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<文理を分けない穏やかな環境>甲陽学院の魅力と所感

京阪神では名の通った甲陽学院。首都圏の麻布とも似たポジションと言われることが多い学校です。その魅力をOBに語っていただきました。

更新日: 2016年04月13日

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ClassOnCloudさん

1.概要

1-1.歴史

1916年に伊賀駒吉郎が西宮市甲子園に「私立甲陽中学」を創立。戦後の学制改革の際、中学部を新たに香櫨園に設置した。その後辰馬吉左衛門に引き継がれ、中学校が発足、現在に至る。現在は進学校として主に知られているが、元々文武両道な学校であり、過去には甲子園(全国中等学校優勝野球大会、現:夏の高校野球)も優勝している(第9回)。

1-2. 校風・理念

甲陽学院は兵庫県西宮市に位置する男子校で、高等学校おいて生徒を募集しない完全中高一貫校を推し進めています。モットーは「明朗・溌剌・無邪気」で、中学校では学力・体力の基礎作り、高等学校では自主性・創造性を重視しています。理念にもある中学と高校における教育理念の違いは服装にも表れ、中学は学校指定の制服、高校は私服と分かれています。

1-3.立地とアクセス

また、中学と高校の校舎も別で、中学は夙川の河口付近、高校は逆に源流近くの山のなかとなっている。中高の間にはおよそ5km程の距離があり、これも中高の校風に多少なりとも差異を生み出す要因となっています。

2.カリキュラム

2-1.担任は6年間持ち上がり

甲陽学院は中学高校六年一貫教育を推し進めています。そのため、担任も持ち上がり制で、6年間のうちに先生と強い関係性を築くことができます。

2-2.一貫校としてはやや早めの先取りの進度

中学1年では義務教育の中学校課程の3年分の数学を全て学び、中学2年生から高校の範囲である数学I・Aを学び始めます。そのため、高校を卒業する頃には数学の実力がしっかりと身につきます。

2-3.文理選択と隔たりのない切磋琢磨

高校2年から文系・理系に分かれるのですが、クラスが分かれることはないので、理系と文系の間の交流も盛んで、お互いの得意科目を他の人に教える光景をしばしば目にします。

2-4.才能豊かな教師陣

教師も才能豊かな人が多く、垂直跳び最高記録100cmの物理教師や、テニス元全国代表級の英語教師、陸上中距離で大阪府入賞経験のある世界史教師など、自らの専門分野だけでなく複数の特技を持つ教師が多い。ある学年の担任団は中3のスキー合宿で全員が生徒も誰よりもスキーが上手で、希望者を引きつれて急遽隣の元オリンピックコースに連れて行ったりもした。

2-5.体験や実地に即した授業

また授業も特徴のあるものがある。中1の夏の生物の課題は昆虫標本の作成であり、博物館で見るような昆虫標本を自ら作るというなかなかない体験ができる。美術の授業では限られた材料で校舎の上から生卵を落としても割れない容器を作る授業がある

3.学校行事

中学校と高等学校の位置が違うため、行事は中高で異なるが、毎年様々な行事が行われる。その中からいくつか特徴あるものを紹介していく。

3-1.5月(高校)・6月(中学):体育祭

中学校は組対抗、高校は学年対抗となっている。特に名物は高校の「相撲」で、生徒が自ら行事を務め、会場を盛り上げながら行事を進めていく。出場者達もそれぞれにアイディアを出し、登場の仕方やパフォーマンスも様々である。

ドラえもんが三輪車こぎながら登場して、優勝ちゃうような相撲大会はなかなかないと思います。行司のクオリティーもめちゃくちゃ高い

3-2.6月:修学旅行(高2・北海道)

高校の自主性がよく表れるのが修学旅行。生徒自らが行き先を決め、グループ分けをし、バスなども自分たちで手配する。先生が決めるのは飛行機と宿のみ。生徒自らで修学旅行を作り上げることができる。

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