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記憶力は人間以上!?カラスの賢さが実感できるエピソード

カラスは、こと生きるための能力において小学校低学年程度の思考能力を持っていると考えられているほど賢い動物。そんなカラスの知能や記憶力の高さがわかるほど怖くなるもの。一方でカラスは助けてくれた人間に対しては、群れで恩返しの行動をとることもあり、彼らを知れば良い関係を築ける可能性もありそうです。

更新日: 2017年05月19日

egawomsieteさん

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■真っ白なカラスいた! 京都の水田

京都府和束町白栖の水田近くで18日、真っ白な野生のカラスが飛べずにいるのが見つかった。遺伝子の変異などで生まれつき色素を欠いた「アルビノ」のカラスとみられ、住民たちが驚いている。
 町社会福祉協議会の職員が午後4時半ごろ、打ち合わせに向かう途中、あぜ道で弱っている白いカラスを見つけた。体長37センチほどで、まだ子とみられ、全身が白い羽毛で覆われていた。けがは見当たらなかった。
 連絡を受けた町農村振興課の職員が水を与えると、元気になり「カァー」と声を上げるようになった。同課の宮嶋靖典係長は「初めはハトだと思った。初めて見た」と驚いていた。
 白いカラスはごくまれに生まれるが、目立つなどの理由で生存が難しいともされている。カラスは本来は救護対象ではないため、同課は「府の担当と相談し、山に帰す」としている。

■カラスにあいさつするとゴミを荒らされない!? 実践したツイートが話題に

前に、ツイッターで
「カラスに挨拶とかしてると仲間と思って悪さとかゴミとか荒らさなくなる」
っていうの見てから、家の周りのカラスに
「おはよー!」とか「よっ」とか手を振ったりとかしてたら、
本当にウチと両隣りの家のゴミ荒らさなくなった。
ちょっと離れた家のゴミは容赦なく荒らす

2017年Feb10日 22:35

@DD_kuroshio_kai RTから失礼します!カラス、賢いですよねwごみ捨て場の前で隠れてたから何してるんだろ?って思ってしばらく観察してたら、ごみ捨て場のドアを誰かが開けるのを待ってたみたいで開いた途端、気付かれないようにこっそり後ろから着いていってましたw

これに対してTwitterユーザーからは、「カラスは人の顔を見分けられる」「誰かがゴミを捨てるのを待って、こっそり後ろからついていった」など、カラスの賢さを裏付けるような証言が寄せられている。

 もしかして仲間意識を築けば、本当に荒らされなくなるのかも…?

■「カラス侵入禁止」の張り紙で、カラス来なくなった!? 東大の研究施設で効果

カラスの侵入に悩んだ東大の研究施設で、「カラス侵入禁止」という張り紙をしたところ、カラスが寄り付かなくなったという、ウソのような本当の話。カラスは字が読める? まさか。これ、ちょっとした心理学なのでした。

カラスに困っていたのは、岩手県・大槌町にある東大大気海洋研究所。東日本大震災で津波の被害に遭い、今1、2階は水害被害そのままに物置場、かろうじて3階を研究室としている。

3年前くらいから、カラスが配管の断熱材を気に入ったらしく、むしっては持ち去るようになった。糞や羽毛も散らばって、掃除の人が「なんとかしてください」というようになった。そこで佐藤克文・教授が専門家に聞いてみたところ、「カラス侵入禁止」の張り紙だったという。

「最初、冗談だと思ったんですが」と佐藤教授はいう。1階の破れたままの窓枠にずらりと張り紙をした。と、「本当にカラスが入って来なくなりました」。ウッソー。

カラスは人間の視線を感じる

張り紙を提案したのは、宇都宮大・雑草と里山の科学教育研究センターの竹田努・博士だった。「カラスが文字を読めたら大変なことですけど」とすっとぼけて見せたが、本当の理由はこうだった。

竹田「文字を人が読んで、不思議に思ってもらう。本当にカラスが(張り紙効果で)来ないのかなと思って、カラスの行動を見つめてもらえれば、このような効果が出てくる」んだと。張り紙を見た人は、必ず周囲にいるカラスを見る。カラスはその視線に恐怖を感じて、寄り付かなくなるのだという。

カラスは時に獰猛で、人を襲ったりもする。それが、人の視線だけで寄り付かなくなったりするものだろうか。竹田氏が行った検証実験があった。大きな飼育小屋の中にカラス10羽を放ち、そこへ人を立たせると、カラスは人の視線の背後にいる。人が振り向くと、その視線を避けて背後に移動していた。

そこで、街中のカラスはどうか、を調べた。電柱に群がる町のカラスは、1人の視線なんぞ完全に無視だ。と、竹田氏は、視線にプラスして、指でカラスを指してみた。するとどうだ。1羽また1羽と離れていった。「(カラスに)変化を感じさせるのが重要。慎重になる。みんながもう少しカラスに関心を持てば、いなくなるかも」という。

司会の羽鳥慎一「面白いですね?」

宇賀なつみアナ「怖くて、見ないようにして逃げてた。見た方がいいんですね」

野上慎平アナ「だいたいみんな恐れちゃってるのがよくなかった。逆だった」

住田裕子(弁護士)「時々襲うじゃないですか。あれは?」

野上「ちょうど今の時期、4月から6月は、ヒナがかえって飛行訓練中なんですって。そのヒナを守るために、時に威嚇する」

竹田氏はまた、「東大の研究所だから効果があったのではないか」ともいう。研究所の人たちは真面目で、生物が好きな人が多く、張り紙を見ると足を止めてしばらく観察するから、だという。

羽鳥「追い払うためにカラスを見ましょう、ではいけなかった」

野上「それだと興味が......」

羽鳥「心理戦......」

そこで野上は、一般の方には、として出したのが、「超男前のカラスがいます。探してください」。これなら、みんな「どれだ、どれだ」となるだろうというわけ。カラスじゃなくて、人間への心理戦だった。

■カラスは仕返ししない?

カラスを攻撃すると彼らに仕返しをされると巷ではよくいわれる。だから、うかつに手を出せない雰囲気があるが、どうやら違うらしい。松原氏は、農家の人から「畑を荒らす1羽のカラスが防鳥ネットにひっかかって死んでしまったのだが、翌年からカラスの大群が来た。あれは復讐されたのだろうか」と質問を受け、「カラスには『あいつを困らせてやれ』という意識はないだろうし、そもそも『イチゴを食べたら農家が困る』という認識もないだろうから、復讐ということはないだろう」と答えている。

では、なぜ彼らは大群で押し寄せたのか。それはその場所を縄張りにしていたカラスが死んでしまったので、空白地帯になってしまった場所にカラスが入ってきてお祭り騒ぎになったのではないかと説明している。

2015年の初めにネットニュースで、ローマ在住の8歳の女の子が野生のカラスにエサを与え続けたところ、エサ箱にイヤリングやボタンなどの光り物を置いていくようになり、“カラスの恩返し”として話題になった。これについて、松原氏は恩返しとは見なせないとし、カラス同士でエサやモノを与え合う行動が転用された可能性を指摘する。人間を繁殖相手だと思い込んだわけではないが、疑似的な「求愛給餌」が再現されたと推測している。いずれにしても、そんなカラスの勘違い行動は想像するだにかわいい。

■すごいカラスの記憶力

ワシントン大学のジョン・マーズラフ教授によると、ニューカレドニアで捕獲したカラス(ニューカレドニアに生息するカラスは、知能が高いことで有名)は、5年半経過しても、捕獲した人間の顔を覚えていて、近くを通ると威嚇行動をするといいます。

5年半というのは、マーズラフ教授が、その事について書いた本が出版された時点の話であり、おそらくそれ以降も、カラスは危険人物の顔を、ずっと覚えているでしょう。

なぜなら、カラスは、他の仲間たちや自分の子供たちにも危険人物の情報を伝えるからです。

その証拠に、5年半前にカラスを捕獲して実験のために足環をはめただけなのですが、その現場を見ていなかったカラスたちも、足環をはめた人間に一斉に威嚇行動をするようになっていったというのです。

宇都宮大学の研究では、15人の人の顔写真を貼った容器の一つだけにカラスの好物であるドックフードを入れて覚えさせると、15人の顔をしっかり覚えて100%近い正解率を出すといいます。

しかも3週間ほど後に、もう一度同じことを試しても、カラスの成績はほとんど変わらないというのですから驚きですよね。

またカラスは、エサをあらかじめ隠しておいて、後で取り出して食べるという行動「貯食」が見られますが、野生のカラスは、100ヶ所以上の場所に隠しても、その場所をちゃんと覚えているそうです。

仲間のカラスに隠し場所を見られたときには、あとでこっそり戻ってきて、別の場所に隠し直すんだとか。

おまけに日持ちがする物、いたみやすい物などをきちんと区別して貯えておき、腐る前に食べにくるというのですから、カラスの記憶力恐るべしです!

■クルミを、車にひかせて割って食べる

カラスが、車にクルミをひかせて割って食べる話は、有名ですよね。私も、実際、目の前で見たことがありますが、感心して見入ってしまいました。

カラスは、道路のセンターラインや路肩からの距離を経験的に察知して、車輪が通りそうな場所にクルミを置きます。うまくいかないときは、クルミを置き直します。

また海岸地域にいるハシボソガラスは、固い貝を高いところから落として割って食べます。カモメも空中から貝を落として割りますが、地面の固さまでは考えていないようで柔らかい砂の上に落として失敗することもあります。

その点、ハシボソガラスは、舗装路の硬い上に落とすので確実に貝を割ることができます。

おまけにカラスは、明らかに貝の種類とサイズを認識して割っているというのです。4種類の貝で実験した結果、カラスが好む貝は、殻が割れやすく最も扱いやすい大きさの貝を常に選ぶんだとか。さすがカラス!頭がいいですね。

■エサを捕獲するために道具を作るカラス

1996年、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に、道具を作ってエサをとるニューカレドニアに生息するカラスのことが掲載されてから、カレドニアガラスの知能の高さが脚光を浴びました。

カレドニアガラスは、木の葉をくちばしで切り取り、柄の部分をまっすぐな棒に加工して、木の幹の奥深くにいて取り出すことができない幼虫を、その加工した道具を使って器用に吊り上げて食べます。

カラスの好物であるドッグフードや、固い木の実などを与えると、一度水場などに行き、ドッグフードや木の実を水につけ、ふやかして柔らかくしてから食べます。

また辛いエサを与えると、カラスは一度水に浸して、まるで洗ってるとしか思えない行動をとります。カラスは洗うことの効能を知っているのでしょう。

■人に甘えるカラス

カラスが人に愛される戦略は、単に人の言葉を真似るだけではないようです。カラスは、人の歓心かんしんをかい、愛らしくふるまう術すべも心得てるというのです。

怪我をして人に保護されたカラスの興味深い話があります。飼い主によると、そのカラスは飼い主の前では、自分の力で食べられないフリをして飼い主にいつも食べさせてもらってたそうです。

が、ある時、そのカラスが自力で食べてるのを飼い主がたまたま見てしまったそうです。見られてしまったことに気づいたカラスは、あわてて羽をバタバタさせて、ヒナが親鳥にエサをねだる時のように、甘えの行動に出て飼い主に食べさせてもらおうとしたそうです。

飼い主は、ひょっとして誰も見てないところでは、カラスはもう怪我が治り、飛べるようになってるかもしれないと思ったそうです。甘えの行動で保護者の人間の気持ちをひきつけて、エサをもらい続けようとするのは、カラスも、なかなかしたたかですよね。

言い換えれば、生き残るための嘘をつく(他をあざむく)という知恵が発達してるということは賢さの証しでもあります。

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