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テレビでは決して放送されない、傑作ドキュメンタリー『ゆきゆきて、神軍』

マイケル・ムーア監督が「最高のドキュメンタリーの傑作」と語る原一男監督『ゆきゆきて、神軍』(1987)。公開当時は半年間のロングランになるほどの人気だったが、内容の過激さゆえにテレビ放送は不可能。戦後「戦争責任」を一人追及するアナーキスト奥崎氏の執拗さと、それを追う原監督の力量がすご過ぎる作品。

更新日: 2019年04月14日

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この映画は激しい賛否の議論をまきおこした。取材される側が嫌がるのを強引に押しかけて行って問いつめる。ドキュメンタリーの邪道ではないか、という反発が少なくなかった。

こうでもしなければ表に出てこない重大な真実もあるということをくっきりと印象づけた。恐るべき攻撃的ドキュメンタリーである。

朝6時に奥崎さんから原監督宛に“アイデア相談”の電話が掛かってくるのが日常化していた。

「文部大臣の車に自分の車をぶつけたい。それを撮ってもらいたいと頼まれたい」と依頼を奥崎さんから受けた。

とあるシーンでは感情の高ぶった相手が奥崎さんのネクタイを締め上げ、危険を察知した安岡さんが止めに入ったら原監督に叱り飛ばされた。

■たまに上映される時がチャンス

■作品概要

『ゆきゆきて、神軍』
監督 原一男
製作 小林佐智子
出演者 奥崎謙三、奥崎シズミ
撮影 原一男
編集 鍋島惇
公開 1987年8月1日
上映時間 122分

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