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インディーズ映画界の天才たちが2016年は商業映画で台頭しそう

近年、インディペンデント映画で高い評価を得てきた真利子哲也監督、中野量太監督が満を持して商業映画デビュー!さらに若き天才・山戸結希監督もあの話題作の映画化でメガホンを取った。

更新日: 2016年05月01日

kazooneさん

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■インディー映画界の若き鬼才…真利子哲也監督

2003年『極東のマンション』、2004年『マリコ三十騎』と、2年連続で国内外の映画祭で賞を獲得し、若い頃から高い注目を得る。

2007年に東京藝術大学大学院映像研究科に入学して黒沢清監督に師事、修了作品として監督した初の長編映画『イエローキッド』が国内外18の映画祭に招待され高い評価を受ける。

研ぎすまされた刃のような切れ味の鋭さと役者を極限まで追いつめているとしか思えない、心身ともに限界に挑戦したかのような演出の切迫感、そのぎりぎりの地点から生まれるユーモア。

真利子哲也監督『イエローキッド』を観てきました。感情が爆発してからの田村がどうなるのか、一瞬たりとも気が抜けなくて、観終わった後はグッタリ。卒制であんなすごい作品を作るなんて…驚愕です!(向

宮﨑将主演よる最新作『NINIFUNI』は42分の中編作品ながら、ロカルノ国際映画祭でも注目を集めた。

真利子哲也監督最新作 『NINIFUNI』を見る。噂に違わぬ傑作。 宮﨑将がスクリーンに現れるだけでぴーんとした緊張感が張りつめる。アイドルグループが歌い出した瞬間、涙が溢れてきた。なんでこの子たちで泣くのか。その構成力のみならず、画面の力半端ない。恐るべし真利子哲也。

・そんな真利子監督が遂に商業映画デビュー!

愛媛の小さな港町・三津浜の造船所で暮らす泰良と弟の将太。いつもケンカばかりしている泰良は、ある日突然、町から姿を消し、松山の中心街で強そうな相手を見つけてはケンカを売るようになる。そんなある日、裕也という青年から声を掛けられた泰良は、裕也と一緒に通行人に無差別に暴行を加え、車を強奪。その車に乗りあわせていた少女・那奈も巻き込んで松山市外へと向かう。

そんな真利子哲也監督の満を持しての商業映画デビュー作が柳楽優弥主演の『ディストラクション・ベイビーズ』。

少年犯罪という問題をベースにストーリーが進んでいくが、「ディストラクション」は、「Distraction(気晴らし、動揺)」「Destruction(破壊)」という類似する発音で2つの意味を持つ。

真利子哲也の「ディストラクション・ベイビーズ」を見た。全くリアリティがない主人公、全くリアリティがない物語、全くリアリティを感じないにも関わらずこれほど痛々しく的確的に世界のリアリティを描いた映画は今まで果たしてあっただろうか。日本映画はやっと世界映画の最先端に行ったことに興奮!

真利子哲也『ディストラクション・ベイビーズ』について。非常に観る人を選ぶ作品かもしれない。衝撃はデカいよ。グチャグチャに焼け野原みたくなった情報の羊水から生まれた未成熟な生と性。それが全て。

■独学で映画制作を学び少女たちを描き続ける天才…山戸結希監督

12年に監督デビューして以降、少女の過剰な自意識を描いた作品群でミニシアター界隈をざわつかせている弱冠26歳。

ごく普通の女子大生が、ひょんなことから技術を独学で身につけ、映画を何本も撮り、卒業後はそのまま「新進気鋭の映画監督」として歩み始めた。

映画の撮り方を誰にも教わらずに完成させた作品が、ポレポレ東中野で劇場デビューを果たすと、爆発的大ヒットを記録した。

上智大学在学中に映画研究会を立ち上げ、2012年、『あの娘が海辺で踊ってる』が第24回東京学生映画祭審査員特別賞を受賞し、自主上映が異例の大ヒットを記録。

山戸結希監督『あの娘が海辺で踊ってる』初監督で、シナリオ初稿でって、どんだけ才能秘めてんの?少年少女のそのままの美しさを撮りたいと言ってたけど、岩井俊二とタナダユキを足して割ったような:(この例えが極めて意味不明で微妙で申し訳ない)作品を撮るんじゃないかと、期待が膨らむばかり。

2013年には『おとぎ話みたい』が、2週間限定公開された際も大きな話題となり、テアトル新宿のレイトショー動員記録を13年ぶりに塗り替える大盛況となった。

おとぎ話みたい。山戸監督の紡ぐ言葉は、美しく、儚く、淡く、そして恐ろしく鋭利。少女の心の動きと不思議な言葉の連なりがグルグル廻って音楽と重なる。美学の塊のような作品。

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kazooneさん

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