1. まとめトップ

ブルーオーシャン戦略 ~競争の無い市場を切り開く

競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン」を切り開くべきだと説く。

更新日: 2016年05月23日

mamekotoさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
1 お気に入り 487 view
お気に入り追加

ブルーオーシャン戦略とは

提唱者等
INSEADビジネススクール教授のW・チャン・キムとレネ・モボルニュ。

競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説く。そのためには、自分の業界における一般的な機能のうち、何かを「減らす」「取り除く」、その上で特定の機能を「増やす」、あるいは新たに「付け加える」ことにより、それまでなかった企業と顧客の両方に対する価値を向上させる「バリューイノベーション」が必要だとしている。そのための具体的な分析ツールとして、「戦略キャンバス」などを提示している。

ブルー・オーシャン戦略は、マイケル・E・ポーターによる戦略論
と対比される。マイケル・E・ポーターの戦略論の前提は差別戦略
とコストリーダーシップは両立しない、トレード・オフの関係にある
ということですが、ブルー・オーシャン戦略はこの両者を両立させる
とする。

バリュー・イノベーション

何を考慮するか

戦略立案を立案する際に、念頭に置かなければならないのが、

1.買い手にとっての効用・・・製品やサービスが顧客にどのような効用をもたらすのか

2.価格・・・どのくらいの価格で製品やサービスを提供するのか

3.コスト・・・戦略実施にどのくらいコストが発生するのか

4.実現する手立て・・・どのような手立てで戦略を実行するのか

の4つである。特に「買い手にとっての効用」については、6つのステージと6つの要素を考える必要がある。

アクション・マトリクス (ERRC)

「ブルー・オーシャン戦略」では、差別化しながら同時に低コストも実現できる道を探るところからはじまります。そのためには、以下に説明する「四つのアクション」が重要となります。

■取り除く
業界常識として製品やサービスに備わっている要素のうち、取り除くべきものは何か?

■減らす
業界標準と比べて思いきり減らすべき要素は何か?

■増やす
業界標準と比べて大胆に増やすべき要素は何か?

■付け加える
業界でこれまで提供されていない、今後付け加えるべき要素は何か?

この「四つのアクション」の問いによって、これまで常識とされていた業界の価値曲線とは違う曲線の可能性を探るわけです。

アクション・マトリクス (ERRC)

アクション・マトリクス (ERRC)

アクション・マトリクス (ERRC)

バリューイノベーションは「コストを引き下げると同時に顧客にとっての価値を向上させていく」ことです。一見矛盾とも思えるこの2つの実現を同時に行うことが、バリューイノベーションの重要なポイントで、ブルーオーシャン戦略の土台ともいえる概念なのです。

「減らす」「取り除く」「増やす」「付け加える」ことで、バリュー・イノベーションを起こす。

バリュー・イノベーション

ブルーオーシャン戦略で使用するツール

「アクション・マトリクス」「戦略キャンバス」が重要なツールとして考えられます。

アクション・マトリクス
「取り除く」「増やす」「減らす」「付け加える」という四つのセグメントに、自身が身を置く業界や他社の取り組みを当てはめ、自社の事業を再整理するツール。現状の競争要因に対して、自身でどのように変化をもたらせば、ブルー・オーシャンを創造できるかを整理します。

戦略キャンバス
競争要因を横軸に、縦軸はそのレベルを表し、自社の取り組みと他社の取り組みを比較するツールです。各競争要因の点を結び合わせた線が、他社の線と異なる場合は、新たな市場を創造できる可能性が高いことが確認できます。

アクション・マトリクス (ERRC)

具体的なブルー・オーシャン戦略を実行するためのツールとして、
「戦略キャンパス」、
「アクション・マトリックス」、
などのツールを提示しています。

戦略キャンパス
戦略キャンパスでは横軸に対象となる事業の競争要因を取り、縦軸にそのレベルの度合いを取ります。
そして競合企業も含めて自社がその中でどのようなポジションにいるのかを折れ線で表示します。この折れ線が他社とどの程度一致しているのかで自社の現状を認識することができます。それを元に次の「アクション・マトリックス」を行います。

アクション・マトリックス
アクション・マトリックスは具体的にブルー・オーシャンの新市場を作り出すための手法です。

既存の事業の各競争要因に対して、
「取り除く」、
「増やす」、
「減らす」、
「付け加える」、
という4つのアクションを行い、新しく商品やサービスを再定義しなおします。

企業は既存市場と未開拓市場の両方で競争しなくてはならない――これがブルー・オーシャン戦略の1つの要諦だ。その両立を維持するために、「PMSマップ」を利用して事業ポートフォリオのバランスを図示してみるという方法がある。

動画解説

口コミ情報

ブルーオーシャン戦略☆( ̄▽ ̄){ チャン・キムとレネ・モボルニュ提唱の非顧客を顧客にすることに主眼を置いた戦略。競合が多く競争が激しい成熟した市場=血に染まるレッドオーシャンを避けて新たな市場開拓や非顧客を開拓する。任天堂Wiiの成功事例がよく例に出る☆ )

1 2





このまとめに参加する