◎自動車販売会社が、紆余曲折を経て「車椅子」事業へ参入
北九州では1,2を争う「株式会社ネクスト」でしたが、地方都市という土地柄、すでに〈売上の天井〉が見えていました。
そこで、全国を相手にビジネスができる「ネット通販」を始めることにしたのです。
新しい事業を始める際に意識しておきたいことがあります。それは次の5つ。
(1)市場規模があるか?
(2)すぐに一番になれるか?
(3)(狙いを定めた市場で)儲かるか?
(4)経験の延長上か?(過去に蓄積した経験や知識を活かせる)
(4)その事業が好きか?(その事業に十分な時間をかけることができる)
同社では、検討した結果、(1)~(3)に当てはまる「ベビーカー」に、まずは参入を決めました。
ところが……、ベビーカーは大手メーカー間の価格競争が予想以上に激しく、(2)の「すぐに一番になれるか?」は到底達成できそうにもなかったのです。
そんな中、あることに気づきます。ベビーカー以外の商材の販売強化は手をつけていなかったにもかかわらず、あるモノだけ売れていたのです。それは、「車椅子」でした。
ここで迷わず車椅子の販売に全力を注ぐことにしたのです。リスティング広告費用はすべてつぎ込み、各モール店にも出店しました。すると、おもしろいように売上は伸び、立ち上げわずか4ヵ月で、月商500万円を達成。
その後も、ホームページを修正したり、仕入開拓に力を入れたりと最善を尽くしました。
そして、ついに立ち上げから16ヵ月で、月商1,800万円を超えたのです。

いかがでしょうか。
「こんなにうまくいくワケがない」「この会社(商材)だから成功したんだ」……と疑いたくもなる人もいることでしょう。
しかし、船井総研の長年の実績による、たしかな分析力と経験則で、1社1社それぞれのやり方をもって成功に近づくことはできるのです。
本書では、過去の事例を交えながら丁寧に説明していきます。一読の価値アリです!

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