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mohumohunecoさん

物理学の父

1879年3月14日 - 1955年4月18日


この世紀の初め、アインシュタインは「相対性理論」によって、

万人の宇宙観を変えた。

彼の理論は、理論物理学の分野にとどまらず、

思想、哲学にまで影響を及ぼした。

特殊相対性理論および一般相対性理論、相対性宇宙論、ブラウン運動の起源を説明する揺動散逸定理、光量子仮説による光の粒子と波動の二重性、アインシュタインの固体比熱理論、零点エネルギー、半古典型のシュレディンガー方程式、ボーズ=アインシュタイン凝縮などを提唱した業績により、20世紀最大の物理学者

特殊相対性理論と一般相対性理論

運動している物体の速度は、静止している人が見た場合と一定速度で走っている車の中からみた場合では、当然、異なって見える。
ところが光の速度は、静止している人が測定しても、走っている車の中で測定しても、まったく同じである。この矛盾を解決するため、アインシュタインは、1905年に発表した特殊相対(性理)論で、われわれが無反省に使っている時間や長さの概念を、根本的に変えなければならないことを示した。
すなわち、静止している人にとっての時間や長さと、走っている人にとっての時間や長さは、別のものだというものである。
これから、多くの一見奇妙な結論が導かれたが、それらはすべて実験で確かめられた。

その中では、反応の前後で物質の質量(重さ)が減少すると、その分だけ運動エネルギーは増加するという、質量とエネルギーの同等性が、特に有名である。現在では、特殊相対論は物理学者の言語の一部となっている。

アインシュタインは、1916年に提唱した一般相対性理論で、加速度運動をしている時計や物差しにまで、問題を一般化した。これからニュートンの万有引力(重力)が自然に導かれる。空間と運動からなる四次元空間は、たとえていえば球面の上のような曲がった空間で、その曲がり方が重力を表している。この理論は、アインシュタインの抽象的思考の産物であったが、その後いくつかの実験で実証された。アインシュタインの方程式の解から、空間の中に、ブラックホールという奇妙な場所があることが示された。宇宙物理学は一般相対性理論に基づいて論じられる。

アインシュタインってどんな人?

人間誰しも、いい面と悪い面を持ち合わせていると思われるが、アインシュタインの場合もそうである。  
いい面としては、以下のことが挙げられよう。  

■彼は、努力家であった。
■彼には、ユーモアのセンスがあった
■彼は、世界中の人々から歓迎されるような独特の雰囲気を持つ人物であった

他方、悪い面としては、以下のことが挙げられよう。  

■彼の皮肉と口の悪さ。
■彼は「がんこ」だった --- これはまた、いい面でもある --- 確かに、がんこじゃないと「一般相対性理論」みたいな大仕事をとても完成できなかっただろう。
■彼には孤高癖があった
■彼は自分の理論が絶対に正しいと思っていた --- 彼は一般相対性理論が、皆既日食の観測によって証明されたとき、こう語っている。『イギリスの観測隊が、たとえ何も見なかったとしても、私はただ神を気の毒だと思うだけです。私の理論は正しいのです。一般相対性理論は、間違いとするにはあまりに美しすぎます。観測結果と矛盾するはずがありません』--- 彼はまた、量子力学との論争の中で傲慢にも『神はサイコロをふらない』という言葉をはいている。
■彼は、平和主義者としては自己矛盾していた
■彼は家族に冷たかった --- 彼は二度結婚し、二度とも失敗している。

神から知恵を授かった賢者であり、
しかも、努力の人だった。
また、常識にとらわれない自由人であり、変人でもあった。

そして、アインシュタインは、スピノザの神、
つまり宇宙そのものを神として信じていた。

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