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hiiro0517さん

気象庁が「横ずれ断層型」と解析

気象庁は14日午後9時26分ごろに発生した地震のメカニズムについて、断層が南北方向に引っ張られてずれる「横ずれ断層型」と明らかにした。同庁は「この地域で起きる一般的な地震のメカニズム」と説明した。

同庁によると、今回の地震後、阿蘇山(熊本県)の火山活動に変化はないという。

「横ずれ断層型」とは?

地震の種類の一。地殻にすれ違う力が働き、断層面が水平方向にずれることによって起こる。

海溝型地震(プレート境界型の逆断層型やプレート内部の正断層型など)ではなく、今回の地震は内陸型地震(横ずれ断層型や逆断層型)の一種。

熊本県には、阿蘇外輪山西斜面から南西方向に、布田川(ふたがわ)・日奈久(ひなぐ)断層帯が走っている。

多くの専門家が今回のマグニチュード(M)6.5の地震を引き起こした可能性を指摘するのが、布田川(ふたがわ)・日奈久(ひなぐ)断層帯だ。

阿蘇外輪山の西側斜面から八代海南部にかけて、ほぼ北東−南西方向に延びており、全長は約101キロに及ぶ。

布田川断層帯、日奈久断層帯はそれぞれ3区間に分けられ、全体が連動すれば最大でM8.2の地震が起きる可能性が推測されている。今回の震源に近いとみられる北部の布田川断層帯の一つの区間が単独で活動する場合の規模はM7程度、30年以内に大規模な地震が起きる確率は「ほぼ0〜0.9%」とされる。直近では約6900〜2200年前に活動したと考えられている。

震源地の周辺について、政府の前地震調査委員会委員長の本蔵義守さんは「布田川・日奈久断層帯のほか、小さな規模の活断層が多くあり、いずれかの断層が動いた可能性が高い」と話す。

“一般的”でM6.4だったのに最大震度7と大きく揺れた理由は?

推定されるMは6・4。地震の規模の割に、最大で震度7と揺れは大きいという。このことから本蔵さんは「地盤が弱い場所など局所的に大きく揺れたのでは」ともみる。

政府の前地震調査委員会委員長の本蔵義守さん。

マグニチュードが6.5だったにもかかわらず、震度7を記録したことについて、青山課長は「震源が浅いので、規模が小さめの地震でもその真上では強く揺れることもある」と説明した。

気象庁の青木元・地震津波監視課長。

山岡耕春・名古屋大地震火山研究センター長も、地震の規模や熊本市内の様子をテレビの中継で見た限り、阪神大震災のように断層が本格的に動いたわけではないようだ、とみている。「震度7の場所は、動いた断層の真上か地盤が悪い場所だったのか、理由があったのでは。余震に注意しないといけない」と話す。

震源が浅いため、余震は1週間程度続く可能性がある

今回の地震は震源の深さが比較的浅いため、気象庁は、今後も強い揺れを伴う余震が発生するおそれがあるとして十分注意するよう呼びかけています。

今回の地震では、震度6強や6弱クラスの余震が頻発している。これについては「陸域の浅い地震では一般的には余震が多いという特徴がある」と述べた。

気象庁の青木元・地震津波監視課長。

気象庁は同日午後11時半ごろから記者会見し、青木元・地震津波監視課長は「余震が発生しているので身の安全を確保してほしい。震度6程度の余震が1週間程度発生する恐れがある」と引き続き警戒を求めた。

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