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#東京五輪 招致での買収疑惑の件、発端のガーディアンの記事をしっかり読むのがよいのではないかと。

一連の疑惑、フランスで捜査が進行しているので基本的にフランス語圏でニュースを見るのが最善だと思いますが、最初に「独占」で報じたガーディアンは英語メディアなので、フランス語ではどうにも……という人でも原文で読めるのではないでしょうか。というわけで記事を集めておきます。

更新日: 2016年05月14日

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この記事は私がまとめました

nofrillsさん

出典kwout.com

東京オリンピック招致の際に、かなりのお金がスポーツ界の偉い人の秘密口座に入っているということを英ガーディアンが報じたのが、現地時間(日本とは時差8時間)で11日(水)の午後のこと(日本では日付が12日になったあと)。

Thursday's Guardian front page: PM promises crackdown on dirty money #tomorrowspaperstoday #bbcpapers pic.twitter.com/0pmhwMo0UI

12日(木)のガーディアン一面。トップニュース(一番左)はロンドンで開催中の英国政府主催、「汚職撲滅サミット」(タイミングよく「パナマ文書」の報道があったのでタックス・ヘイヴンが注目されているけど、汚職で溜め込んだお金を置いとく場所としてパナマやケイマン諸島などが利用されてるんですよね)。東京五輪の買収疑惑は一面の一番。真ん中の写真はカンヌ国際映画祭開幕で、全然別の話。

『2020年の東京オリンピック招致について、アレな話がガーディアン独占で来てますよ。』tnfuk [today's news…|nofrills.seesaa.net/article/437806… ※ブログ更新

拙ブログ。ここにまとめてあるが、発端のガーディアン報道は記事2本+1本。記事URLは次に列挙する。

これら2件の記事を書いているオウェン・ギブソン記者はガーディアンのスポーツ報道チーフ……といってもこの人の記事は試合の実況とか監督インタビューとかではなく、「ビジネス」としてのスポーツに関する調査報道が多い。最近ではFIFAとか陸上競技のドーピングとか。記事の一覧は:
http://www.theguardian.com/profile/owengibson

で、この2件目の記事に次のようなくだりがあり……

The Guardian revealed this year that the French prosecutor’s investigation had expanded* to include the bidding processes for the 2016 and 2020 Games, eventually won by Rio and Tokyo respectively. They are believed to be pursuing a twin-track approach – pursuing evidence related to the IAAF investigation while also examining new leads on a longer time horizon.

この点についての独立した記事も1本、11日に書かれていて、それが下記。

Those with long memories will recall that Japan previously played fast and loose with the rules* – as did many other nations. Nagano won the right to host the 1998 Winter Games after providing IOC members with trips to luxury hot spring resorts, first-class air tickets, and geisha...while the-then IOC president, Juan Antonio Samaranch, was put up in the top suite at the Hotel Kokusai 21, which the Nagano Olympic Committee rented for 30 days at $2,700 a night.

* https://www.theguardian.com/sport/1999/feb/04/olympic-bribes-nagano-bid-investigation ←1999年のガーディアン報道(古い記事を閲覧・検索可能にしておくというのはこういうこと)。

長野冬季五輪の招致活動にもガーディアンは触れてるけど、その次のソルトレークではさらにエスカレートしてIOCは行動規範を変えたのよね。/#東京五輪 招致での買収疑惑の件、発端のガーディアンの記事をしっかり読むのがよいのではないかと。matome.naver.jp/odai/214631461…

最近の「日本スゴイ」論しか知らない人は、長野五輪招致のこんな話は聞いたこともないかもしれない。2020年の東京五輪招致に関して「おもてなし」とかって日本国内だけで盛り上がってたけど、報道関係者には (^^;) っていう顔してた人もいるのではないかというのが、どうでもいい個人的感想。

あと、舛添都知事が当たり前のように使ってるらしい「飛行機のファーストクラス」、「高級ホテルのスイート」って、こういうふうに書かれるものなんですよね。舛添さんくらいに「デキる」人がこういうことを把握していないというのは、意外に感じますけど。

それから、Sean Ingle記者のこの記事読んでると、どうしても「で、2012年のロンドン五輪は?」と思わずにはいられないということも付け加えておきます(あのときは「パリが本命」ってずっと言われてて……ね)。あとロンドン五輪といえばスタジアムの顛末もなー(実にひどい、実に人をバカにした話がある http://nofrills.seesaa.net/article/436741297.html )。

ロゴ問題が可愛く見えるぐらい、次元が違うオリンピック疑惑。ガーディアン紙が「東京2020招致委員会が多大な賄賂を提供」と。「電通」も登場。 bit.ly/1qdQme7

NYTのジョナサン・ソーブル記者。

この件、日本語圏の新聞やテレビなどでも報道されているというのだけど……

五輪の賄賂疑惑。 ガーディアン紙の元スクープには電通さんの名前が七回登場。 【朝日】電通には言及せず 【毎日】電通には言及せず 【読売】(まだ報道自体なし) 【産経】電通には言及せず 【日経】電通には言及せず 読売...。 pic.twitter.com/ZjI53scOWp

東京五輪招致で1億6千万円の“裏金”に「電通も関与」とイギリス紙報道! だが国内メディアは一言も電通に触れず ift.tt/1OkCSZc pic.twitter.com/k3CQeK1hfV

※画像は東京五輪のロゴ。表示する必要がないので非表示にしています。

東京五輪招致疑惑送金問題、海外で関与が報道された電通が日本の報道では全然ないってネットでは話題だけど日刊スポーツは電通の関与疑惑を報じてるね。電通は報道を否定、と。 / 五輪招致で億単位の送金か、菅義偉... npx.me/yf9c/Biex #NewsPicks

どちらも記事にある原図のままで、似た図が二つあります。theguardian.com/sport/2016/may… 尤も、五輪招致時に東京から送金された大金の口座に電通が関わり、更にスンポサー権を不当に延長した疑いを解説していないなら問題ですね。 @NAMAZUrx @akisumitomo

こういう指摘もあるのですが、もとの共同通信記事にも「電通」は記載されています。ただ、無料ネット用記事は冒頭部分だけしか出していないため、記事の半ば以後の部分に書かれていてもなかなかネット上でご覧いただく機会がありません twitter.com/hanayuu/status…

共同通信の澤康臣記者。

電通の名前を出さずに記事を書くからメディア不信が高まる。普通に書いて、電通のカウンターコメントとる方が、よほどいいのでは/ 五輪招致に買収疑惑 高まる報道不信 名指しされたJOC、電通の反応は?≈ buzzfeed.com/satoruishido/t…

電通のコメントも掲載しています→東京オリンピック招致に買収疑惑 高まる報道不信 名指しされたJOC、電通の反応は? #東京五輪 buzzfeed.com/satoruishido/t… @BuzzFeedJapanより

#東京五輪 招致に買収疑惑 高まる報道不信 名指しされたJOC、電通の反応は? buzzfeed.com/satoruishido/t… v @satoruishido @BuzzFeedJapan ガーディアン元記事も電通のコメ取ってる pic.twitter.com/5CUdgCbbzT

ガーディアンの最初の報道。一方的にただ「電通が」と書いてるのではなく、コメントを取って記事にしている。
https://www.theguardian.com/sport/2016/may/11/tokyo-olympics-payment-diack-2020-games

※下記にテキストで再掲しておきます。

In response to questions from the Guardian, aA[sic] Dentsu spokesman said it had no knowledge of any Black Tidings payment and Tan was never employed as a consultant. One of the world’s largest marketing companies, iIt has previously said that Papa Massata Diack was not employed as a consultant by Dentsu and that his contract was with the IAAF.

※どうでもいいのだが、ガーディアンはプルーフリードしてから記事掲載しなさいと何度言えば……これだからGrauniadと呼ばれる(自分の新聞の名前すらスペルがおかしいのがガーディアン、というおちょくり)。

buzzfeed.com/satoruishido/t… "電通の広報担当者は「…Ian Tan Tong Hanという人物が電通のコンサルタントであったという事実はない。AMSは多くある取引先の一社で、子会社ではなく出資関係もない。現段階で弊社にフランス当局からの捜査はない」" だが(続

バズフィード記事より。

続)12 May 2016 14.04 BST のタイムスタンプの記事→French financial prosecutors confirm investigation into Tokyo 2020 bid gu.com/p/4j5mh/stw この記事に…(続

2日目のガーディアン報道。「フランス金融検察が、2020年東京五輪招致に対する捜査が行なわれていることを事実と認めている」という見出しの記事。

「ガーディアンの取材に対し電通はAMSとの『ビジネス上の関係』があったことを事実と認めたが、後になってAFPに対し『AMSは弊社の子会社ではなく弊社はコンサルを雇ったことは一度もない。仏当局の捜査対象でもなく協力要請もない』と」など pic.twitter.com/9u8TeL7A0Y

ツイートは、画像でハイライトした部分の対訳(140字にしているので少し情報量が違っているかもしれない)。

というわけで、どこまで何が取材されているのかを把握したい人は、ガーディアンの記事をちゃんと全文読んだ方がいいですよ。

あと、捜査そのものはフランス当局の仕事で、疑惑のパパ何ちゃらって人はセネガル人なので、捜査内容についてはフランス語での報道を見るのが確実(セネガルはフランコフォニー)。

で、問題のAMSという会社について、フル表記でウェブ検索すると、検索結果の一番上に当該の会社のサイトが出てくるんですが、現状、503です。でもGoogleキャッシュはある。個人的には「いかにも」なサイトですねという印象(添付参照)。 pic.twitter.com/HE6pTw5a91

トップページ上部の写真(さっきのキャプチャではアディダスの靴)はスライドショーで、Googleキャッシュで見てみるとabout usのページも同じ写真のスライドショー。スイスの会社にしてはやけに日本企業推しですねっていう印象。 pic.twitter.com/hcCgZs3etK

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