兵長が、生活館でうつぶせになってテレビを見ていた1等兵のズボンを脱がせ、尻に鎮痛スプレーを噴射して屈辱を味わわせるというケースもあった。また「参考教案」では、長時間の腕立て姿勢やスクワット姿勢、競走、アヒル歩きなど、規定に外れた体罰もいじめに当たるとしている。

ある下士(伍長に相当)は、兵士たちがいる場所で、中士(軍曹に相当)から「兵士にも劣る、虫けらのようなやつ」と常習的にののしられ、最終的には耐えられず自ら命を絶った。先輩兵士が後輩兵士の母親をけなしたり「虫は殺してもいいが、お前にはその価値もない」などと侮辱したりするケースがあったことも分かった。さらに国防部は、このところ増加傾向にある性暴力の例として、主に先輩兵士が無理やり後輩兵士の性器に触れたり、性行為のまねをさせるケースが多いことを明らかにした。

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