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ヨーロッパの小国、オランダ。面積は九州ほどの大きさで、人口は1,700万人弱。この地に住む日本人は6,500人強であるといわれています。オランダのイメージと言えば、風車、運河、チューリップといった牧歌的なところや、あるいはドラッグ、売春、安楽死、同性婚等が認められている革新的な社会制度かもしれません。サッカーやスケートといったスポーツや、アムステルダムの音楽などを思い浮かべる方もいると思います。充実した学校教育や子どもたちの幸福度、あるいはハイテク産業にIT農業などもオランダにまつわる話題の1つです。
こうしたイメージがある一方で、「オランダ移住」というとアメリカやオーストラリアとは違い、もう一歩イメージがつかみにくいと感じる方がほとんどではないでしょうか。1つの理由として「オランダ語」という言葉の壁があって英語圏の国ほど日本に情報が入りづらいこと、もう1つの理由として日本から離れている、という「地理的な理由」もあると思います。

①日本人はオランダで労働許可が必要ないらしいのですが、日本人ならだれでも現地に就職できるということでしょうか?

⇒オランダでは日本人なら誰でも労働許可なしで職探しは可能ですが、もちろん会社に雇用されて居住許可証を取得しないと90日以上の滞在はできません。

②オランダでは労働許可なしで働けるのに、なぜ居住許可がまた別に必要なのでしょうか?

⇒これまで、オランダに90日以上滞在するためには、居住許可と労働許可の両方を所持している必要がありました。しかし、昨年のオランダでの裁判結果を機に、日本人が労働許可を取得する必要が無くなりました。そのため、取得必要が無くなったのは「労働許可」のみであり、「居住許可」に関しては、現在も変わらず必要なのです。

③居住許可って、そもそも何ですか?また、どうやって取得できるのですか?

⇒居住許可とは、「アパートを借りてオランダに住んでいる」といった居住証明ではなく、「オランダで一定の給与を支払う会社に雇われている」ことを証明するものです。オランダにて最低でも1年以上の会社との雇用契約が証明できる場合に限り、オランダ移民局から居住許可証を発行してもらうことができます。

家族の同伴が最初から可能

オランダの移民制度では、家族を呼び寄せる際には収入面の審査があります。日蘭通商航海条約は家族の再会を保証しているため、婚姻関係にあるパートナーや子どもを個人事業主としての居住許可申請段階から含めたり、後から呼び寄せたりすることができます(収入面の基準は適用されません)。この場合、申請者となる日本人と結婚したのが外国籍の方であっても日蘭通商航海条約に基づいた手続きに含めることができるそうです。

治安

これまでアジア・ヨーロッパ・南米など16カ国を旅した経験がありますが、オランダは比較的治安が良く、ヨーロッパ他国と比べてもより安全な国であると感じます。外出する時間帯や置き引き・スリ防止など、海外旅行での基本的な注意点に気をつけ自己管理をしていれば問題ないです。人が多く集まる場所では常に警察が警備し、電車やトラム内でも車掌が巡回しているため、日常生活の中で喧嘩騒ぎや窃盗被害などの事件を見かけることは滅多にありません。
ただし、移民による事件頻度の多い危険地域等があるので、家探しの際には現地に詳しい知り合いや信頼できる不動産会社を通して住まい探しをすることをお勧めします。

生活環境

オランダは日本のように四季があり、1年を通して過ごしやすい気候です。特に、夏至を過ぎた6月~8月は昼間が長く、夜22時頃まで外が明るいのでとても気持ちがいいです。言語に関しては、オランダ国民ほとんど(80~90%以上)が英語を話せるため、基本的な日常英会話ができれば生活の上で困ることはほとんど無いです。日本人が多く住む街(Amstelveen)や日本食品店、日本人会なども充実しているので、心の頼りになる場所があり現地ネットワークを広げやすいのも良い点です。

物価

ヨーロッパは物価が高いイメージがありますが、実はオランダはそんなに高くないです。外食費は日本に比べて割高ですが、自炊に関しては食料品がとても安くて便利です。スーパーやマーケットでは、ミニトマト30粒で1ユーロ、イチゴ1パック1.5ユーロ、ムール貝1kgで2ユーロなど、新鮮で美味しい食材を格安で手に入れることができます。日本の百貨店で買うととても高いオランダ産チーズも、半額以下で購入できます。
また、ビールやワインなどのアルコール類も格安で味が良く、種類豊富です。オランダ名物のハイネケンビールだけでなく、隣国のドイツビールやベルギービールまでも1瓶1ユーロで手に入るのはオランダ生活の贅沢な特権です。

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discoveringさん



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