メロスはプッツンした。必ず、チョベリバな王を除かなければならぬと決意した。

 結婚式を間近に控えた妹を持つメロスは、このアベックに贈るトレンディな衣装を買うためにシラクスの街へこにゃにゃちわー。シラクスの街にはメロスのマブダチのセリヌンティウスがいた。

 しかし、街の様子がなんだかブルー。

「王様は人を信じられなくなり、逆噴射して街の人間を次々と首チョンパするようになったのです」

「そんなバナナ。なんという困ったちゃん」

 怒ったメロスは城まで行ったが、逆に捕まえられてしまい王の前に連れて行かれた。王様はメロスに死刑を言い渡した。

「逝ってよし」

「冗談はよしこちゃん! ちょっとタンマ。村でムチムチプリンな妹が結婚式を控えている。三日だけ待ってくれ。その間、友人のセリヌンティウスを人質に置いていく……セリヌンティウス、人質になってくれるか」

「なーるほどザ・ワールド秋の祭典スペシャル。わかった、行ってこいメロス!」

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【太宰治シリーズ】走れメロス全文

走れメロスとは、太宰治の小説作品である。太宰の代表作の一つであり、小説はもとより、演劇や朗読など様々な形式によって出版や頒布、放映等がされている。尺の長さ、テーマ性などから国語の教科書では定番中の定番であり、太宰の作品の中でも最も知名度が高い。

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