俺、歓喜!
田中君日本語喋れる!
近くにいた男性はやはりお父さんだったみたいで、お父さんも日本語が通じた

しかし大問題だったのは、田中君は俺のことを知らなかった。

俺と田中君は友達のはずだが、向こうは俺を初対面だという
どうやら異世界の方では俺と田中君は出会っていないらしい。

俺は日本語が通じる安心感か、田中君とお父さんに力になってもらおうと思った。

とにかく異世界に迷い込んでいるということを信じてもらいたかった。
俺は違う世界の人間なんです!と伝えてが、なんだお前といった感じ。
唯一の救いなのは田中君もお父さんも話は聞いてくれようとした。
なにか信じてもらう方法はないかと考えたが、なかなかうまくいかない。

そこでひらめいたのが、田中君との関係だった
こっちの世界では友達だが、異世界では知り合いですらない。
ということは、俺が田中君の知っていることを話せば
向こうも驚いて食いつくのではないか。
至ってシンプルだが、これがハマった

お父さんは完全に信じてくれたみたいだった
田中君は自分のことをここまで当てられて気味悪がっていたが
初めて会った気がしないと、結果理解してくれたみたいだった。

ここからとにかく俺の家を目指そうという話になった。
俺の家はこっちの世界だとここにあります。とgooglemapで説明をして
道案内をしてもらうことになった。

その道中でいろんな話を聞かせてもらった。
まず、倉敷という地名は昔に無くなったということ。
倉敷南高校という高校は、50年ほど前に無くなったということ(今でもバリバリ現存している高校です)
韓国人やら中国人などの移民がここ数十年で凄く増えて
ああして○○村のようなものを作っており、治安は最悪で、地域の人も誰も寄り付かないとのこと。
気になった電車の演説アナウンスなんかも質問してみたが、あれは昔かららしい。
こちらの世界の話も一通りしてみた時に、お父さんがポツリと言った言葉がある

「うちの世界は電車なんかは恐らく俺君の世界に比べてゆっくり走るし、駅の区間も短い
岡山から俺君家の最寄りまで30分程度なんだろ?こっちでは1時間20分だ
間の駅の数も倍以上あるみたいだ。ゴミの分別も自分でするみたいだし
こっちの世界は人間が住みやすいように便利にしすぎたんだろうか
だから韓国人や外人が沢山増えて、結果日本人は生活しづらくなっている。
もしかしたら仕事の数自体を増やさないといけないからなのかもしれないね」

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