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【銀河鉄道999】メーテルの正体とは?

謎だらけのメーテルの正体。判明していることや、正体について分析している書籍などをご紹介します。

更新日: 2016年09月06日

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tamamirutanさん

メーテルの正体について参考になる書籍

この本では、メーテルの父であるドクターバンの正体が、1000年女王の雨森始とされている、と明記されています。その他、メーテルが生身の人間かどうかについての検証がされています。

リンクしている松本作品との相関からメーテルについて判明していることが詳しく載っています。

アニメ全話と映画版の紹介、松本零士先生のインタビュー記事など、999の秘密が盛りだくさん。精神科医によるメーテルの人物像の分析も見逃せません。

メーテルの両親と姉妹

原作のプロメシュームは、首だけの存在で、顔の裏面がもう一人のメーテルでした。メーテルが考えていることは、このもう一人のメーテルによって何もかもわかっているつもりだったようですが、この裏面のメーテルによると「私が心を閉ざせば、お母様にもわからないこともある」とのこと。メーテルと父の、「機械化母星破壊」構想は見抜けなかったわけで、プロメシュームは「裏切っていたのか」と落胆します。

メーテルレジェンドというOVAで明らかになったプロメシュームの正体。太陽系の軌道を離脱したのち、暗黒太陽ラーの重力に引かれて凍り付いたラーメタル星で、生き延びるために、実は悪だくみをしていた部下の進言を信じてしまい、自らを機械化してしまったのが、そもそもの失敗でした。とても心優しいお母さんだったのに・・・。

こちらは1982年に公開された1000年女王の映画版。アニメや原作とは人物設定が若干異なるものの、女王の地球を愛する心に変わりはありません。
このパンフにはプロメシュームと雪野弥生の相関図が載っており、この映画の時点では雪野弥生はメーテル同様「プロメシュームの娘」と紹介されています。
彼女の別名が「プロメシュームⅡ世」と言われていたのも、それが理由でしょう。

見づらいですが、プロメシュームと弥生、メーテルの関係が「母」「娘」となっています。
父とされる始と弥生の関係は、映画版では「先生」と「生徒」、弥生が始の学校の教師をしていたためです。
また、メーテルの姉とされるエメラルダスは、この図では友人とされており、プロメシュームの娘は、メーテル、弥生、セレンの3人だけです。
出典:劇場版1000年女王パンフレットより

「プロメシューム」ではなく「プロメシュームⅡ世」とされています。メーテルと姉妹ということで当時は納得していましたが、プロメシュームが、なぜ娘を指導者ラーレラの部下にしていたのかというあたりに疑問が生じるため、プロメシューム本人が1000年女王という設定に変わったのでしょうか?謎です。
出典:劇場版1000年女王パンフレットより

メーテルが手にしているペンダントに、父の魂が封じ込められています。封じ込めたのは、ハードギアというラーメタル人機械化を進言した悪い部下です。
このころすでにお父さんは機械化反対活動家でした。

メーテルレジェンドに出てきた、カプセルに封じ込められる前のドクターバン。正体は、1000年女王の始君とされていますが、あまり始君の面差しがありません。また、弥生が地球を離脱してから、始がどうやってラーメタルに渡り、弥生と夫婦になったのかも一切謎のままです。

※書籍松本零士大宇宙ファンタジー61ページ相関図によると、雨森始がドクターバンとされています。

テレビアニメ版ではライバル、1000年女王映画版パンフでは友人とされているエメラルダスですが、メーテルレジェンドで実はメーテルとは双子で、お姉さんだったことが分かります。劇場版「さよなら銀河鉄道999」の時にその設定があったか定かでないですが、最後に鉄郎との別れの決意を確固たるものにするエメラルダスの説得は、なんとなく「お姉さん」ぽいですね。
エメラルダスは叔母にあたる1000年盗賊のセレンに似たのかもしれません。

メーテルは元々はラーメタル人の母と地球人の父のハーフらしい。そして生身の人間らしい。

劇場版第1作の公開から1年後、原作者の松本はインタビューで「メーテルは“人間”です」と答えている[9]。それを裏付けるように、映画2作目終盤に登場する「機械化人を含めたあらゆる機械が持つ機械エネルギー」に対して吸引力が作用する大暗黒彗星サイレンの魔女の影響を受けていない。

こうしたことから少なくとも映画では生身の人間であるとされているものの、前述のように原作ではそれだけでないように描かれており、依然として謎は残っている。

メーテルが、原作、アニメ、映画いずれにおいても、「冥王星に元の体を置いてある」という事実が発覚しており、今の体がメーテルの元々の肉体ではない、ということが明らかになっている。劇場版999の一作目では、「鉄郎のお母さんの若いころの姿である」「年を取ったら姿を変えている」ということも告白している。
これらは、母プロメシュームや父ドクターバンの力によるものなのか謎。一方、姉のエメラルダスは体を入れ替えているという様子は一切ない。

なぜ鉄郎のお母さんの若いころの姿が、メーテルの容姿のターゲットになったかは謎ですが、書籍永遠の謎メーテルによると、鉄郎の母加奈江がラーメタル人の親戚だったのではないか、という説も。地球人はラーメタル人が作ったものらしい。まとめ筆者は鉄郎の父であり、プロメシュームの参謀であったファウストが関与しているように思えてならない。

銀河鉄道999の映画が公開された当初は、メーテルの告白から「旅に連れ出す少年の母親や姉など、少年が一緒に居たくなるような女性」の容姿を借りて旅をしているのでは?という考えも有力でしたが、時空の概念を超える旅をしているメーテルは、年老いたら他の体(生身のクローン?)に体を移し替えていたようです。これについては惑星メーテルを脱出する際にメーテルが鉄郎に告白しています。

おそらく冥王星に行く前に、母が完全に倒されていなかったことを察知したのかもしれない。劇場版2作目で車掌さん曰く、知らぬ間にどこかで降りてしまわれたとのこと。
裏話をすると、監督のりんたろう氏はそもそも続編を作ることを考えずに一作目を作ったので、二作目との整合性を保つのに本当に苦心したことだろう。
しかし、一作目とは要所要所にメーテルと鉄郎の出会いと別れが対になって描かれている点がすばらしい。

メーテルの容姿は鉄郎のお母さんの若いころの体、とのことですが、メーテルレジェンドやコスモウォリアー零など、メーテルが若いころや幼少時の容姿と非常に酷似しています。
鉄郎の母が、遺伝子的にラーメタル人(しいて言うとメーテルの血筋)に近い存在の地球人だった、という説は有力と考えられます。

アンドロメダ編では、「機械化でおかしくなってしまった母を倒すために不死身の肉体が必要だった」ため、両親の能力で「不死身の生身の人間になっていた」とも解釈できる

母親については、従うふりをして利用していたというところでしょう。エメラルダスが徹底反抗したのに対し、メーテルはやや母に同情的なところもあり、プロメシュームもエメラルダスはもはや娘と認識すらしていない模様。メーテルは母親の懐に入って倒す戦略を取りつつ、もしかしたら母を改心できないか?というわずかな望みも抱いていたかもしれない。

しかし、エターナル編で、倒すべき敵が別に現れ、宿敵ダークィーンは「メーテルを消すことは不可能だ。メーテルはもう一つの恐るべき大宇宙だ」と語っている。

ダークィーンは、有機生命体や我々が住んでいる宇宙そのものが「エサ」であるという、有機物や今存在している宇宙とは、全く対極にある無機的存在。メーテルを倒そうとしたら、その無機的存在の全空間を道連れにしなければならないほどだという。

ダークィーンがメーテルの正体について自分の見解を語るシーンは、この本に収録されています。

「永遠の謎メーテル」に記載された推測とダークィーンの言葉を総合すると、メーテルは人の形をした宇宙の一部のような存在とも考えられる。

しかし、元々はラーメタル人と地球人のハーフだとしたら、異星人とはいえメーテルも一人の生身の人間だったはず。体の入れ替えや、旅の途中での出会いで、何か宇宙の存続を担う大きな役割を得たり、能力を授かったのだろうか。

銀河鉄道999が未完につき、今後の連載再開に期待。

かえってミステリアスなメーテルはミステリアスなままでいてほしいという気持ちもある。今後のエターナル編が再開されれば、新たな事実が分かるかもしれない。

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