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末期がんの療養は入院よりも自宅?…在宅患者の方が生存期間が長いことが判明

自宅へ戻った方が寿命を延ばすかもしれないという研究結果が、発表された。進行がん患者が退院して、自宅に戻ることの不安を和らげることにつながる研究結果だとして注目されている。ニュースをまとめ。

更新日: 2016年04月06日

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isaaccさん

○末期がんの療養は入院よりも自宅?

末期がんを宣告された場合、最期までの期間を自宅で過ごすか病院で過ごすか―難しい問題だ。

「自分の家で死にたい」と望む人は多いが、病院と同等の治療が受けられないのではないかという懸念がこれまであった。

自宅へ戻った方が寿命を延ばすかもしれないという研究結果が、筑波大学、神戸大学の研究チームによりまとまりました。

○筑波大学などが調査結果をまとめた

進行がん患者が退院して、自宅に戻ることの不安を和らげることにつながる研究結果だとして注目されている。

○自宅で死を迎えるがん患者は生存期間が長い

調査に当たったのは、筑波大学医学医療系の浜野淳講師、神戸大学医学部付属病院の山口崇特定助教らのグループ。

チームは緩和ケアに取り組んでいる全国の延べ58施設でケアを受けた20歳以上の患者2069人(平均69・4歳)を調査。

予測余命を日単位(14日以内)、週単位(15~55日)、月単位(56日以上)の3グループに分け、入院と在宅で生存期間を比べた。

○生存期間に1週間の差

その結果、予測余命が日単位と週単位の場合、在宅ケアの患者は、平均生存期間がそれぞれ13日間、36日間で、入院した患者の9日間、29日間より長かった。

自宅で最期を迎えた場合、点滴や抗生剤投与など医療行為が少なかったことも分かりました。

○在宅ケアが長生きと断言はできていない

死亡までの期間が短い人は自宅にいる方が長く生存したのに対し、死亡までの期間が長い人は大きな差が出ませんでした。

在宅ケアを受ける患者と緩和ケア病棟に入る患者の病状に差がある可能性を排除していないことから、在宅ケアが長生きと断言できるものではないとしています。

○「自宅で死を迎えたい」と望む人は多い

重い病気があり、自分の死期が迫っていることを悟った時、「住み慣れた自宅で死を迎えたい」と望む人は多い。

この知見から、医師は死期の迫るがん患者に対し、自宅での緩和ケアを迷わず許可すべきであることが示唆される。

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