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G1へ昇格!となった大阪杯  レース情報

昨年はキタサンブラックが貫録Vも2着以下で重賞勝ちが昨年ないなど、どうしてもドバイに有力馬を取られているようです。

更新日: 2018年04月01日

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egawomsieteさん

皐月賞馬の連対率71%

皐月賞馬は大阪杯(G1昇格前含む)で好成績。特に4歳時に大阪杯に出走した7頭の皐月賞馬の通算成績は【4・1・0・2】で連対率71%と好走確率が高い。92年トウカイテイオー、04年ネオユニヴァースなど4頭Vで皐月賞との関連を裏付けている。アルアイン自身、阪神2戦2勝。昨春のG3毎日杯は後の菊花賞馬キセキ(同3着)を退けて制し、コース相性は上々だ。

■レース展望

ドバイとかぶるため、8頭で騎手替わりとなる今回、終わってみればこれが勝敗を分けたとなる可能性は大きいかもしれません?また、昨年のキタサンブラック一強とは打って変わって、混戦模様となっていますが、G1馬は5頭おり全体的なレベルでは昨年を上回って見えます。

 それでも1番人気は前走金鯱賞を完勝しG1初制覇を狙う15スワーヴリチャードでしょう。5ペルシアンナイト、14ダンビュライトではなく、この馬を選んだデムーロ騎手ですから、素直にこの馬の力は上と見ていいか?

前走の金鯱賞が前哨戦ながら、緩いレースになったことも気がかりと言えます。スローな流れで時計が2分1秒6は、前日の500万クラスの時計を下回る内容。内回りの厳しい流れになったとき、有馬記念のようにモタれないか心配な面もあります。

 一方、金鯱商で凱旋門賞惨敗から復帰して3着だったのが2サトノダイヤモンド。休養明けとはいえ2着サトノノブレスは捕まえて欲しかったわけで内容的には不満が残りますが、1度使われどこまで変わってくるか?
ただ騎手はG1や重賞では最近イマイチな戸崎騎手とこちらも不安?

■過去10年からの傾向

☆人気 1番人気は【4・3・2・1】で3着内率90%と外せないが、注目は6番人気の【2・1・1・6】。人気馬と伏兵をうまく狙いたい。

 ☆前走 全出走馬中、前哨戦を勝った馬は全て2着以下に敗れている。逆に前走が2着だった馬は7勝と好走。

 ☆近況 「前年秋以降のG1またはG2で4〜6着」があった馬が10回中8回で連対。該当馬がいれば注意したい。

 ☆年齢 4歳が5勝、5歳が4勝。6歳(1勝)以上になるとガクッと成績が落ちる。

 結論 ◎ミッキースワロー ○アルアイン ▲ペルシアンナイト

4頭出し池江軍団を徹底精査 イチ押しはアルアイン

大阪杯に豪華4頭出しで臨む池江軍団。過去に3頭出しの2011年有馬記念で1、3、5着(オルフェーヴル、トゥザグローリー、トーセンジョーダン)など、多頭数出走でも何度も結果を残している。当然、今回も同様で4頭の精査が馬券攻略の大きなカギとなりそう。果たしてどの馬が一番“買い”なのか。多頭数出しは馬主も複数で“序列”を陣営が明言しづらいが、適度な忖度?と徹底取材で答えを探ってみた。

 実績なら菊花賞&有馬記念を制したサトノダイヤモンド。力をフルに発揮すれば、この馬が大阪杯の大本命で間違いないが、昨秋のフランス遠征から本来の走りが影を潜めている。池江調教師は国内復帰戦となった前走の金鯱賞をこう振り返る。

「3着でしたが、最後に底力を見せてくれた。さすがですね。クリストフ(ルメール)も引き揚げてくるなり“リアルダイヤモンドが帰ってきた”と言ってくれた。フランスで大敗したことでメンタル面を心配していたが、その部分が大丈夫だったのは明るい材料。一気に視界が明るくなった」

完全復活へ向け手応えは上々。凱旋門賞15着大敗の一因とされる“ノドの不安”についても「レース後の息遣いは良かったし、内視鏡でも何ともなかった」とひと安心の様子。本来の状態に近づきつつあることは間違いないが、一方でトレーナーからこんな発言もある。

「(復活の)足を引っ張っている原因がはっきり特定できていない」

 フランスでの2戦は欧州のタフな馬場とノドの不安…この2つが主な敗因とされていたが、帰国後も調整が上がり切らない背景には“別の理由”があるという。それでも「原因は絞れつつある。精神面ではなく肉体的な部分ですね。それをどう改善していくか。専門家の意見を聞きながらやっているところ」と同師は前を見据えるが、状態面にモヤモヤが残る現状では主軸としては推しづらい。

では、金鯱賞で2着とサトノダイヤモンドに先着したサトノノブレスは? 池江調教師は「2~3年前なら押し切っていた。年齢の割に馬は若いが、それでも年を食った感じはある」とやや辛口のジャッジ。スローペースが味方したのは明白で本番での上位争いは厳しいかもしれない。

 昨秋のマイルCSの覇者ペルシアンナイトについても「前走は中山の開幕週の馬場。前が飛ばしても止まらない傾向にあり、後ろの馬には展開が厳しかった」と力負けではないことをアピールしたが、1800メートルの距離については「マイルの切れ味が影を潜めていた」。さらに1ハロンの延長は大きな課題となりそうだ。

池江勢4頭の中心には皐月賞馬アルアインを推す。今年初戦の京都記念は2着に敗れたが「本質的には良馬場がいいタイプ」。重馬場で能力全開とはいかなかったことは明らかで、体にも余裕があったことを考えれば「最高のステップになった」。

 もちろん使った上積みは大きく「前回は追い切りの時にエキサイトしていたが、使ったことでだいぶガスが抜けて、いい意味で落ち着きが出てきた。体も引き締まっている」と目下の充実ぶりを伝える。

 以前に騎乗したルメールがこの馬を「オートドライブ」と評したように操作性も抜群。初の阪神内回りにも不安は全くない。仕上がり、舞台設定など、十分に条件が揃ったアルアインが大阪杯の池江勢のエースだ。

■大阪杯の鞍上決定!ダンビュライトは浜中、ペルシアンは福永に

AJCCを制したダンビュライト(牡4=音無)の大阪杯(4月1日、阪神)の鞍上は浜中に決まった。14日、サンデーサラブレッドクラブのホームページで発表。また、昨年のマイルCS馬ペルシアンナイト(牡4=池江)の大阪杯の鞍上は福永に決まった。14日にG1サラブレッドクラブがホームページで発表した。

■【大阪杯】キタサンブラック貫禄V!GI初代王者に

今年GIに昇格した第61回大阪杯(4歳以上オープン、芝・内2000メートル、定量、14頭立て、1着賞金=1億2000万円)が4月2日、阪神11Rで行われ、昨年の年度代表馬キタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)が武豊騎手に導かれて1番人気に応え、“初代王者”となった。タイムは1分58秒9(良)。

 マルターズアポジーがレースを引っ張り、2番手にロードヴァンドール。今年初戦だったキタサンブラックは3番手から4コーナーで2番手に上がると、直線で満を持して抜け出し、6番手から4番手に押し上げて追撃してきたステファノス(7番人気)を3/4馬身差で退けた。さらに1/2馬身離れた3着にヤマカツエース(4番人気)が入り、昨年のダービー馬マカヒキ(2番人気)は4着。サトノクラウン(3番人気)は6着だった。

キタサンブラックは、父ブラックタイド、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオーという血統。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬で、馬主は(有)大野商事。通算成績は15戦9勝。重賞は2015年フジテレビ賞スプリングS・GII、セントライト記念・GII、菊花賞・GI、16年天皇賞・春・GI、京都大賞典・GII、ジャパンC・GIに次いで7勝目。大阪杯は清水久詞調教師が初勝利。武豊騎手は1988年フレッシュボイス、90年スーパークリーク、93年メジロマックイーン、97年マーベラスサンデー、98年エアグルーヴ、2014年キズナに次いで7勝目。

◆武豊騎手「(“初代王者”となって)非常にうれしいです。これだけの馬なので、すごく責任を感じていましたから、いい仕事ができました。さらに強くなっていると思っていたので、自信を持って乗りました。(北島三郎オーナーからは)『すべてお任せします。頑張ってください』と言われていましたね。(3番手につけたことについては)展開の読みやすいメンバーで、想定通り。(3~4コーナーで)手応えが良かったので、あまり後ろを待たないで先に動きました。普通の馬なら仕掛けが早いと思われるかもしれませんけど。(今年)出るレースをすべて勝ちたいですね」

■レース展望

有馬記念の死闘からも今や古馬ではサトノダイヤモンドと双璧の3キタサンブラック。戦歴を見ただけでもわかる抜群の安定感で2番手でもレースができ、スピードの持続力が未だにアップしているのですから恐れ入るほど。
 ここは2000mとなりますが、今さら距離短縮はどうかという疑問を投げかけるマスコミがいるのは、過去に距離が伸びてどう?と言われていただけに笑えてしまう?
 この馬が中心にレースが流れるのは間違いないところで、サトノダイヤモンドとの再戦(天皇賞春)までは負けられないところ。

最強世代も結果を出しているのはサトノダイヤモンドのみという4歳世代にあって、この14マカヒキの巻き返しは世代としても願うところでしょう。凱旋門賞からの京都記念惨敗は、充実しているサトノクラウンは仕方ないとしても、スマートレイヤーにゴール前差されたのはいただけないところ。叩いた上積みはあるとしても、一段と評価が難しくなったのは確か。

 一方評価がうなぎ登りなのが香港ヴァーズ、京都記念と連勝の7サトノクラウン。一皮剥けた印象で今の勢いなら国内G1制覇も近いところにあります。

有馬記念から力をつけたのが同4着10ヤマカツエースと同15着11マルターズアポジー。

 13ヤマカツエースは金鯱賞を連勝と速い上がりをつけてきているのが成長&好調の証で、一気にG1でも好勝負できるレベルに。

 ハイペースで逃げて後続に脚を使わせる11マルターズアポジーも近走で崩れたのは有馬記念のみ。強力な先行馬キタサンブラック相手にいつもの走りができるかどうか。

 堅実な走りの12アンビシャスは、前走中山記念が超スローな展開だったとはいえ物足りない4着。気性面で難しいところがるだけに福永騎手がG1で初騎乗はマイナス。

 一方叩き2戦目なら期待できるのが4ステファノス。ただこのメンバーで勝ち切れるかどうか。

■過去10年の傾向から

☆前走 中山記念組が3勝、2着2回、3着1回と活躍。有馬記念からの直行組も3勝、2着1回、3着3回。京都記念組が1勝、2着2回、3着2回で続く。

 ☆人気 1番人気が4勝、2着3回で連対率70%と上々の成績。2番人気は2勝、2着2回。6番人気が2勝している。

 ☆年齢 4歳が6勝、2着3回。5歳が3勝、2着4回。この2世代が他を圧倒している。6歳以上は割引が必要。

 結論 ◎アンビシャス ○キタサンブラック ▲ミッキーロケット

■“逆輸入型”の天才サトノクラウン極上の仕上がり!

凱旋門賞2着のハイランドリールを撃破した香港ヴァーズ、ダービー馬マカヒキを打ち負かした京都記念。内容の濃い2連勝で充実一途のサトノクラウンだが、会見での堀師からはさらなる極上の手応えが伝えられた。「動き、メンタル含めて今までで一番いい仕上がりなんじゃないか」

いつも通りWコースで行われた最終リハは、ウムブルフ(4歳1600万)から2馬身ほど先行してスタート。掛かり気味の僚馬がすぐに差を詰めたが、クラウンは意に介さずマイペースを守る。馬体を併せる形で迎えた直線。懸命に追われるウムブルフとは対照的に馬なりの手応えで外から半馬身先着した。4F54秒2〜1F12秒6と時計は軽めでも、師は「1週前からその週末にかけてしっかり仕上がっているのは確認できていた。最後は調整程度です」と納得の口ぶりだ。

 生まれつき腰関節にズレがあり、レースの疲労をためやすいタイプだった。激走を見せるも次戦で大敗するムラ駆けのイメージ。それを近2走で払拭(ふっしょく)した。前走・京都記念で1年ぶりに騎乗したM・デムーロは「前はトモが弱かったけどこの前は全然違った」とじかに成長を実感。師も「(安定してきた理由は)一番は馬の成長。前は使うと反動があったけど、今は連続して使えるようになりました」と迎えた本格化に目を細めた。

デビュー3連勝を飾ったクラウンが再び3連勝でG1獲りへ。鍵は15年弥生賞V以降、4戦未勝利の2000メートルの距離か。「2000メートルは守備範囲だけど、少し乗り方などは工夫しないといけないと思う」と師。ただ、鞍上は今年重賞6勝と絶好調のM・デムーロ。「枠が大事。内回りなのでスムーズに運べれば」とイメージを膨らませており、不安解消を託すにはこれ以上ない相棒だ。

 勝てば、史上17頭目の国内&海外G1勝利の偉業だが、海外→国内の順での達成ならアドマイヤムーンの07年ドバイデューティフリー→宝塚記念、ジャパンC以来史上2頭目となる。今が充実期の“逆輸入型”。猛者ひしめく新設G1でもその経験値はきっと生きる。

■新設G1初代王者へ!キタサンブラック万全の態勢

“年度代表馬”の勲章を引っ提げて迎えるキタサンブラックの今年初戦。「恥ずかしい競馬はできない」。武豊と清水久師は期せずして同じ言葉を口にした。

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