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「新しい骨董」と坂田和實について

なんとも妙なおもしろい骨董やを発見。「新しい骨董」と坂田和實について考えた。

更新日: 2016年02月12日

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この記事は私がまとめました

■とある骨董屋さんのwebストアを発見した

骨董って「古いもの」だから骨董なのではないの?「新しい」?

そこで売られているのは

焼きすぎた食パン
¥ 5,000

などなど。
え・・・・
これ・・・・・

ゴミじゃないの?

■新しい骨董って何よ?

「新しい骨董」ってSF。
「新しい骨董」って近未来。
「骨董」を予想する。
「骨董」になる。「骨董」になりたい。
時間を越えてあり続ける物事。
どうすりゃ新しい骨董になれるのか?

本サイトは、東京、長崎、名古屋など、異なる土地で活動するメンバーが、まちやネットに溢れる「“新しい骨董”とでもいうべき何か」を探索し、語りあうバーチャルな実験室です。

■注目すべきは添えられているテキスト

その骨董そのものの奇抜さもさることながら、魅力的なのは添えられているテキスト。

例:納豆の容器

納豆の容器
¥ 350 SOLD OUT


なんとソールドアウトしている

年月日:2015.12.11
サイズ:99×99×31mm (3点セット)
素材:発砲スチロール
場所:愛知県/日進市
発見者:下道基行

食後の食卓で発見。冷蔵庫から食卓へ、そしてゴミ箱へ移行する一瞬を拾い上げた。3点セット。洗浄済み。3つそれぞれ蓋を開けた時や取った時に出来たヒビや欠けがある。

例:焼きすぎた食パン

焼きすぎた食パン
¥ 5,000


価格は五千円!

制作:下道基行
年月日:2016.1.5
サイズ:301×317×10mm (2枚セット)
素材:食パン、フキサチーフ
場所:愛知県

朝、ホットサンドを作ろうとした妻が、片面を焦がしてしまった。食べるのを諦め、もう片面もじっくり焼きあげ、炭にした。

この食パンは価格からもかなり思い入れがあるのが伺える。上記引用部分以外に、「エピソード」が3っつも添えられている。しかも長い。ぜひ一読されたい。

■メンバーの発言

新しい骨董のネットshopで下道君が狂いはじめて、納豆の空パックを売り始めた。みんなに等しく価値がない納豆の空パックを350円で売ってて、コレが売れたら面白いだろうな~。空パックだから1円の価値もないものが350円で売ってるのは高すぎるんだけど、写真家下道君がマジのブツ撮りしててそれがサイコーに面白い。アートって言ってしまうと納得ガッカリなんだけど、手間暇かけまくって、誰も欲しいと思わない感じがサイコーすぎる。本当は買った人のお楽しみなんだけど、梱包がメチャクチャ手が込んでいて更にサイコーなのである。リンクは貼りませんが検索して是非買わないで下さい。

■関連逆説想起するのは坂田和實

その審美眼で、モノに新たな価値を「発見」する坂田さん。
かれの「発見」によって、骨董、ゴミ、あるいはよくわからないものが「アート」にもなりえる。

「古道具坂田」店主
1945年福岡県生れ。上智大学卒業後、商社勤務を経て、1973年、東京・目白に古道具屋を開く。以来年に数回、海外へ仕入の旅に出かけ、ヨーロッパ、アフリカ、朝鮮、日本、南米など、さまざまな国の品物を扱う。1994年、千葉県長生郡長南町に museum as it is を開館(設計=中村好文)。2012年、渋谷区立松濤美術館で「古道具、その行き先ー坂田和實の40年」展を開催。著書に『ひとりよがりのものさし』(新潮社)、共著に『骨董の眼利きがえらぶ ふだんづかいの器』『日本民藝館へいこう』(ともに新潮社とんぼの本)。

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