俺も話に夢中になっていたのか、今電車がどこを走っているのか分からなくなり
慌ててアナウンスに耳をこらした。
ようやく流れてきた機械的なアナウンスが告げた駅名は全く聞いたこともないものだった。
倉敷の先の駅も一応把握している自分としては、本当に聞き覚えがない駅名に驚き
急いでドア付近にある、路線図を確認しに行った。

この路線図も独特で何がどこに書いてあるか非常に見づらかったが
とりあえず岡山駅とさっきアナウンスで流れた駅名を見つけた。
倉敷駅という文字は一切見つからなかった。

とにかく席に戻ったが軽いパニック。
どうしようどうしようどうしよう
しかしこんな時にもポジティブな性分で
普通に家に帰っても家族は異世界の家族は俺を向かい入れてくれるのだろうか
もっと情報を集めて異世界の自分を演じた方が良いのでは?
と勝手な想像をしていた。
もいろん異世界に家族おろか、もう一人の自分がいるかも分からないというのに
ただなんとなく確信はあった。異世界の世界にも俺の家族がいるという

とにかく電車に揺られ続けること1時間ぐらい?
窓から外を眺めていると、倉敷駅の外観・倉敷駅付近の建物など
にそっくりな場所に近づいてきた。
もちろん駅名は違うが、直感でここは倉敷駅だと思った。
おそらく俺の家はこの付近にあるはず。
そう思い俺は電車を降りることに決めた。

電車から降りてホームを歩いていると
清掃員のような若者が立っていた。
どうやら電車から降りてくる人のゴミを受け取って分別しているらしい
イメージとしては映画館で映画を見終わった後に、劇場の外にいるスタッフといったところ

急に異世界感が出てきたみたいで不安に感じたが
とにかく駅を出た。
俺は普段北口に出るんだが、倉敷駅北口から出た街並みは完全にスラム街だった。
電車から見えたの南口で、南口の方は高い建物なんかがあり、こっちの世界と同じように見えたが
北口の雰囲気は凄かった。


とにかく書いてある言葉が全てハングル。
商売をしているのも座り込んでいるのも、バスケットをしているのも全て韓国人
韓国人村といったところなのか、ガラの悪い韓国人はジロジロ睨んでくる。

あまりにもビビりすぎて、とにかく真っすぐ進んだ
真っすぐ進んでこの韓国人村から抜け出そうと精一杯だった。
途中色々と声を掛けられたが、ハングルだったかなんの言語だったかは不明。

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