1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

衝撃...。海に漂うゴミの量が魚の量より多くなるかもしれない

世界の海に漂うプラスチックごみの量は、各国が相当に積極的なリサイクル政策を導入しない限り、2050年までに魚の量を上回ると警鐘を鳴らす報告書が19日、スイス・ダボスで発表された。

更新日: 2016年01月22日

rainshineさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
42 お気に入り 48442 view
お気に入り追加

海に漂うプラスチックごみに関し衝撃的な発表がされた

世界の海に漂うプラスチックごみの量は、各国が相当に積極的なリサイクル政策を導入しない限り、2050年までに魚の量を上回ると警鐘を鳴らす報告書が19日、スイス・ダボスで発表された。

1分でトラック1台分のゴミが捨てられている現実

現在、海に廃棄されるプラスチックごみは毎年800万トン。「1分ごとにトラック1台分のプラスチックを海に捨てるのと同じ」であるとのこと。

「このまま何の対策もとらなければ、2030年には毎分ごみ収集車2台分、2050年には同4台分に増える」と報告書は予測している。

このままいけば魚の量より多くなる

報告書によると、世界のプラスチックの生産量は1964年の1500万トンから2014年の3億1100万トンへと50年で20倍以上に急増。今後20年間でさらに倍増するとみられている。

2025年までに、魚3トンに対しプラスチックは1トンとなり、2050年にはプラスチックが魚より多くなる。換言すれば、35年後、人が海に捨てるゴミが、魚をその自然な生息地から追い出してしまうのである。

これだけの量のゴミがどこから排出されているのか?

海に新たに流れ出るプラスチックごみのうちおよそ半分が、中国・インドネシア・フィリピン・ベトナム・スリランカの5カ国から排出されているというのだ。

人口が多く、リサイクルや焼却、埋め立てなどの廃棄処理が適切に行われていない国が上位に並んだ。

先進国では米国のみが、ごみ流出ワースト上位20か国に入った。これは、1人当たりのごみ廃棄量が多く、海岸線が長いためだという。

日本は30位

分解されにくいプラスチック

プラスチックごみは自然分解されないが、岩などへの衝突や波、紫外線などによる風化の影響で割れたり砕けたりするうちに小さくなることで消失する。ティッシュが2~4週間、新聞紙が6週間で分解されるのに対し、プラスチックボトルは約450年かかるとされている。

生態系への影響

破片が微細化していくため、海洋の食物連鎖の要となるプランクトンからもプラスチックが検出されている。また、毎年100万羽以上の海鳥と、10万匹にのぼる哺乳動物やウミガメが、プラスチックなどをエサと間違えて食べたために死んでいるとされるほか、プラスチック自体から環境ホルモンが溶け出す危険性もある。

巡り巡って人間にツケがまわる

欧州では北海の養殖場のムール貝、フランス産のカキの身から微小プラスチックが見つかったとの報告も出され、海の生態系を壊し、海産物を通じ人間の健康にも悪影響を与える恐れが指摘されている。

プラスチックごみが海に流れ出ると、波や温度差、紫外線などで細かく砕かれて回収が難しくなる。大きさが5ミリ以下の「マイクロプラスチック」は、有害物質を吸着しやすく、間違えて海鳥や魚が取り込むと食物連鎖で濃縮される可能性もある。近年は世界的に問題視されている。

日本とて例外ではない

環境省によると、日本周辺ではとくに東シナ海から対馬海峡にかけて漂流するゴミが多い。発生源は日本国内だけでなく、中国や韓国などからの可能性が大きいという。廃棄物の回収や処分が適切になされていないと推定される。

事態打破にはリサイクルの推進が必要

1 2





動物、自然、音楽、雑学、海外ゴシップ、海外ニュースなど
世界のすごい事、びっくり仰天な事、どうでもいいけどちょっとためになる事などをまとめてます。



  • 話題の動画をまとめよう