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経験してないのにトラウマになる?代理トラウマとは

経験もしてないのにトラウマになる「代理トラウマ」を知っていますか?

更新日: 2016年04月20日

apricothomeさん

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トラウマは「経験」から生まれる

外的内的要因による衝撃的な肉体的、精神的な衝撃を受けた事で、長い間それにとらわれてしまう状態で、また否定的な影響を持っていることを指す

大きなストレスフルな出来事が過去にあって、それが現在に影響を及ぼしている

トラウマって体はしっかり覚えてるもんなんやな…

友達がトラウマぶり返してご乱心だ……

大なり小なり、トラウマの経験がある人は多い。

しかし具体的な経験がなくても、トラウマが生まれることもあることを知っていますか?

経験なしでもなる「代理トラウマ」

「二次受傷」「代理受傷」「共感性疲弊」「外傷性逆転移」とも呼ばれる。

外傷体験を負った人の話に耳を傾けることで生じる被害者と同様の外傷性ストレス反応

辛い話や悲しい話を聞き続けることで起きる「共感」から生まれるトラウマ。

出来事に他人が巻き込まれるのを目撃することや、家族や親しい者が巻き込まれたのを知ることもトラウマ体験となります

3・11の時、小学校低学年くらいだった子は特に、繰り返されるニュースの映像で震災を疑似体験し、多くの子がトラウマになっている

そして今回の熊本地震で、また多くなりつつある。

共感疲労と代理トラウマか。解る気がする。地震速報や震災のニュースを見ると動悸がしてきてグッタリしてしまう。でもできる限り把握していないと駄目な気がしてしまう。そんなはず無いのに避けることに罪悪感を持つ。

東日本大震災のときにも思ったけど、過去に旅行などで行ったことがある場所が災害よって変わり果てた姿になるのは、なんとも胸が詰まる。自分自身の共感疲労……気を付けよう。

熊本地震で被災したわけでもない友人が体調を崩してしまった。「共感疲労」「代理トラウマ」というものだ。朝から晩まで震災報道を浴び続けたり、被災した人の気持ちに寄り添い過ぎて疲れてしまうのだ。こういう時は震災報道から一旦離れるのも必要。それはけして被災地に冷たくなる事ではないよ。

「代理トラウマ」になりやすい人の特徴

感受性が大人より強い子どもは、大人よりも「代理トラウマ」になりやすい。

幼い子は家族が抱えるトラウマにからだで共感してしまって、訳もわからず傷ついてしまう

地震以降、毎日「怖いねぇ。テレビ落ちたねぇ」と言ってた娘ですが、今日はまだ言ってない!良かった…。地震の怖かった記憶、残らないといいな…。

子どもは敏感で「トラウマ」になりやすい。

しかし、被災地での子どものトラウマとの向き合い方に関する興味深い記事もありました。↓

子ども達のごっこ遊びを奪わないでください 地震から6日目の夜 dragon-eye.jugem.jp/?eid=2939 とても大切なことが書いてありました。

「子ども達は、地震ごっこをしていました。親はそれをやめさせようとしました。そのまま遊ばせてあげてください。子どもさんの地震の時の辛い経験をお友達と遊ぶ経験を通して、地震の記憶とリンクする感覚を辛さから楽しさの感覚につなぎ治してトラウマにならないように処理しているのです。」

こんな強い一面も、持っているので子どもは不思議ですね。

医療従事者は「代理トラウマ」「共感疲労」にならないように、常に気をつけています。

(代理トラウマ、共感疲労は)普通は、看護師さんなど苦しんでいる方々と毎日関わるような人たちの問題

(震災では)毎日朝から晩まで悲惨な報道が続きました。このために、一般の市民の間でも「共感疲労」と呼べるような状態が広がってしまいました

通常は限られた人がなりやすい「代理トラウマ」も、大きな震災・事件が起きると一般人にも広まりやすくなります。

「代理トラウマ」に陥ったら

もし「代理トラウマ」「共感疲労」になっていると思ったら、なるべくその状況を変えるようにしましょう。

なるべく相手から距離を置いて、相手の身にならないように話を聞く。自分だったらどう思うか、とは考えない。基本的に、共感し過ぎない態度を取りながら相手に向き合う。

「冷たいのでは?」ではなく、己の心を守るために必要なこと。

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apricothomeさん

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