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PPM分析 ~市場成長率とマーケットシェアによる4つのポジション

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(略称PPM)分析は、「花形」「金のなる木」「問題児」「負け犬」の4つのポジションに分類し、それぞれに見合った事業展開を検討する。

更新日: 2016年05月25日

mamekotoさん

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PPM分析とは

PPM分析とは、ボストン・コンサルティング・グループが開発した事業管理の手法です。自社の行っている製品または事業を、市場の成長率と相対的なマーケットシェアから 「スター」、「金のなる木」、「問題児」、「負け犬」の4つのポジションに分類し、それぞれに見合った事業展開を検討するものです。

「スター」は、「花形」または「花形商品」と書かれる事もある。

一般的な方法としては、図表の縦軸に市場成長率を、横軸に相対的マーケットシェア(市場占有率)をおいて、現在の自社の事業や商品・サービスが図のどこに位置するかを分析して、その結果を基に、各事業毎の方向性と経営資源配分のウェイト付けを行なう。

●金のなる木
 シェアが高いために、資金がかからず収益率の高い製品。成長率が低いので過度な投資を控え、収益を他の製品へ回す、重要な資金源となる。成熟事業。FCF(フリー・キャッシュ・フロー)はプラスが継続する。

●花形製品
 マーケットシェアを維持するために資金はかかるが、収益率は高い。シェアが維持できれば、市場成長率の鈍化に連れて「金のなる木」になるが、失敗すれば「問題児」に転落する。成長・成熟製品。

●問題児
 成長率は高いがマーケットシェアが低いため資金の流出が多い。将来の成長が見込める製品なので「花形製品」にするための戦略が必要で、資金投入を継続する必要がある。ただし、花形への成長可能性の見極めが難しい。FCFは当面マイナス。

●負け犬
 資金の流出・流入のいずれも低い。投入する資金以上の収益が見込めなければ、撤退・売却・縮小のどれかをとる必要がある。衰退事業。

4つの象限は、市場内の位置づけから以下のような名称で呼ばれています。

花形(star)・・・[成長率:高、占有率:高]
占有率・成長率ともに高く、資金の流入も大きいが、成長に伴い占有率の維持には多額の資金の投入を必要とする分野。

金のなる木(cash cow)・・・[成長率:低、占有率:高]
市場の成長がないため追加の投資が必要ではなく、市場占有率の高さから安定した資金・利益の流入が見込める分野。

問題児(problem child)・・・[成長率:高、占有率:低]
成長率は高いが占有率は低いので、花形製品とするためには多額の投資が必要になる。投資が失敗し、そのまま成長率が下がれば負け犬になってしまうため、慎重な対応を必要とする分野。

負け犬(dog)・・・[成長率:低、占有率:低]
成長率・占有率と主に低く、新たな投資による利益の増加も見込めないため市場からの撤退を検討されるべき分野。

4つの象限に対応した戦略

●PPMと4つの戦略 
■拡大戦略
主に問題児で利用する戦略です。

■維持戦略
主に金のなる木、花形産業で利用する戦略です。

■収穫戦略
金のなる木、問題児、負け犬で利用する戦略です。

■撤退戦略
問題児や負け犬で利用する戦略です。

「金のなる木」の収益で、「問題児」や「花形」の商品に投資する。

動画解説

口コミ情報

PPM分析は事業をバランスよく組み合わせるその前提となる定義のひとつ「どんな商品も時とともに成長性が鈍化する」

PPM・・・Products Portfolio Management(プロダクトポートフォリオマネジメント):各製品やサービスをいくつかのグループに分けて分析し、戦略に役立てること

【フレームワーク④】具体的に「最低限」ってどのフレームを指しているのか疑問におもうかもしれません。中の人的にはMECE、5W1H、3C4P、SWOT分析、PPM、PREPぐらいを使えるようにしておけば、とりあえず就職活動で困ることはないと感じています。

【GD対策】フレームワーク紹介 PPM(プロジェクト・ポートフォリオ・マネジメント)分析 今の事業をそれぞれ市場から分析し、そこから次なる戦略を建てます 2枚目の画像のような事業の企業があったら、どのような戦略を建てますか? pic.twitter.com/MHDX3HTHHM

企業経営理論:PPM分析とは縦軸に市場成長率、横軸にマーケットシェアをとり、マトリックスとして4象限に事業を分類(金のなる木、花形製品、問題児、負け犬)し、資源配分の検討を行う手法。

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