1. まとめトップ

記憶力を上げる方法-脳の仕組みと記憶力の関係

記憶力を上げる方法をまとめました。

更新日: 2017年05月30日

2 お気に入り 1192 view
お気に入り追加

記憶の仕組み

記憶について考えるとき、キーとなるのが海馬(かいば)です。海馬は太さ約1cm、長さ約5cmの「脳の一部位」で、耳の奥にあります。
私たちの脳はすべての情報を記憶しているわけではありません。
海馬が必要と判断した情報だけが、脳の中の大脳皮質と呼ばれる場所に送られ、長期間保存されます。
では、海馬は何を基準に判断を下しているのでしょうか? 
なんと、それは「生きていくために不可欠かどうか」なんですね。
人間も動物、生き残ることが最も重要なのは容易に理解できるでしょう。
ですから、食べ物や危険に関係する情報が、何よりも優先されます。

本能的な感情と結びついた記憶が長期記憶になりやすいということです。
逆に、頭では記憶したいのになかなか覚えられないものは脳が必要と思っていないということです。

短期記憶を処理するのは脳の中にある海馬で、フィルターの役割をしています。記憶が次々入ってくるとフィルターが詰まってしまう。
そこで短期記憶の中から捨てるべき記憶か、長期記憶として残しておくべきかを海馬が振り分けます。
長期記憶にふりわけられると、前頭葉や側頭葉という倉庫にある『引き出し』にしまわれ、長く記憶されていくというメカニズムになっています。

記憶には、3 つの段階があります。
・記銘
文字を読んだり音声を聞いたりして入力された情報を脳内に記録すること
レジストレーション Registration とも呼ばれる
・保持
記銘された情報を脳内に保存すること
リテンション Retention とも呼ばれる
・想起
記銘・保持された情報を必要なときに、脳内から出力すること
リコール Recall とも呼ばれる
また、記憶は時間により、短期記憶と長期記憶に分けられます。

・短期記憶
数秒から数分までの記憶
・長期記憶
短期記憶よりも長い期間の記憶


記憶の固定化とは「短期記憶が長期記憶になること」で、以下のように行われます。
短期記憶が海馬に送られ、一時的に保存される
海馬は、1 ヶ月ほどの間(期間については諸説あり)に短期記憶を取捨選択する
長期記憶と判断された情報は、側頭葉などの大脳皮質で保存される
記憶を左脳記憶と右脳記憶に分かることもできます。

・左脳記憶
文字や数字による記憶
少量かつ浅くしか記憶できない
・右脳記憶
イメージによる記憶
大量かつ深く記憶できる

記憶の種類には様々あり、長期記憶に入れられるかが記憶力の差ということになる。

記憶力を上げる方法

長期記憶は別名『エピソード記憶』とも呼ばれています。つまり思い出と結びついた記憶です。たとえば家族と行った旅行などの思い出は印象が強く、忘れませんよね。ところが年号や英単語などの知識は、脳にとって印象的でもなければ、生存に関わるほど重要でもありません。それならば『くり返す』しかないんです。嫌がる海馬をたたいて無理矢理、長期記憶にするわけです

脳は睡眠の直前に取り込んだ情報を中心に処理するため、15分でもいいので、寝る直前に学習時間を確保するのが最も効率的

科学的にもっとも能率的な復習スケジュールは、まず1週間以内に一回目、次にこの復習から二週間後に二回目、そして最後に二回目の復習から一ヶ月後に三回目と、一回の学習と三回の復習を、少しずつ間隔を広くしながら二ヶ月かけて行えば、海馬はその情報を必要の情報を判断してくれる

長期記憶を作るには、小さなことを地道に毎日積み重ねるか、相当インパクトが強いこと(脳に刺激がある、活性化した状態な)を行うかの2つです。繰り返すか、強烈な覚え方をするかということです

喜怒哀楽の度合いが強ければ強いほど、
脳は鮮明に記憶をするのです。

例えば、

「9.11」「3.11」

という数字が何かを意味するか分かるはずです。

ただの数字の羅列のはずですが、

貿易センタービルの崩壊や
東北で起きた大地震、津波など

その映像をリアルタイムで目撃し、
驚愕を脳に深く刻み込んだので、
強く記憶に残ったのです。

記憶力を上げるツール

1





kaito-matsuuraさん