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日本人にとって、とても身近なマイクロビーズの問題

私たちが日常使っている商品が、環境破壊と人体被害になっていた!マイクロビーズの問題をまとめ。

更新日: 2016年05月24日

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loasさん

「ビーズ」と言うとクッションを思い浮かべますが

マイクロビーズとは

化粧品、洗顔剤、ボディソープなどの「パーソナルケア製品」に含まれる「微細なプラスチック粒子」である。マイクロビーズの大きさは1mm以下で、消費者のバスルームや洗面所から下水処理施設のフィルターを通過して川や湖、海に、毎年何百万トンも流れ込んでいる。

マイクロビーズは殺虫剤などの化学物質がつきやすく、これを食べた動物プランクトンや魚が体内に有害物質を蓄積する恐れがあり、食物連鎖で環境全体を汚染し、人間にも深刻な影響を与えるリスクがある。

欧米での対応

米国ではニューヨーク州政府が14年2月、マイクロビーズを使った製品の販売を禁じる法案を提出、カリフォルニア州でも提出済みで、ほか数州でも準備が進んでいる。

米国の化粧品メーカー「ジョンソン・エンド・ジョンソン」、「プロクター・アンド・ギャンブル」(P&G)、英国「ユニリーバ」、仏国「ロレアル」などは、果物の種子などに素材を転換していく考えを相次ぎ発表

バラク・オバマ米大統領が、「マイクロビーズ除去海域法」という法案に署名し、法律が成立したのである。これによって米国では2017年7月から、スクラブ洗顔やせっけん、歯磨き粉に入っているツブツブ(マイクロビーズ)が製造禁止になり、その1年後の2018年6月には販売が全面禁止になる。

日本においては

日本では、1980年代にマイクロビーズを含んだ洗顔料がヒットしたことで“スクラブ”は市民権を得た。そして現在でも、毛穴の汚れを取るといった効果を売りに美容に敏感な人たちの間で人気の商品となっている。

イワシ8割から微細プラスチック おなかに東京湾のごみ

大きさが五ミリ以下の微細プラスチックは「マイクロプラスチック」と呼ばれる。レジ袋などのプラスチックごみが紫外線や波で砕かれてできたと考えられ、東京湾をはじめ日本周辺の多くの海域で浮遊していることが確認されている。

約一割は、古い皮膚や汚れをこすり落とすため洗顔料などに入れられている「マイクロビーズ」と呼ばれる微粒子だった。通常は下水処理場で取り除かれるが、大雨で下水管があふれた際に東京湾に流れ込んだと考えられるという。

日本周辺はアジア諸国から出るプラスチックごみが集まる海域として知られている。また魚をよく食べる日本人は有害物質を飲み込んだ魚を体内に入れている可能性があるため、政府は早急に問題に取り組む必要がある。

中止に向けて

「日本化粧品連合会(粧工連)が、3/17付けで粧工連の会長名で、『洗い流しのスクラブ製品におけるマイクロプラスチックビーズの使用中止に向け、速やかに対応を図られること』をお願いする旨の文書を、参加会員(約1,100社)に発信した」。

こんな害もありえます

マイクロビーズを使った洗顔剤は、目に入ると、眼表面を傷付ける恐れがある。

日本の厚生労働省の通知「スクラブ等の不溶性成分を含有する洗顔料の使用上の注意事項について」(2010年8月18日付)にも載っている。「スクラブ剤や泥、火山灰等の不溶性成分を含有する石けん類及び薬用石けん類(略)「不溶性成分含有洗顔料」(略)は、不溶性成分が異物として眼に入る可能性があること、眼表面を傷つけるおそれがある」とし、製品の容器か外箱に使用上の注意事項の記載の徹底を呼び掛けている。

マイクロビーズのアプリ

マイクロビーズが使用されているか否かを調べることが出来ます。

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