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偉大な演出家…「蜷川幸雄さん」の突然の訃報が悲しすぎる

日本を代表する演出家の蜷川幸雄(にながわ・ゆきお)さんが都内の病院で亡くなられました。80歳でした。世界のニナガワと評された偉大な演出家の突然の訃報に悲しみが広がっています。

更新日: 2016年05月12日

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■世界のニナガワ、演出家の蜷川幸雄さん死去

日本を代表する演出家の蜷川幸雄(にながわ・ゆきお)さんが亡くなったことが12日、分かった。80歳。

多くの演劇ファンに、そして多くの俳優に愛され、尊敬された「世界のニナガワ」がこの世を去った。

最近は車いすで酸素吸入器を携帯しながら、稽古場に通って演出を行っていたが、昨年12月に体調を崩して入院していた。

■蜷川幸雄さん略歴

1969年に俳優から演出家に転向、数多くの名舞台を演出した。

1969年に俳優から演出家に転向し、数多くの名舞台を演出。

02年英国の名誉大英勲章第3位を授与され、04年に文化功労者、10年に文化勲章。

読売演劇大賞最優秀演出家賞は97、2001、06年、11年の4回受賞している。

シェイクスピア「尺には尺を」の舞台演出が控え復帰を明言したが願いはかなわなかった。

1月から蜷川さんの半生をモチーフにした舞台「蜷の綿」(2月、彩の国さいたま芸術劇場)の稽古に入る予定だったが、体力の回復が十分ではなく、延期。

「50歳離れた藤田貴大さんが時間をかけて、ぼくのことを戯曲に書き上げてくれました。恥ずかしい気持ちはあるのですが、とても面白いので、演出しようと決意していただけに、悔しい気持ちでいっぱいです。早く回復して劇場に戻ります」と復帰に意欲

5月25日に初日の舞台「尺には尺を」の演出予定で、4月の稽古からの復帰を明言していたが、願いはかなわなかった。

8月に東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、唐 十郎の『ビニールの城』が蜷川幸雄演出で上演される

出演は森田剛、宮沢りえ、荒川良々ほか。

■蜷川さんの舞台で主役に抜擢された若手俳優は多く、慕われている

蜷川さんがオーディションで見いだした俳優・藤原竜也をはじめ、多くの有名俳優が蜷川さんを尊敬していると公言。役者に愛される演出家だった。

「ハムレット」の主役・藤原竜也(33)は元々蜷川氏演出の舞台「身毒丸」のオーディションで合格したことから芸能界入り。

演出を務める蜷川といえば、厳しい演出家として知られ、稽古中に灰皿などの物が飛んでくるという逸話もある。

「竜也を教育したのは俺だから。今のままじゃあいつは上にいけないから、それを全否定して叩き直すのは俺の責任だ」という思いが蜷川氏にはあった。

「蜷川さんの舞台に出ると、自己確認ができるんです。稽古の時からレベルが高くて、俳優としてだけではなく人間としても成長させてもらえます」と以前取材で感謝を口にもしていた。

3年に進級する前に、中退した高校時代を経て人気俳優になった。蜷川幸雄の舞台シェイクスピアを若干23歳で演じることになったが当時を振り返り「蜷川さんは僕の知的レベルを上げてくれた」と語っている。

「高校1年のときに『GTO』に出て、必要な単位を取得できなくて、仮進級となったんです。そこで学業に専念することにしたのですが、2年生になるとサボるようになった。学校で学ぶことに興味が持てなくて…。仕事場では色々な年齢の人たちがいて刺激的だったのに、急に行けなくなって、つまらなくなってしまったんです」 結局、3年に進級する前に、中退した。

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