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Coco16さん

そもそもエトワールって何?

「エトワール(étoile)」はフランス語で「星」を意味します。オペラ座のダンサーの間のヒエラルキーの中でも、頂点に君臨するのがエトワール。日本のバレエ団の「プリンシパル」に相当。

ちなみにオペラ座のダンサーの階級は次の5段階。
(オペラ座に限らずフランスのバレエ団はどこもこんな感じらしいです。)

①étoile(エトワール)
②premier danseur(プルミエ・ダンスール)
③sujet(スジェ)
④coryphée(コリフェ)
⑤quadrille(カドリーユ)

さらにオペラ座バレエ学校最終学年の学生さんが研修生として舞台に立つことも。

どんな人がいるの?

2017年4月現在エトワールは20人(男性9人・女性11人)。オペラ座のダンサーは150人前後いるらしいので、1割強でしょうか。

中でもベテランはこちらの方々。

2004年エトワール就任。

2001年に17歳でオペラ座に入団し、異例の早さで昇進。2004年に20歳の若さでSujetからエトワールに抜擢。

期待の新星はこちらの方々。

2017年3月日本公演中にSujetからエトワールに抜擢。

ユーゴ・マルシャン2017年3月3日エトワールに昇格の瞬間(パリ・オペラ座バレエ団2017年日本公演)

2016年12月31日に「白鳥の湖」で主役を踊った際にエトワールに昇格。

2016年12月28日に「白鳥の湖」でジークフリート王子役を踊りエトワールに昇格。

ちなみに初代のエトワールは1931年に就任したこの方。

どうやったらなれるの?

オペラ座のダンサーたちの95%がオペラ座バレエ学校出身だそうです。つまりオペラ座バレエ学校に入るのがエトワールへの第一歩というわけですね。

オペラ座バレエ学校に入学できるのは8歳から16歳の少年少女。午前中は勉強、午後はダンス、とプロになる訓練を積んでいきます。

現在活躍するエトワールでオーディションで入団したのはLudmila Paglieroのみ。

アルゼンチン出身の彼女は、チリでプロとして活動した後、19歳の時にオーディションを受けてオペラ座に入団しました。

エトワール就任まで秒読みと期待の声の高いオニール八菜さんも、オーストラリアのバレエ学校を主席で卒業した後、オーディションを突破してオペラ座に入団したそうです。

エトワール以外の昇格は毎年7月に行われる昇格試験で決定されます。年功序列ではなく実力勝負の世界です。

エトワールは試験ではなく、バレエ芸術監督の推薦のもとオペラ座のディレクターによって指名されます。通常はpremier danseurから選ばれますが、sujetなどから飛び級でエトワールに昇進することもあるようです。

2004年以降、エトワール就任の発表は観客の前で公表されるようになりました。

本人には事前に知らされず、公演の後にサプライズで発表されます。

Léonore Baulacのエトワール就任発表

もちろん、エトワールになれるのは本当に選ばれた人だけ。非常に優れたダンサーであってもプルミエのまま退団というケースもたくさんあります。

年齢制限はあるの?

最年少記録はシルヴィ・ギエムの19歳。オペラ座には16歳で入団できますが、その後3回の昇格試験を受けなければプルミエになれないため、19歳より若くしてエトワールになるのは厳しいかも。

天才シルヴィ・ギエムは19歳の若さでpremière danseuseからエトワールになったそうです

上限は42歳。オペラ座ダンサーは皆40歳で定年を迎え、42歳で退団しなくてはなりません。

2016年2月にはバンジャマン・ペッシュがアデュー公演。

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