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銀行に預けると預金が減る?!”マイナス金利”に困惑してませんか?

日本銀行の黒田東彦(くろだ はるひこ)総裁がマイナス金利政策を導入。この”マイナス”金利に一部のネットユーザーがツイッター上で困惑する様子がありましたので、サクッと”マイナス”金利についてまとめました。

更新日: 2016年10月18日

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この記事は私がまとめました

nyokikeさん

▼日銀の黒田総裁がマイナス金利の導入を発表

日銀は29日に開いた金融政策決定会合で追加的な金融緩和策として、マイナス金利政策の導入を決めた。

マイナス金利の導入は、金融政策決定会合に参加した政策委員9人のうち、賛成が黒田東彦はるひこ総裁を含む5人、反対が4人と異例の僅差となった。

僅差の採決を見ても分かるように、賛否両論です。

▼”マイナス金利”にネット民困惑

預金すると逆に金利を払わねばならないマイナス金利が始まるらしい。金利とられるくらいならまたFXでもやるか。現金を手元において、盗まれたり燃えたりするリスクは金利換算で-2%だそうです。

「日銀がマイナス金利を導入しました。今までは多少なりとも利息がついていたのに今度は手数料という名のもとに預金が減ってしまいます(間違ったことは言っていない)。今、私どもにお預けいただければ今のお利息にプラス1%を上乗せして・・・」という「マイナス金利詐欺」が現れるに違いない。

日銀のマイナス金利のニュースを見て「俺んちの預金ががががが」ってなってる人は、もう一度記事を読み直しましょう。 マイナス金利は【日銀】の【当座預金】のみ適用される

マイナス金利批判して、俺の金が減る!とか騒いでるやつは、当座預金と普通預金の違いからまず勉強して、どうぞ

▼安心してください、普通預金の金利はそのままです

今回日銀がマイナスにする金利とは何なのか。それは我々が銀行などに預ける預貯金の金利ではない。日銀の当座預金の超過準備と呼ばれるものの利子をマイナスにするのである。

日銀の当座預金には大量の金融機関の資金が積み上がっている。そのうちこれから新たに積み上がる部分の一部にマイナス金利が適用される。つまり日銀に資金を預ける側の銀行などに、利用料のようなかたちでお金を払ってもらうのである。

そもそも銀行は預けられたお金を運用するのが仕事なので、預けてもらわないと困るのは銀行。

▼マイナス金利政策の狙いは?

民間の銀行が日銀に預けている資金(当座預金)の一部に、日銀が利息を払うのではなく、逆に日銀が0.1%の手数料を徴収する。銀行の当座預金が減ることで、資金が貸し出しや投資に回り、景気を刺激する狙いがある。

民間金融機関が日銀にお金を預ける代わりに融資に回すようにして、企業や個人がお金を借りやすい環境を整え、経済を活性化させることにある。

マイナス金利でお金を払う形になるのを嫌った銀行などが、余計なお金を日銀の当座預金に残したままとするのではなく、その資金を貸し出しや株式や外国の証券などに振り向けさせるような政策。

円安や株高に繋がり、景気にも影響を与えると考えられている。

原油安と中国経済の減速で世界経済の先行きへの不安が強まる。

国内の景気や物価でも下振れ懸念が高まる。

企業が慎重姿勢を強めて賃上げや設備投資にブレーキがかかれば、経済の好循環が断たれ、日銀が目指す物価2%の達成が危うくなる。

13年4月に大規模な金融緩和を始めた当初、日銀が長期国債を購入する規模は年50兆円だった。だが、14年10月の追加緩和で年80兆円まで拡大。それでも、物価はなかなか目標に近づかず、日銀が保有する国債は発行額全体の3割まで占めるようになった。

朝日新聞デジタル2016年1月30日08時40分の記事
「17~18年には限界が来る」との外部機関の調査報告が相次いでいた。

市場への運用を促すために、マイナス金利政策に踏み切る。

▼海外市場が早速反応

1月29日の米株式相場は急伸した。ダウ工業株30種平均は大幅続伸し、前日比396ドル66セント(2.5%)高の1万6466ドル30セントで終えた。ダウ平均の上げ幅は2015年8月26日(619ドル上昇)以来、約5カ月ぶりの大きさだった。

日銀が大方の市場参加者が予想していなかったマイナス金利の導入を決め、投資家が運用リスクを積極的に取る動きが広がった。

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