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膝関節の整形外科的テスト【膝の痛みの原因を知る為におさえておきたいテスト方法】

膝の靭帯の損傷の有無をチェックする整形外科的テストです。膝は全身のクッションの役割を行います。また歩く、走るといった際に衝撃吸収に非常に大切な役割を担います。その為、外傷も多い部位になります。

更新日: 2019年07月25日

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gojalさん

膝は主に靭帯損傷のテストが多くなります。

各整形外科的テストでチェックする靭帯の付着部位を記した図になります。

こちらの図は整形外科的テストで外圧を加える方向でどの靭帯にテンション(負荷)が加わるかをイメージしやすくなると思います。

マクマレー テスト(Mc Maurray's Test)

【検査法】
仰臥位(あおむけ)で曲がるところまで、膝を曲げ、ゆっくり伸ばしながら、下腿の内旋・外旋をおこなう。

【理論的根拠】
膝に痛みが生じた場合 内旋時は外側側副靭帯 外旋時は内側側副靭帯 の損傷をあらわす。

※クリック音(ポキッポキッという音)が感じられる場合、半月板断裂を疑う。

アプレー圧迫テスト(Apley's ConpreRession Test)

【検査法】
腹臥位(うつ伏せ)で膝関節を90°曲げ、大胆の下方に検者の膝をのせ固定する。足を両手でつかみ、膝に向かって圧迫しながら。下腿の内旋・外旋をおこなう。

【理論的根拠】
膝に痛みが生じた場合 内旋時は内側半月板 外旋時は外側半月板 の損傷をあらわす。

アプレー牽引テスト(Apley's Distraction Test)

【検査法】
腹臥位で膝関節を90°曲げ、大腿の下方に検者の膝をのせ固定する。足を両手でつかみ、垂直に引き上げ牽引しながら、下腿の内旋・外旋をおこなう。

【理論的根拠】
膝に痛みが生じた場合 内旋時は外側側副靭帯 外旋時は内側側副靭帯 の損傷をあらわす。

引き出しテスト(Drawer's Test)

【検査法】
仰臥位で足底をつけたまま、膝を90°程度曲げ、検者は足を膝などで固定し、曲げた膝を両手でつかみ、前方へ引っ張る、後方にも押す。

【理論的根拠】
前方へ引っ張ったときに痛みが生じた場合、前十字靭帯の損傷
後方にも押したときに痛みが生じた場合、後十字靭帯の損傷をあらわす。
動きが大きい場合、断裂を疑う。

※前方のものを前方引き出しテスト 後方のものを後方引き出しテストとも呼ぶ。

内反ストレス テスト(Abduction Strses Test)

【検査法】
仰臥位で真っ直ぐ伸ばした状態。膝関節を固定し、もう一方の手で、外側から内転方向に圧を加える。

【理論的根拠】
膝の外側に痛みがでた場合、外側側副靭帯の損傷を意味する。

外反ストレス テスト(Abduction Strses Test)

【検査法】
仰臥位で真っ直ぐ伸ばした状態。膝関節を固定し、もう一方の手で、内側から外転方向圧力を加える。

【理論的根拠】
膝の内側に痛みがでた場合、内側側副靭帯の損傷を意味する。

膝蓋骨圧迫テスト(Patella Grinding Test)

【検査法】
仰臥位で真っ直ぐ伸ばした状態で膝蓋骨(お皿)を上から手で強く押さえながら上下左右に動かす。

【理論的根拠】
膝に痛みが生じた場合、膝蓋骨周囲の炎症をあらわす。

膝蓋骨跳動テスト(Patella Ballottement Test)

【検査法】
仰臥位で真っ直ぐ伸ばした状態で膝蓋骨の上方の大腿部を包み込むよう押さえ、もう一方の手で、膝蓋骨の下方を上方に向かって動かす。

【理論的根拠】
関節内に、余分な浸出液がある場合、膝蓋骨の上方か膝蓋骨のうら側に溜まり、膝蓋骨を押さえると、みずが溜まった感覚が出現する。

膝関節以外の整形外科的テスト法

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