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【翻訳】Birdy: The most famous singer you've never ~

本記事は2016年3月20日the Telegraph掲載の記事、Birdy: The most famous singer you've never heard of の和訳となります。

更新日: 2016年03月20日

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バーディー、あなたが今まで名前を聞いたことのない、一番有名なシンガー

例えばRita OraやKardashianを思い出して欲しい。多くの人物のキャリアを考えてみると、この過度なメディア露出がもはやキャリアのうちのひとつの特徴ともなってしまっているこの現在、実はBirdyもまた、その全くの例外ではありません。おそらくあなたはBirdyの顔すら知らないでしょうが、このニューフォレスト生まれの歌手の曲は実際行く先々で耳にしているのです。ロイド銀行のコマーシャルからハンガーゲームのサントラ、きっと星のせいじゃないにメリダのおそろしの森。それにRED Valentinoのキャンペーンまで。

Birdyは12にして曲を書き、14にして本国イギリスとヨーロッパ中のヒットチャートを駆け登り、今19にしてグラミー賞候補、6度のプラチナディスク、マルチミリオンセラーを誇る。このジェニファー・ローレンス、ジョージ・クルーニー、エレン・ディジェノロスのファンは、今春彼女の3つめのアルバムとなるBeautiful Liesを発売し、目から涙が出るようなロンドンの西の高級住宅街に自宅を購入しようというところなのだ。

もっとも、我々はセントラルロンドンスタジオで面会したものの、きっとあなたがイメージするような、アフガンコートを着てセントラルロンドンスタジオに出入りするような軽薄で自由奔放な人物とは違うのだが。

テイラー・スウィフトとかケイティー・ペリーとか、リアーナとか、何だか人間離れしていて、コマーシャルにまみれてしまっているメディア文化への音楽業界の薬といったところだろう。Birdyはロンドンの地下鉄に乗って移動するし、マックの列にも並ぶ(実のところ、彼女はマックチキンサンドイッチに目がない)。スケッチ教室に通おうかどうか悩んでいて、個人的にヴィンテージストアを回るのを趣味にしている。

「ときには有名人がいるって目で見られることも、ないわけではないわけですけど、でも大体は自由にさせてもらえてます。そうじゃなかったら私はやっていけなかっと思います。自分が歌手の仕事を始めたときはシャイな子どもだったのですし、TVショーとかプロモーションとかには出たくありませんでした。したかったことは、自分の歌に自分のことを表してもらうことだけでした。」

全名ジャスミン・ルチア・エリザベス・ジェニファー・ヴァン・デン・ボーガルド。赤ん坊だった頃の仕草でBirdyのニックネームをもらった彼女は、もともと正真正銘の貴族の家系の人である。Teynham公の令嬢ソフィー・パトリシアを母に、サー・ダーク・ボガード(英国風に苗字を短縮形で改名している)の甥の子ルパート・オリヴァー・ベンジャミン・ヴァン・デン・ボーガルドの娘として、ニューフォレストの領地の一角にある古い家で育ってきたのだ。

「リアーナさんのようになりたいとは思います―思いますが、また私ははちゃめちゃにやれる人間というところでもないところです。」

全英音楽大会で優勝後、12歳でレコード契約。2年後には数百万の人間の頭の中に絶えなく木霊して止まない、ボン・イヴェールのスキニーラブのカヴァーを送り出した。

「信じられないくらいエキサイティングでした。アメリカに行って、ヨーロッパを回わって、数千の人の前で演奏することになったんです。そんなことが現実になるなんて夢にも思っていませんでした。いつもステージに上がるとなると怖くて仕方なかったものなんですけど、でも実際に一度上がってしまうと、どうともなるもので。音楽は私の中で常に安楽のゾーンだったというわけでした。」

「学校のみんなはどんなときも絶対に私をサポートしてくれました。本当に幸運なことでした。例えばヒットチャートに入るとか賞をもらうとか、こんなイベントが起こるにしても、いつもみんな自分たちのことのようにお祝いしてくれていました。誰のひとりも、私に意地悪になったり、私が嫉妬されたりするようなことはありませんでした。」

当初から彼女のキャリアが手の内から離れぬよう、彼女の両親、マネージャーのサラ・ロー、そしてバーディー自身によって注意深く決定がなされてきた。ティーン・クイーンビデオはなし。セレブリティー・パーティーはなし。音楽の天賦の才を受けたスクールガール。それ以上のいかなるプレッシャーも認めない。ステージ上では常にグランドピアノで半身を隠す状態にした。

Birdyのシンガーソングライターとしての成長は雑誌の上で作られたものではなく、カヴァー曲の演奏から始め、作曲の共作、そして真に彼女自身のものを手がけてきた、その前進の道のりにある。

しかし真実を述べるところ、彼女は実際に、けして普通の女の子ではありえない。18歳まで暮らしていた彼女の家は、紛れもなくDodie Smith(イギリスの作家)の「I Capture the Castle」のうちがそのまま出てきたものだ。作家の父と、コンサートピアニストの母と、異母兄弟のMesesとSamと、同母兄弟のJakeとCaitlinの家族。それに多くのおばとおじ、いとこまで、同じく1500エーカーの領地で暮らしていたのだから。

自分がアビーストリート(西区)の高級な人々のいる中央街の住人なんだって感じに感じる?そう訊くとBirdyは笑い出した。

「そちらには家族のだれもいないですし、母はイーストエンダーのが好きだし、私たちのだれも自分たちのことを金持ち連中と同一視して見たりしたことはないですよ。私たちが変わっているのは認めますけど。自分たちど田舎県のかなり野生チックなところで育ちましたし、家も古ーい家屋です。大好きですけどね。壁に絵がかけてあって、ラブリーな古いピアノがあって。そういうことで、私はいとこと野山を駆けまわって大きくなった人ですよ。」

「確かに家にスイミングプールはあったんですけど、でも実際には真緑になってしまっていたし、誰も使っていなくて錆びついていましたから、私たちと言えば池で泳いでました。
みんな物を書くのだったり、絵を描くのだったり、ついでに母にはピアノを弾くのを薦められていて、私もすごく小さな時から曲を書き始めました。」

「うちの大ーきな、しかもエキセントリックな大家族の中でやっていくのも大好きなんですが、一人になって曲を書いているのもまた私の大好きなことなんです。もう何時間もずっとピアノを弾いたり、作曲したりして過ごすんですけど、まだそれが日課だったりします。」

大叔父、サー・ダーク・ボガードが亡くなったのはBirdyがまだ幼児だったときのこと。
「少しだけ彼の映画は見てはいるんですけど、大叔父のことといえば、私が知っているのはおおよそ家族が話してることだけです。アメイジングな人だったんだなと思っています。本当に力強くも、なにかちょっとだけ歌姫のようにも見えた。・・・私もちょこっと、大叔父にチャレンジしていかないといけないかしら。」

セカンドアルバムFire Within(ロイド銀行の広告で流れているWingsが入っているアルバム)の製作に専念するためにその後退学したものの、Birdyは数年前は一貫校に通っていた。名声轟くデビューアルバムをリリースし、しかもヨーロッパ中やアメリカまでツアーで回りながら、高等教育修了試験を通過し、芸術とフランス語については評定Aクラスを取得しているのである。

「薬を使われたり、下着姿になることを求められたりしたことも一度もないし、私が私じゃない誰かになるようにしろと、プレッシャーをかけられたこともありません。」

「学校を辞める時プレッシャーは受けたりしてなかった?」
「全く。」 Birdyがスマイルする。 「両親は強制的にはならない人たちですし、それにどうあっても、私を応援してくれます。自分の方もあちこちにツアーだったり、マムフォード・&・サンズの方々やデイヴィット・ゲッタさんを始め他の人たちと仕事をしたりで、離れてはいましたが、学校の友だちの方も学校の進学の間でギャップイヤー(その間に外国を旅したりする)をとっていましたから、自分だけみんなから離れ離れになって向こうに行ってしまったんだとは思いませんでしたし。学校の友だちとは本当に親密にしてるんです。」

でも、人気絶頂の若きスターというのは高飛車になるものではないのだろうか?
「リアーナさんのようになりたいとは思います、他の人がどう思ってるかなんか一向に考えたことなんてないわみたいな風にして闊歩して。でも、それは私ではないですしね。ある人がその人足りえて良いと言えるのですし。私は荒くれではない。」

「ラジオとか、たくさんのひとが聴くもので私のことをしゃべるというのも、折り合いを付けるには時間がいりました。始めのうちは、ラジオに出るのは恐ろしかったんです。自分の話をするのは心安らかざるって言うんですか、安堵できないもので。というのも、土台私はシャイなので、そうすると私じゃない他の誰かになってくれって人々には要望されてしまうのではないかと思います。」

「自分が非常におとなしめで、照れ屋なので、これで大丈夫なのかとよく心配していたんですけど、でも成長してきて歳もすこし重ねてきて、だんだん心からそれでいいと思えるようになりました。私は自分が音楽が好きだから曲を書いたのであって、有名になりたくてそうしたわけではない。自分は確かに口高々な人ではないし、脚光の目を向けられたいという人でもない。でも、それが軟弱者の人間であるということを意味しているのではないのだって。」

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Birdyさんの信じがたい才能を追うと共に和訳している身体サイズ完全1テイラー・スウィフト長の者です。
いやいや、本職は必ずBirdyを勝たせる、いや、Birdyに勝ちをとって頂きたい。