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患者増加傾向… 罹ったら最後、恐ろしすぎる病気『レンズ沼症候群』

経済的ダメージが大きく、特に家族など周囲の人々の頭痛の種にもなりかねない心の病「レンズ沼症候群」。具体的症例や治療法、患者のご家族の方の心構えなどをまとめました。患者本人は幸せいっぱいなのがこの病気の最も厄介なところです…。

更新日: 2016年12月21日

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この記事は私がまとめました

罹ったら最後…「レンズ沼症候群」という病気

レンズ沼症候群。
それは一度罹ったら治すことが難しい、恐怖の病。

レンズ病とは、カメラを使う人が罹る精神疾患の一種である。

主に一眼レフカメラ(レンズ交換式カメラ)のユーザーが、次から次に高価なレンズを欲しがる病気。
それがレンズ沼症候群(単に「レンズ沼」「レンズ病」とも)。

デジタル一眼用交換レンズを購入することに異常な意欲を見せる、またはすべての基準がレンズ中心となる疾患。
安定期、増悪期などの波はあるものの、長期的には徐々に悪化し、治療方法も存在しない難病である。

「治療法はない」「死ぬまで沼でもがき続ける」など、不治の病としても有名。
おそらく、どんな名医にも治療することができないか、治療を拒否されます。

一眼レフにはまった人が、その通常では問題とはならないほど僅かでささいな画質の差に魅入られ、まっとうな金銭感覚を喪失してしまう…この人の物欲の業とも言えるものをレンズ沼と言います。…深いです。

かなり深い心の病と言われています。

どういうことかというと、次から次にレンズが欲しくなってズブズブになっていく

ズブズブですよ、ズブズブ。

医者に治してもらうことも難しい…

カメラに少しこだわりが出てきた時に起きる病気で、焦点距離が気になったり明るさが気になったりと、今自分が持っているレンズに不満が出てきます。そうしていろんなレンズが欲しくなって沼にはまっていく、よく聞く話です。かかるとお金がどんどん飛んでいきます。

発症すると、本人やその家族などは多大な経済的ダメージを受けてしまいます。

レンズ沼の恐ろしいところは、レンズを買い集めることでもなく、金がなくなる事でもなく、金銭感覚が明らかにおかしくなること

重度になると、10万円のレンズを「安い」と言い始めるなど金銭感覚が狂ってきます。
(副作用として「なぜかカメラ関係以外の日用品にはケチくさくなる」という報告もあるようです。)

キーワードは「明るい単焦点」…発病の兆候

「安い単焦点一本だけなら…」と言い残し、そのまま沼にハマり“帰らぬ人”となった患者は多い。

発病のきっかけとしては、
①カメラを買い替える
②レンズによる描写の違いに気付いてしまう
③他人の写真を美しいと感じてしまう
の3つが圧倒的に多い。

単焦点に手を出し始めると危険

焦点距離が固定のレンズ(いわゆる単焦点レンズ)がズームレンズよりも描写性能において優れていると気付いてしまうことが、発症のきっかけになりやすい。

ちらほら聞く「単焦点の写りは凄い」「単焦点めっちゃボケる」「単焦点で撮ってると画角の勉強になる」そして「Canonには撒き餌レンズと呼ばれる超安い・高性能なレンズがあるらしい」という声………。

キヤノンやニコンには「撒き餌レンズ」という、安価で手が出しやすい単焦点レンズがあります。
しかし、それがレンズ沼への入り口であることに、多くの初心者は気づいていません。

2015年にリニューアル発売されたキヤノンの“撒き餌”レンズ。実売価格1万5千円程度で、キットのズームレンズとは比較にならないほどの驚くべき写真が撮れてしまう。
先代「EF50mm F1.8 II」は1万円を切る価格で、多くのユーザーをレンズ沼に落とし込んできた。

今月の給料入ったら『canonの撒き餌レンズ』ことEF50mm F1.8 II を買おう!これがレンズ沼への入り口なるのかw

自分もそうでしたけど「1万円なら買ってみるか」→「コレはすごい!」の体験がレンズ沼の入り口。EF50mm F1.8 II

先週、CANON の「撒き餌レンズ」と呼ばれる50mm f1.8を購入してみた(約9000円)。写りは充分、MF撮影は楽しい。なのに当然作りはチープで、AF は激遅い。この絶妙な物足りなさが、ステップアップ欲をソソルる。確かに、これきっかけに底なしのレンズ沼にハマる人が多そう…。

単焦点レンズに手を出しました レンズ沼に足を踏み入れました

主な症例

末期患者の一例。
レンズはシグマの「APO 200-500mm F2.8」
約200万円。

病気と言うからには様々な症状が伴うわけで、かかる人によっていろいろな症例が報告されているようです。

毎日のように、インターネットサイトやカタログでレンズ情報を見る。photohito.comやflickrサイトでレンズ作例を探して眺める。そのレンズを自分で所有し、どんな写真を撮影するか、日々妄想する。

レンズへの羨望が表面化。「家電量販店に行くたびにカタログを持ち帰る」などの奇行を示します。

腕が上がるわけではないのに、レンズの力で今までとれなかった構図のもっと素敵なものが撮れるんじゃないかという淡い期待を抱いてしまう。

写真の腕が上達しないのをレンズのせいにする患者も。

この沼にはまっている人たちは、何十年も前のレンズを収集しては「この独特の甘さがいい」とか「味がある」などといったよくワカラナイ表現を多用する。あげく、欠点まで「可愛い」と喜んだりする。

レンズ沼症候群の1種「オールドレンズ沼」患者に特徴的な症状。

【レンズ沼患者の特徴】
・口癖が『レンズ欲しい』
・レンズを買う為に主食がもやし
・一本10万は普通、金銭感覚が麻痺している
・(この料理、OO回食う金でレンズ買える…)物などの値段をレンズ換算で考える
・レンズ構成図やMTFを暗記する

症状が進行すると
・レンズを次々に買いあさり、描写の微妙な違いに陶酔する
・同じ画角のレンズを多数所有する
・愛機で使用できるようマウントアダプターを導入し、さらにマウントを改造して使えるようにするなどの過激な行動に出る
・こうした過激な行動の末に、さらに幸せを感じる

自分より重度の患者をなぜか尊敬したり、ライバル視している。

罹患しやすい人の特徴

この病気になりやすい人にはある程度共通の特徴があるらしい。

収入がある程度ある人

学生の場合は比較的短期に自然治癒しますが、社会人になった途端再発する事例も後を絶たない。

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