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頸椎の整形外科的テスト法【頸部の異常を見分ける方法】

頸椎の神経の損傷を検査する方法になります。整形のドクターから整体の方々まで多くの方々に使用されている手技になります。治療を行う方で知らない方は信用性が乏しいかもしれないですね。といえるくらいメジャーなテストです。

更新日: 2017年09月04日

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gojalさん

スパーリング テスト(Spurling’s Test)

【検査法】
座位で頚部を回旋した状態で後屈を両側行う。

【疑われる症状】
屈側痛
神経根
小関節面の異常
挫傷
が疑われる。

【陽性・陰性の判断】
頚、肩、腕に疼痛を誘発した場合が陽性となります。

スパーリングテストとは神経根障害を調べる神経学的テストです。頚椎は7つの骨が積み上がってできていますが、その後ろを走る脊髄から枝分かれして上肢にいく神経が椎体と椎体間の椎間板の部分に伸びた末梢神経を神経根といい、この神経根に異常があるかを確認するテストがスパーリングテストというわけです。

ジャクソン テスト(Jackson Compression Test)

【検査法】座位で側屈した状態で両手で垂直に圧迫負荷を加える。両側行う。

【理論的根拠】
側屈に圧迫を加えることで椎間孔が閉鎖します。
その場合に神経根が圧迫されています。

【陽性、陰性の判断】
神経根が圧迫されている場合は放散痛を引き起こすのでその場合は陽性

頚椎捻挫、頚部挫傷、外傷性頚部症候群などという傷病名は、一般的にむち打ちと呼ばれるもので、交通事故の衝撃によって首が大きく前後に動き、その結果として痛みが生じた場合、後遺障害として評価の対象となります。その神経根障害を調べる神経学的テストがジャクソンテストで、これはスパーリングテストと同様に椎捻挫、頚部挫傷、外傷性頚部症候群などを調べる代表的な検査

椎間孔圧迫テスト(Foraminal Compression Test)

【検査法】座位で頭部を上から押しながら首を反らした状態で正面から左右へ回旋させる

【理論的根拠】
椎間孔が閉鎖され放散痛がある場合、神経根が圧迫されていることを意味します。

【陽性、陰性の判断】
回旋時に痛みを誘発する場合

神経根障害を調べる神経学的テストがジャクソンテスト、スパーリングテストと同様に椎捻挫、頚部挫傷、外傷性頚部症候群などを調べる代表的な検査になります。

肩引き下げテスト(Shoulder Depression Test)

【検査法】
座位で片方の手で肩を押し下げ、もう片方の手で側屈し頚部を伸ばす。

【理論的根拠】
検査側の痛みは、神経・血管束に圧迫があることを示唆する。 筋・筋膜の拘縮、硬膜の癒着も考えられる。

【陽性、陰性の判断】
肩から腕にかけての疼痛の有無

神経根の圧迫を見るテストになります。コチラは肩や腕の神経・血管束に圧迫があることや筋・筋膜の拘縮、硬膜の癒着なども調べる事が出来るテストになります。他のテストと組み合わせる事で患部を特定することが出来ます。

その他の頚部の整形外科的テスト

■伸延テスト(Distraction Test)

【検査法】
座位で両手で頭部を軽く持ち上げ、頚部にかかる重量を除く

【理論的根拠】
痛みがでる場合 → 筋・筋膜の短縮による伸張痛   
痛みがなくなる場合 → 椎間孔圧迫 小関節包炎が考えられる。

■ジョージ テスト(George’s Test)

【検査法】
左右の血圧測定、左右橈骨動脈(手くびの動脈)の触知する。

【理論的根拠】
左右の収縮期血圧(最高血圧)に10mmHg以上の差がある場合
→ 鎖骨下動脈の狭窄、閉塞を示唆する。

■バレ・リィウー徴候 (Bsrr’e-Leiou Sign)

【検査法】
右または左に顔を向ける、頭を動かすよう指示。(問診でも可能)

【理論的根拠】
回旋は椎骨動脈の圧迫をもたらす。
目が回る、ふらふらする、目がかすむ、吐き気、眼振などがある際は椎骨動脈症候群を示唆。

頸部以外の部位の整形外科的テスト法

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