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アイヌ72%「差別感じる」=国民全体2割弱、ギャップ鮮明―政府調査

政府は2016年2月26日、アイヌ民族への理解度について、アイヌ自身と国民全体を対象にした二つの調査結果を発表した。

更新日: 2016年02月27日

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孔明0530さん

アイヌへの差別や偏見が「ある」と答えた割合は、アイヌ自身が72.1%に上ったのに対し、国民全体では17.9%にとどまり、双方の認識ギャップが浮き彫りになった。

菅義偉官房長官は同日の記者会見で、「国民全体でアイヌへの理解が不十分なことが原因ではないか」と指摘。その上で「政府として普及啓発などにしっかり取り組む必要がある」と強調した。

アイヌに対象を絞った調査は政府として初めて。国民全体への調査は2013年以来2回目。

アイヌ自身への調査で、差別が「ある」と回答した理由(複数回答)を尋ねたところ、「漠然と差別や偏見があるイメージがある」が54.7%で、「家族や友人らが差別を受けている」51.4%、「具体的な話を聞いたことがある」51.2%などが続いた。

差別を「自分が受けている」との答えも36.6%に上った。その内容は、「自分に対して直接的ではないが、自分をアイヌと知らない周囲の差別的な発言を聞いた」が62.9%、「結婚や交際で、相手の親族にアイヌを理由に反対された」が57.5%などだった。

アイヌ自身への調査方法

アイヌ自身への調査は、2015年10月26日~11月20日までの間、20歳以上の1000人を対象に調査票郵送方式で実施、有効回収率は70.5%。国民全体への調査は、1月14日~24日までの間、20歳以上の3000人を対象に個別面接方式で実施、有効回収率は57.6%だった。

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