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コトラーの競争地位戦略 ~自社が4つのポジションの中でどこにあたるか。

自社が4つのポジションの中でどこにあたるかを見極め、どのような戦略を立てたら良いかを知る。

更新日: 2016年05月19日

mamekotoさん

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コトラーの競争地位戦略とは

競争地位戦略とは、1980年にフィリップ・コトラー(Philip Kotler)が提唱した競争戦略の理論で、量的経営資源と質的経営資源から企業を4つに類型化し、業界内でのポジションに応じて企業が取るべき戦略目標を提示したもの。

その4つとは
①マーケット・リーダー
②マーケット・チャレンジャー
③マーケット・ニッチャー
④マーケット・フォロワー

コトラーは競争戦略を、個々の企業が置かれている業界の地位に着目し、リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーの4つの類型に分類し、それぞれの類型により、選択すべき戦略もまた違ってくると解いた。

量的にも質的にも経営資源が豊富な状態であればリーダー、量的経営資源は少ないが質的経営資源が多ければチャレンジャー、量的経営資源は少ないが質的経営資源が多ければニッチャー、量的にも質的にも経営資源が少ない状態がフォロワーと成ります。同時にそれぞれの基本戦略はフルライン戦略、差別化戦略、ニッチ戦略、模倣追随戦略となります。

各ポジションに適した戦略とは

企業の業界地位は大きく次の4つに分けられます。

リーダー企業・・・市場においてナンバー1のシェアを誇る企業
チャレンジャー企業・・・リーダーに次ぐシェアを保持し、リーダーに競争をしかける企業
ニッチャー企業・・・小さいながらも特定の市場で、独自の地位を築いている企業
フォロワー企業・・・リーダーやチャレンジャーの戦略を模倣して、
            市場での地位を維持している企業

リーダー戦略


シェア維持パイ拡大

強者の戦略
・ ブランドイメージの創造
・ 新たな顧客の開拓
・ 機会損失の減少
・ 需要の喚起

チャレンジャー戦略


シェアアップ

・ リーダーとの差別化
・ リプレース
・ 価格勝負
フォロワー戦略


シェア維持弱者の戦略

・ トップ戦略のコピー
・ アフターフォロー
ニッチャー戦略


パイ差別化パイ作成

・ 特定市場へ資源集中
・ 固定客の囲い込み
・ 高価格化

ニッチャーの3つの戦略
1. 関所戦略   生産工程では不可欠だが、市場規模が極めて小さい関所の隙間部分
2. 専門技術戦略 特許や特殊技術で囲い込み、高収益を実現する専門的な隙間市場
3. 専門市場戦略 競争相手がいない、ミニマムにセグメントした未開拓市場

スライド

動画解説

口コミ情報

マーケティング用語に学ぶ、絵師の競争地位戦略 【リーダー】 神絵師。界隈を引っ張っていく存在。流行に飛びつく柔軟性を持つ。 【チャレンジャー】 実力は高いがトップとまではいかない。シェアを最優先する。リーダーに勝てないため差別化をはかってアピールをする。 つづく

マーケティング用語に学ぶ、絵師の競争地位戦略 【ニッチャー】 独自の世界観でシェアを獲得している。本物のニッチャーとファッションニッチャーが存在する。 【フォロワー】 リーダーの模倣をして効率化を図る。囲いの類。ファン層と変わらない。

おまけ

コトラーの競争地位の類型化と並んで有名なのが嶋口モデルで、相対的経営資源の量と質から企業の競争地位を類型化しています。リーダーは全方位戦略、チャレンジャーは差別化戦略、フォロワーは模倣戦略、ニッチャーは集中戦略と、企業タイプごとに戦略の基本方針を明示しているのが特徴です。

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