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世襲とは限らない!一般から「神職」になる方法

世襲と思われている神社の神職だが、近年は人材不足や世襲への反省もあり、少しずつだが一般への門戸も広がっている。神職取得過程のある國學院大學などでは、年間100件ほどの求人があるという。一方、収入や勤務条件はなかなか厳しく、兼業も多いとか。神職(神主、宮司)になるための参考まとめ。

更新日: 2018年01月11日

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aku1215さん

■神職は不足 後継者問題も

後継者神職が「ゐる」と回答した宮司は、全体で七三・五%、「ゐない」との回答は二六・三%。

「後継者の有無」については、深刻な宮司の高齢化、神職家の少子化や晩婚化、未婚などの問題も指摘。

神社本庁傘下だけで考えてみても全国に8万社ほど存在する神社に対して、神職は2万人余り。

愛媛県内の神社数1240と神職数477を比較すると、神職の数が圧倒的に不足。このため、1人の宮司さんが複数の神社宮司を兼ね、中には1人で10社以上の神社を兼務する宮司さんもいます。

■世襲に限らず、一般からの人材も求められつつある

神社本庁では平成八年に設置された神社基本問題研究会で、神職の世襲について、世襲による神職の後継者教育を有用としつつも、神職任用の門戸を広げる必要性を指摘した。

世襲ばかりがまかり通った結果、神社神道は世の中の動きに遅れを取ってしまったという反省から、現在では神社本庁に属する神社であっても一般から神職を募集するケースが増えています。

規模の大きな神社の場合は社家だけでは人数が足りないため、外部の神職にも募集をかける傾向が比較的強いです。

■神職になる方法

▽神職取得課程のある大学(國學院大學、皇學館大学)

神職になる方法としては、神職資格取得課程を有する大学を受験し、専門の学科を卒業するのが最も一般的です。

その理由は入学に際して特別な条件がなく、試験さえ突破すれば社家関係者以外でも神職資格を取得するために学ぶことができるからです。

▽神職養成所(神宮研修所、京都國學院、大社國學館など)

いくつかの神社が設置する神職養成所に入って神道を学び、神職の資格を取得するという方法もあります。

入所に関しては神社本庁からの推薦状が必要です。社家の関係者以外の入所は極めて困難であると考えておきましょう。

■どんな授業が行われているのか

【神道概論】
神道についての基本的な事柄を教える科目で、新入生必修の科目。本殿の様式には神明造や大社造、流造、八幡造、住吉造などがありますが、今回はとくに神明造と流造について取り上げました。

【神道史学演習I・II】
テーマは、それぞれ「大国主神」と「天孫降臨」、小グループごとのグループ討議が行われます。

【着装の実習】
まず、班ごとに装束を着装します。とりわけ斎服の着装は、代わる代わる衣紋者となって念入りに実習します。

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