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グレートすぎるガソリンスタンドの看板。

英語圏で話題沸騰、アメリカのシアトルのガソリンスタンドの看板が人々のツボにはまっています。(運転はくれぐれもご安全に)

更新日: 2016年03月18日

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この記事は私がまとめました

nofrillsさん

Twitterで北アイルランドのリスト https://twitter.com/nofrills/lists/ni を眺めてたら、米国のダジャレがRTされてきました。

"Make America great again" (「アメリカを再び、偉大な存在にしよう」)は、ドナルド・トランプのスローガン。

Great(「偉大な」)とまったく同じ発音をするのがgrate(「チーズなどをおろす」)という単語。

「おろしがね」のことをgraterと言いますね。

チーズは、graterを使って細長く切って(シュレッドして)料理に使いますが、自分でやらなくても、最初からシュレッドしたものがパックに入ってスーパーなどで売られています。

(この写真は「細切り」なのにこんなに大きな塊が入ってた、という報告ですが)

そのような「あらかじめシュレッドされたチーズ」がなければ、アメリカは再びおろしがねを使うようになる……

というわけで
「シュレッド・チーズを禁止せよ、
アメリカに再び、おろし金を使わせよ」
というナンセンスなスローガンができあがり。

こうして本家ドナルド・トランプの "Ban Muslim immigration to make America great again" のパロディが完成します。お見事。

ネット上には、現実の看板や標識の写真に、それっぽいフォントで文字を入力して、あたかも最初からそのような看板・標識があったかのように見せるお遊びの「おもしろ系ジェネレーター」いくつもあります。

例えばロンドン地下鉄の駅にある「運行状況お知らせ」ボードのこの写真。Twitterでよく出回ってますが、ジェネレーターで作られた画像(コラ画像)です。ただし現在、このジェネレーターは当局から文句がついたために、停止させられてます。

(なお、ロンドン地下鉄の駅のお知らせボードには実際に、駅員が人を笑わせたりする目的でちょっとしたユーモアを書き込んでいることがあります)

私が最初に見た "Make America grate again" の看板の写真のツイートには、住所らしきものが書かれていますが、最初は「もっともらしい住所を書き添えた、ジェネレーターの冗談画像」なのだろうと思いました。

でも、Twitterを見ると、別の角度の写真があります。

ネット上で画像に文字入れするジェネレーターで作成された画像には、「別の角度の写真」は、まずありません。

ということは……

実在する看板なのだろうか……。

最初に見た写真には、看板本体の下に、WallingfordSign.com と表示されています。

これを検索してみると……

Is this America's funniest gas station signboard? Seattle's @WallingfordSign tickles Twitter huff.to/257FVJH pic.twitter.com/xgi6AtId9T

HuffPoの「よいニュース」も注目。

この看板の中の人の文才はダジャレに限らず、過去の作品にも名作がいっぱい。

給油ポンプも確認できる写真。

看板は "Isn't it a bit unnerving that doctors call what they do 'practice'"
「お医者さんが『プラクティス』するというのを聞くと、ちょっと不安になりません?」

Practiceは「実施する」、「医業を行なう」などのほか、「練習する」という意味もあります。それにひっかけた言葉遊び。

"The past, present and future walk into a bar. It was tense."

「過去と現在と未来が、バーに入っていった。tenseだった」

Tenseは「緊迫した」という形容詞でもありますが、「時制」という名詞でもあります。

これは「バーに入っていった」の定番ジョークのひとつ。
http://www.rd.com/jokes/bar/

車運転してるときにこんなの目に入ったらぶつかる(笑)。

ほんとにぶつかってる人いるし(笑)。

これが @WallingfordSign のTwitterの最初の投稿で、2014年7月4日(アメリカ時間では7月3日か)。

@WallingfordSign I've never followed a gas station on twitter but how could I help myself??

「Twitterでガソリンスタンドのアカウントをフォローするなんて、と思ってた時期が僕にもありました」

Spotted coming home from a late-night writing session. Well said, @WallingfordSign pic.twitter.com/kTRbjThoMa

「夜遅くまで書き仕事をして帰宅中に見た看板。沁みる」

"I don't know what my path is yet. I'm just walking on it"
「ぼくの前には道はない」ですね……

Favorite quote from @WallingfordSign, miss my #dogs pic.twitter.com/3mUXnwNqlE

「このガソリンスタンドのこの看板好き。うちの犬に会いたい」

"Do regular dogs see police dogs and think, 'Oh, no, it's a cop'?"
「一般の犬が警察犬を見たら、『やっべー、マッポだ』と思うのだろうか」

(警察犬も普通の犬だから、こわくないよ)

"Don't use the bathroom in your dream. It's a setup."
「夢の中でトイレを使ってはならない。わなだ」

"Don't use the bathroom in your dream, it's a setup." via @WallingfordSign #Seattle #local

写真なしでも「あそこの看板」で話が通じるような存在。地元で愛されてる。

Hey @fakeaaronmason look who has a Twitter now. "@WallingfordSign: pic.twitter.com/bI6Tk5HnUC"

"Went to the Air and Space Museum, but there was nothing there."

これもダブル・ミーニングのジョーク。Airは「航空」でもあり「空気」でもある。Spaceは「宇宙」でもあり「空間」でもある。だから「航空・宇宙博物館」は「空気・空間博物館」かもしれなくて……

"Cure for an obsession: get another one"
「これを考えだしたら夜も眠れなくて困っているので何とかしたい? では、あれを考えてみては」

"The first five days after the weekend are the hardest."
「週末が終わった後の最初の5日間がつらいんだよね」

"All those who believe in psychokinesis, raise my hand."
「超能力を信じているみなさん、手を挙げてみせてください。ただし私の」

@douglaspowell1 that’s super awesome. If you need inspirational messages, I love these: facebook.com/wallingfordsign

というわけで、リアルでは地元で、ネットではワールドワイドに、人々から「インスピレーショナルなメッセージ」として愛されているアメリカ、シアトルのガソリンスタンドの看板でした。

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