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蜂猫さん

萩焼ってなに?

萩焼(はぎやき)とは山口県萩市一帯で焼かれる陶器。
古くから「一楽二萩三唐津」と謳われる、茶人好みの焼き物。
模様は地味だが根強いファンが多い今じわじわと人気になってる焼き物。

その歴史

茶陶として有名な萩焼は、江戸時代に周防・長門の二国を領有する毛利氏の御用窯として発展した陶器で、その歴史は今から400年以上前の文禄元年(1592)、豊臣秀吉の朝鮮出兵に遡ります。

どんな特徴?

特徴は原料の陶土と釉薬で生まれる「貫入」と使い込んで出る「七化け」。

「貫入」とは器の表面のひび割れ模様。
「七化け」とは長年使い込むことで生まれる器表面の色の変化や味わい。
萩の七化けといわれるほど、その表情の移り変わりは味わい深く、使いかたでその人だけの色合いになります。

作風

萩焼は土の風合いを生かした素朴な作風のものが多く、絵付けなどの装飾はほとんど行われません。
土の配合、釉薬の掛け具合、ヘラ目、刷毛目などに、焼成の際の炎による偶然の効果などが加わり、独特の味が生み出されるのです。
そのため色彩も大道土の色を生かした肌色から枇杷色、見島土の色を生かした褐色や灰青色、藁灰釉による白色など、比較的限られた色が主流です。

萩焼の特徴を生み出す【土】

萩焼特有の味を出すために重要な「土」。
萩焼の伝統的な原土は、主に【大道土】と【見島土】、そして【金峯土】。
これらの土の特徴を考慮し、作品にあうよう混合して作ります。

【大道土】(だいどうつち)
萩焼の主要原土。
鉄分が少なく砂礫の多い灰白色粘土。
防府市大道から山口市鋳銭司四辻の一帯で採掘。
茶道具に適した可塑性に富み焼き締まりが少ない。
萩焼の基本的な土味や性質はこの大道土によるもの。

【見島土】(みしまつち)
鉄分の多い赤黒色土。
萩沖45キロ、日本海に浮かぶ離島・見島で採取。
素地に混ぜることで風合いや色彩が多様になる。
また、化粧掛けや釉薬に調合して使われることも。
萩焼の造形表現に欠かせない土。

【金峯土】(みたけつち)
細かな砂質のカオリン質の白色土。
萩の東方の福栄村福井下金峯で採取。
素地に混ぜることで粘性を抑え、耐火度を上げる。

萩焼の表情を生み出す【釉薬】

萩焼の釉薬は、なめらかによく溶けた釉層を透ける素地の土色で魅せる枇杷釉と、真綿のようにぽってりと厚く温かみのある白萩釉が主流です。

透明釉で、土灰釉や木灰釉ともいいます。
雑木(マツ、クヌギ、ナラ、イスなど)の灰から作られる。
素地と釉薬が淡黄色に明るく発色します。
茶陶の場合、枇杷釉調と称される鑑賞ポイント。

藁灰釉で、白釉とか藁白ともいいます。
土灰釉に藁灰を調合した失透性の白濁釉。
唐津焼や上野焼、薩摩焼などにも見られます。

その魅力

萩焼は色や柔らかさなど、その風合いはどこか人の肌を思わせます。
持ったときに感じるあたたかさやほっとする感覚はそのためかも知れません。
使うほどに味わいが増し、使い手によって完成されると言われる萩焼。

最近のおしゃれな萩焼

「工房カネコツカサ」

金子司氏によるとってもおしゃれでかわいらしい萩焼の新たな一面

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