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熊本のタウン誌『タンクマ』ができること~元気溢れる街へ!~

熊本のタウン誌『月刊タウン情報クマモト』。こういった災害の後、タウン誌はいったい何ができるのだろう?そんなことを思い、社員で模索しながらたどり着いた答え。それは「元気をお届けする」ということ。熊本は「元気です!」。がんばろう熊本!がまだすばい熊本!

更新日: 2016年05月23日

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この記事は私がまとめました

tankumaさん

『月刊タウン情報クマモト』(通称・タンクマ)とは?

1979(昭和54)年創刊。
熊本県内のグルメ、レジャー、カルチャー、エンタメ情報などを
発信する県内唯一のタウン誌。

2014年に創刊35周年、
今年創刊37年になります。

【4/14(木)、16(土)】突如襲った、熊本地震

4/14(木)、4/16(土)に熊本・大分を襲った「平成28年熊本地震」。
「比較的地震が少ない」と言われてきた熊本で
大地震が起きると想像していた人は少なく、
県民のそれまでの生活が一変しました。

熊本市中央区に本社を構える発行元、ウルトラハウスも地震の被害を受けました。写真は4/14(木)、21:30頃発生した前震後の社内の様子。編集部はビルの6Fにあるため揺れが大きく、棚が倒れて雑誌が散乱、机も傾いてしまっています

【4/18(月)~20(水)頃】社員も被災。仕事どころではない状態、休刊も……!?

ウルトラハウスの社員の中にも、
ライフラインが復旧していなかったり、
避難所、車中泊を余儀なくされる者が多数いました。

水はどこで手に入るのか?
どこに避難すると良いのか?

皆がその日のことを考えることで精一杯の状態。

「タンクマ6月号は休刊する」
という選択肢もありました。

電気や水道など、ライフラインの復旧している社員がお昼ご飯を持ち寄り、会議室で昼食。終日片付けに追われながらも、自分たちにできることを模索しました

【4/19(火)~21(木)頃】笑顔と元気を届ける~タウン誌の存在意義~

変わり果てた熊本城、
阿蘇大橋・俵山トンネル崩落、
宇土市役所崩壊の危機……。

連日、テレビや新聞で報道される地震の生々しい、痛々しい姿。

そんな中で、
「私達タウン誌が今できることはいったい何だろう?」

地震後すぐに会議を開き、
社員全員で「やるべきこと」を話し合いました。

6月号を出すのか?
出すなら、どんな内容にするのか?

……出した結論は、「6月号を作ろう」。

そして「県民に笑顔と元気を届けよう!」
という想いで一致しました。

熊本が復興するために必要なのは
“元気”や“笑顔”だと考えたのです。

そしてそれを届けることこそが、
「タンクマの使命」なのです。

心強い援軍、繋がるタウン誌~福島・宮城からのアドバイス~

タンクマは、「タウン情報全国ネットワーク」に加盟。

その仲間である
『シティ情報ふくしま』さん(福島)
『S-Style』さん(宮城)などが
東日本大震災の教訓を活かし、
こんな時にタウン誌がすべきこと、
心掛けることをアドバイスしてくださいました。

5年前に起きた「東日本大震災」を経験された
『シティ情報ふくしま』さん。

この後に発行された誌面は
とても参考になりました。

【4/22(金)~】予定していた特集を急遽変更、スタッフ総動員、急ピッチで制作へ

当初予定していた特集を変更し、
『元気です!熊本』特集を立ち上げ。

限られた時間のため、
普段制作に関わる編集部に加え、
営業部なども制作に参加しました。

《特集内容①》お店を巡って街を元気に!「スマイルスタンプラリー」

お店の人の笑顔がズラリと載った誌面。なんだか力が湧いてきます

このカードを持って、掲載店を巡ろう。スタンプシールを3つ集めると、抽選で豪華プレゼントが当たる!

特集の目玉となったのが、
「スマイルスタンプラリー」。

掲載店の中から
3店舗巡ってスタンプシールをもらい、
編集部に送るとプレゼントが当たる、という内容。

「熊本を活性化したい!」
「元気な姿を取り戻したい!」
そんな想いからスタートした企画。

2週間足らずの制作期間で、
150ページ以上の雑誌を作り上げる。

社員が一丸となってお店に掲載許可、
協力交渉を行い、取材・撮影もこなしていきました。

しかしながら、店舗さん側も様々。
「どうにか営業しています!」というお店もあれば、
残念ながら地震の影響で一時休業(あるいは閉店)のお店も多数ありました。

約800店舗にお声かけをし、
結果として448店舗にご協力いただくことができました。

《特集内容②》パワーを与えてくれた「元気人」を取材

どんな想いで動いたか、活動する上で苦労したこと、今後のビジョンなどを聞いたインタビューです

地震後すぐに支援に乗り出し、
ボランティア活動などを精力的に行った人を紹介するコーナーも展開。

物資供給、炊き出しを行った団体、そして
プロサッカーチーム・ロアッソ熊本の選手達など、
「元気を与えてくれた人」を取材しました。

《特集内容③》著名人の「元気になれるメッセージ」も

熊本出身の著名人をはじめ、
様々な大物著名人の方から読者へいただいた
「元気になれるメッセージ」も掲載。

【5/7(土)】表紙は上通アーケードで、街の人達を集めて撮影

5/7(土)15時頃、上通アーケード内にて

表紙は、熊本の繁華街を象徴するアーケードで撮影。
当日は上通はもちろん、下通で働くお店のスタッフも集まり
賑やかな撮影となりました。

まさに「元気です!」

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