあります。

②ネットから情報を得る

ネット検索で「○○大学 法学部 期末試験 過去問」と入力すると、ネット上に過去問が掲載されている場合があります。それがない場合には、他をあたったり、講義や試験評価についての評判を調べてみると良いでしょう。

出題範囲の確認

教授がどこを講義内で扱ったかを確認しましょう。講義内で終わりきらなかったところは出題される可能性が極めて低いので、講義の際にどこを扱ったのかはとても重要な情報です。

担当教授が作成することがある講義内容が印刷されたプリントのことです。黒板やホワイトボードに説明を書かずに、こちらを作って配布する教授もいます。
その場合は、出題範囲の多くがここからしていされることもしばしば。

忘れてはいけないのが判例百選です。これは、裁判の事例や結果と、どうしてその結論に至ったのかということが学者や弁護士などによって解説されている本です。
事例問題が出題される場合、これに類似したものが出る場合も少なくないので、普段の勉強の際に確認をしておくと良いでしょう。

入学前にやっておけることはあるか?

こちらも伊藤真さんの書籍ではありますが、「〇〇入門」シリーズです。
法律の科目は、授業が幾つかに分かれている(総論・各論などのように)ことも少なくはなく、分かれている分野を全て学ばないと、全体として何を言っているかが分からないということもしばしば。
この手の書籍ですと、全体像をわかりやすい言葉で解説しているので、推薦入試や一般入試で合格が決まった方は、教科書を読む前に目を通してみると良いと思います。

論述の対策について

法律の試験では、論理の組み立て方がきちんとしているか、日本語として文章が成立しているか(ここ最近、大学教授は学生のこの能力の足りなさを嘆いていることが多いです)ということに注意する必要があります。
論述式の対策をしたいのであれば、司法試験や公務員試験を目指しているのならば、法律系の予備校に通うのも手です。そういう人でなければ、参考書を探したり、教授に評価の基準を質問したり、論述答案の作成方法について説明してくれる教授の講義を取ると良いでしょう。また、法学系のサークルで答案練習会をやっている場合もあるので、そうしたものもチェックしてみると良いでしょう。

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