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【女性必見】子宮内避妊具「ミレーナ」って?

現在、日本で用いられている避妊法にはさまざまな種類がありますが、それぞれの年齢や生活環境、将来の出産予定、パートナーの協力度などによって、より自分に適した避妊法があります。そこで大人の女性の方必見、子宮内避妊具「ミレーナ」についてまとめてみました。

更新日: 2016年11月29日

Do30PRさん

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▼ミレーナとは?

ミレーナは、黄体ホルモンを子宮の中に持続的に放出する子宮内システム(IUS: Intrauterine System)です。低用量経口避妊薬(OC)の高い避妊効果と、子宮内避妊用具(IUD)の長期の避妊が可能であるという特徴を持っています。また、過多月経の治療薬として国内外のガイドラインですすめられています。現在では世界130カ国以上で、のべ2000万人を越える女性が使用しています。

妊娠を防ぐために子宮内装着する器具(いわゆる避妊リング)の一つです。
以前より、避妊リングは各種ありましたが、ミレーナの大きく異なる点は、システム内に黄体ホルモンの一つであるレボノルゲストレルが入って持続的に流出することにより、さらに妊娠を避けることができる所です。

▼避妊リングの種類について

※避妊リングは装着のほかに、交換や取り除く時にも費用が発生します。

①従来型(FD-1)
プラスチック製の器具で装着期間は2~3年。費用は20,000~30,000円。

②銅付加型(ノバT380、マルチロード)
従来型の避妊リングに銅線を巻いたもので従来型より避妊率が高くなります。装着期間は約5年で費用は30,000~50,000円。

③ホルモン付加型(ミレーナ)
黄体ホルモン剤が付いている避妊リングで銅付加型より避妊率がさらに高くなります。黄体ホルモンが子宮内膜に作用することで、月経の痛みが和らいだり量が減ったりすることもあるそうです。装着期間は約5年で費用は60,000~70,000円。

一度の装着で、最長5年間の避妊が可能です。出産経験があり、長期に避妊を望む方に適しています。ミレーナに付加された黄体ホルモンが、子宮内で少しずつ放出されるため、子宮内膜が薄くなりますので、子宮腺筋症などで月経量が多くて困っている方にもおすすめです。

クリニックでミレーナを装着し、5年間使用した場合、1か月のコストは約1,645円になります。タバコを吸っていて、ピルが使えない方でも装着ができます。世界中で、約1千万人を超える女性に使用されています。

出典http://www.yumiko-clinic.com/obs/content2.html

ミレーナは、子宮内に挿入する避妊用の小さな器具で、女性ホルモンの一つである黄体ホルモンを5年間持続的に出すことができます。黄体ホルモンの働きで月経血を減らし、月経痛を軽減させます。

ミレーナは自費診療で使用する避妊具でしたが、上のような副効用が認められたため、今回、新たに保険適応が認められたのです。
その保険適応病名は、過多月経(生理の出血が多い)、月経困難症(生理痛が酷い:近々保険適応)です。これによって、いままでよりミレーナの活躍の場が格段に増えました。

IUS(ミレーナ)に含まれるレボノルゲストレルとは、黄体ホルモン剤の一つ。ちなみにピルにはプロゲストーゲンという黄体ホルモン剤が含まれている。この黄体ホルモン剤が避妊に深く関係している。

▼ミレーナはどのように入れるのか?

ミレーナは3.2 X 3.2cmの小さい器具で、子宮の中に入れます。
したがって、ミレーナを使いたい時は産婦人科に行く必要があります。

内診台で診察を受け、特にミレーナを使わない方がいいような病気が無いかチェックします。問題なければ、子宮口より、産婦人科医が直接専用の器具を用いて子宮内にミレーナを入れます。ものの5分もあれば出来るでしょう。子宮内挿入時に、若干の痛みが有るかもしれませんが、麻酔はいりません。
挿入後には、ばい菌感染の予防で3日間程、抗生物質を飲む事になります。

ミレーナが正位に挿入されているかどうかの確認方法は、経膣超音波法でも確認できますが、個人的には骨盤部単純レントゲン法をお勧めいたします。
ミレーナ本体には硫酸バリウムが付加されており、エックス線に映ります。
ミレーナのT字のアームが子宮の中できれいに開いていれば、正位に挿入できていると確認できます。

▼ミレーナを使用するメリット

1.副作用が少ない

ミレーナは子宮内にのみ黄体ホルモンが作用する為非常に副作用が少ないです。
また、同じように避妊や過多月経の治療に使用されるピルは喫煙者や高血圧の人の使用が難しいのに対し、ミレーナは左記の様な人でも使用が可能です。

2.つけてしまえば楽

ミレーナは一度挿入してしまえば最長で5年は交換をする必要がありません。
毎日かかさず薬を飲まなければいけないなどといった手間もないのでとても楽です。

3.費用が安くなった

保険適用外の時はミレーナを挿入するのに7~10万円程費用がかかったのに対し、今年の9月から保険が適用された為、費用は訳1万円前後と大幅に軽減しました。
※保険が適用されるのは「過多月経」などの月経トラブルの場合です。避妊目的の利用は現在も保険適用対象外となります。

▼ミレーナのデメリット

1.子宮口が狭い人は挿入しにくい

出産経験の無い女性は子宮の入り口が狭い為、ミレーナの挿入がしにくく、痛みを伴う場合があります。

2.挿入初期に不正性器出血が起こる

個人差がありますが、最初の3ヶ月間程は生理ではないタイミングで出血が起こる場合があります。
しかしこれは薬の作用である為心配はいりません。

▼費用について

これまで非常に高価なイメージがあったミレーナですが、平成26年9月2日付で、厚生労働省により薬価基準への収載が行われたことを受け、同日より保険適用が開始となっております。

従来ミレーナは、7~10万だったが、保険適用により3~4万円に。
そこから3割負担になるのでOC(低用量ピル)は、毎月(1シート)3000円くらいとなる。ピルを5年間飲むならば、3000円×12か月×5年で18万。仮に安く購入できても合計15万円くらいはかかることになる。

▼副作用や危険性は?

説明書では、骨盤内炎症性疾患、子宮外妊娠、卵巣のう胞が起こる可能性も高くはないがあると書いてある。骨盤内炎症性疾患にかかると、最悪不妊症になることもある。

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