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都立高校入試の調査点は実技4教科がカギ

都立高校に入学したいと考えている人にとって、重要だとされている内申。第一志望に入るために受験勉強することは当然ですが、通知表の評価=内申をあげることも当たり前のことなのです。都立高校入試は、どんな方法で合否を決めるのでしょうか?

更新日: 2016年01月30日

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キリヒトさん

東京都立高校の入試について

都立高校入試の概要が平成28年度から変更するというのは、知っていましたが、実際にどこがどう変わって、今後、都立高校を目指す中学生は、これからはどこを意識して学習したらいいのでしょうか?

都立高校の入試では、試験当日の点数だけでは、合格できません。
いったい、どんな方法で合否をきめるのでしょうか?

推薦入試について

推薦入試は、学力テストつまり筆記の試験がありません。

一般入試よりも早い、1月下旬に、各高校で行われます。

また、文化・スポーツ等特別推薦、があります。
これも、各高校によって、たとえば「サッカー」や「吹奏楽」などで募集することがあります。
倍率はかなり高いです。

人気の青山高校は、6.68倍もあります。
ついで広尾高校も、5.63倍あります。
(平成28年度入試)

かなりの狭き門ですね。

募集人数は、普通科では募集定員の20%、コース制は30%、専門学科、総合学科30%、商業科20%と決まっています。

必要な書類
①調査書
中学3年のときの9教科を評定(5段階評価)で点数化します。
たとえば、受検者の9教科の素内申×45点(内申点の満点)/450点(評価の満点)=受検者の調査書点
と、なります。(評価の満点は学校ごとにちがいます)

推薦では、実技4教科(体育、美術、技術・家庭科、音楽)に対して、数字を2倍にすることはありません。
総合成績に占める調査書点の割合は50%までと制限されています。

観点別評価(ABC評価)で点数化することもあるようですが、実際には、あまりないようです。
学校ごとに、それは決めています。

②自己PRカード
志望理由、中学校生活の中で得たこと、高校卒業後の進路について、をあらかじめ記入します。
点数化はされませんが、面接のときの資料になります。

③面接、集団討論
個人面接、集団討論(どの高校もほぼ5~7人での討論)
こちらも高校によって、それぞれちがいます。

④作文・小論文・実技
この中から一つ以上実施されます。
どの検査になるかは、それぞれの高校によってちがいます。

集団討論や個人面接や作文・小論文を点数化されて、その合計点で合否がきまります。

応募が締め切られると、東京都教育委員会のホームページなどに、応募状況、倍率が掲載されます。
それを見て、高校を変更したり、受験を辞めたりすることは出来ません。

推薦ってことは、中学校の校長がこの生徒を推薦するってことが大前提なので、生徒は、受かってもやっぱり行かないであっちの私立に行きたいってことは許されないのですよね-。

これらを見ただけでもハードルが高く、大変そうで、くじけそうです。
筆記テストがないからこそ、なので、チャレンジしたいところですが…。

なんとしてでも入学したい第一志望の高校にチャレンジするのもいいのかもしれませんね。
不合格であっても、一般入試で再チャレンジできるのですから。

とはいっても、不合格だったことをひきずって、テンションさがったままで、一般入試で受験して影響が出てしまっては、元も子もないですけれど。

また、推薦入試を受験できるかどうかは、校長先生の推薦書が必要ですので。
推薦入試で入学するというのは、めちゃくちゃ優秀な生徒ってことになるのでしょう。

一般入試について

正式名称は、一般入試第一次・分割前期募集といいます。

入学願書、調査書は必須です。

自己PRカードは、高校によって、面接があるかないかで必要かどうか決まります。

推薦入試と同様に、東京都教育委員会のホームページに、応募状況、倍率が掲載されます。

一般入試には、その応募状況を見て判断してから、取り下げて再提出できます。
提出期間が設けてあります。
一度だけ高校の変更、または学科、コースの変更が可能です。
この高校から、こっちの高校に変えようなどが、出来るわけです。
でも、実際なかなかいないようですね。
全日制からチャレンジスクールへの変更は、出来ません。いろいろルールがあります。

毎年、都立高校の入試日は、同一で、決まっています。
学力検査。5教科(国語、数学、理科、社会、英語)受験と3教科(国語、数学、英語)受験があります。

合否を決めるのは、総合得点です。
つまり、学力検査の得点+調査書点(内申点)=総合得点です。

比率が決まっています。
学力検査の得点:調査書点=7:3
また、6:4の高校もあります。

得点の満点を700満点、5教科入試校の場合は入試得点×700÷500

調査書点を換算する方法
5教科の内申合計×1
25点満点

ほか実技の4教科の内申合計×2
40点満点

内申は65点満点

300点満点に換算するには→換算内申×300÷65点
(小数点は切り捨て)

なんだか、めんどうくさいですねー。

しかし、志望校が決まれば、その高校の換算で、自分の調査書点がおのずとわかりますので、やらなくちゃなりませんね。

内申点は、3学年のときの内申だけなので1年、2年と成績が悪かったとしても挽回できますので、諦めないで頑張ったほうがいいです。

また、自校作成問題が出題される高校は16校です。

進学指導重点校→日比谷、戸山、青山、西、八王子東、立川、国立

進学重視型の単位制高校→新宿、墨田川、国分寺

併設型中高一貫校→白鴎、両国、富士、大泉、武蔵

なお,15校の英語のリスニングは共通問題と同じです。
社会、理科は共通問題で実施しています。
英語のみ作成という、国際。

それから、以前まであった、特別選考実施枠もなくなりました。
内申点が重視された都立高校入試ということなのです。

そもそも内申って?

内申とは、通知表の評価の数字のことですね。

都立高校に入りたい、またはウチは、私立の高校は経済的にムリと思っている家庭では、どうしても気にならざるをえない、それが内申です。

この評価の数字、内申点、調査書点によって、受験できる都立高校は、ほぼ決まってしまうのです。

ただ、出席日数とか遅刻の回数とか、調査書点には直接、関係ありません。

生徒会や委員会をやっていたとか、部活でがんばっていたとか、それも調査書点には関係ありません。

親がPTA役員をやっていたからといって、内申があがる、ということもありません。

準2級を英検、数検、漢検で持っていたとしても、調査書点には関係ないのですね。
すべて、5段階評価の内申点なのです。

関係あるとしたら、自己PRカードに書くことで、面接がある場合にそこを面接官に聞かれ、ちゃんと答えることができたら面接の点数があがる、ということがあるかもしれません。

定期テストの点数だけで5段階評価はつきません。
授業中の態度、挙手をしているかどうか、宿題や提出物をきちんとしているかどうか、ノートはきれいに書いてあるか、努力しているかどうか、などの総評価を5段階で、先生がつけるのです。
わかりやすい優等生が5をとれるということなのでしょう。

都立高校入るには、そういうことが必要なのですね…。
高い内申点を取るには、日々の学校生活が大事だということなのでしょう。

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