第5章で、ヴィクターが逃げ惑っている時に、コールリッジの『老水父の歌』が引用されている。ヴィクターが言ったとすると、怪物の誕生した時点で 1798年以降となり、物語の終盤では 1800年代に突入してしまい、多くの時間標識から矛盾する。
しかし、ヴィクターが直接言ったとは書いていないので、『老水夫の歌』が好きなウォルトンが勝手に加えたり、ヴィクターが後で知って、会話に用いた可能性が大きい。
その為、この時間標識については無視する。

 18章終盤のクラーヴァルのシーンに引用されているワーズワースの『ティンターン僧院』についても、老水夫と同じ『リリカル・バラッズ』と同様の事が言える。

 10章では、夫パーシー・シェリーの詩『無常』が引用されている。
 フランケンシュタインの初版はパーシー・シェリーの作品だとも思われていたし、明らかに意図的に入れていると思われるので、これも時間標識から除外する。

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