1. まとめトップ

キムタクや宮沢りえも育てた「世界のニナガワ」演出家・蜷川幸雄が死去

世界的にも評価が高く、日本を代表する演出家・蜷川幸雄。厳しい指導と共に、若手俳優・アイドルらを、舞台で鍛え役者として覚醒させる手腕には定評があり、特にジャニーズとの縁は深い。育てた俳優には藤原竜也、小栗旬、窪田正孝、二宮和也、SMAP木村拓哉、森田剛、宮沢りえ、勝村政信、松重豊など。5月12日死去。

更新日: 2018年01月01日

3 お気に入り 79211 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

aku1215さん

【速報】5月12日死去

世界的な演出家蜷川幸雄さんが12日午後、都内の病院で亡くなった。80歳だった。

■体調不良が心配されていた演出家・蜷川幸雄

演出家の蜷川幸雄さん(80)が体調不良のため、新作「蜷の綿」の上演を延期。蜷川さんは昨年12月中旬、軽度の肺炎と診断され、入院。快方に向かっているものの、体力回復が十分でないと判断。

肝臓などの不調が続き、昨年11月、ゴールド・シアター香港公演時にホテルで下血して緊急入院し、チャーター機で帰国した。

■指導が厳しい演出家として知られている

先日行われた公開舞台稽古の会見でも、二股騒動で話題を振りまいた塩谷瞬に蹴りを入れるなど、“鬼の蜷川”ぶりを見せつけた。蜷川といえば、有名なのが「稽古中に灰皿を投げつける」という逸話だ。

若者たちに向かって蜷川は声を挙げた。「イージー過ぎるよ」「世界と現在をみつめていない」「自分自身をもっと追いつめろ」「身銭をきって勉強してない」など、それらは厳しい言葉ばかりだった。

蜷川氏は、以前にも増して厳しく活を入れていたそうで、関係者によると「魂を削るような稽古」だったという。

■若手俳優やアイドルを積極的に起用 役者として覚醒させてきた

若手俳優を抜擢する「目」には、定評がある。藤原竜也さん、小栗旬さん、勝村政信さん、松重豊さん…。みな蜷川演出の舞台で発掘され、大きく羽ばたいた俳優だ。

『海辺のカフカ』

演出:蜷川幸雄
出演:宮沢りえ ほか

窪田が演技派俳優として覚醒したのは、2013年にアリダ役で出演した作・唐十郎、演出・蜷川幸雄の舞台「唐版 滝の白糸」だという。

「小栗旬だって初めから売れたわけじゃない。ちょっと目をつけてたのを引っ張り出して『お気に召すまま』や『ハムレット』に出てもらったり、成宮寛貴も『ハムレット』のフォーティンブラスで出てもらったりしてデビューしてるわけですからね」

■ジャニーズとの縁も深く 蜷川に育てられた者は多い

蜷川は「なんでジャニーズなんかと、仕事をするのか?」とよく聞かれるという。彼は「アイドルを舐めんじゃない。」と語り、中途半端な仕事をしている役者よりトップを走り続けているアイドルと呼ばれる人のほうが、並々ならぬ努力をしている―と語った。

『タイタス・アンドロニカス』

演出:蜷川幸雄
出演:岡本健一ほか

蜷川は若いとき、ジャニー氏に「誰かいい人紹介してよ」と頼み、男闘呼組の岡本健一や木村拓哉、中居正広などを紹介してもらったことがあるため、彼の審美眼には絶対の信頼を置いていたようだ。

V6の森田剛を紹介されたことにふれて、「僕ね、感心してるのはね、ジャニーさんとこは懐深いね。ああいう森田みたいな、変わった子をちゃんと......」とつっこむ。すると、ジャニーさんは喰い気味に「ああ、顔だけでは選ばないということですね」と返したのだ。

『血は立ったまま眠っている』

演出:蜷川幸雄
出演:森田剛ほか

1 2