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鈴木大拙を知る

妙好人(みょうこうにん)・浅原才市:わたしやあさましゅうて  角(つの)がはえて

わたしやあさましゅうて 角がはえて
うろこがあって うろこがわくわく口をあける
口をおこして  炎をふいて
あさましいな あさまし あさまし
人の目にはあたらねど
いんま えんまの前でしらべられ

鈴木大拙の『妙好人、浅原才市を読み解く』は、妙好人をすばらしく善良な人の意に解して
wonderfully-good man
と英訳している。平易な英語で、妙好人、浅原才市の世界を巧みに描いている。英日対訳の本書は、鈴木大拙博士没後50年にしてはじめて世に紹介されたもので、もちろん本邦初訳である。
阿弥陀と浄土世界の心髄を、浅原才市の自由詩にことよせて、優しく説いている。
才市の自由詩も味わい深いが、それを解説した鈴木大拙の手腕も秀逸

「他力は自己の外ではなく内にある」阿弥陀、そして浄土の真髄を解き明かす

1952年発表の英語論文を本邦初訳。才市のノートブックを題材に、阿弥陀、そして浄土の真髄を解き明かす

・才市は煩悩・邪慳のあさましい自身を省察して、前頭に二本の角の生えた鬼と呼ぶ

・鬼となる自己を責めながら、弥陀と共にある喜びをかみしめる矛盾

・罪とは世界そのものの基礎であり、全宇宙(法界)の果てまで広がっている
・「戦争の罪」の悪魔的なあり方を批判

・弥陀による無償の贈与であり、「和解」ではなく「報謝」の思いのままでよい

無量光・名号:

松ヶ岡文庫に所蔵される鈴木大拙の貴重な未公開資料の中から、五〇年代にアメリカで行なった講演が元の論文と、近年発見された大拙自身の補足修正入り講演資料の2本を英文対訳で完全収録。

ここで大拙がシェイクスピアやヘレン・ケラーにも言及しながら平易に解く阿弥陀浄土や名号の世界は、当時の欧米諸国だけでなく、現今の日本人にも必読の「自己探究」の書である

・阿弥陀仏、無量光の仏
・光と「娑婆」「地獄」
・「娑婆」における光
・阿弥陀と本願
・本願と「自己」
など

盤珪—不生のひじり

親の産みつけた仏心のままに

日本禅の民衆化は 
盤珪ばんけいに始まる
白隠はくいんはそれを継ぐ

小林圓照
(花園大学名誉教授)

第一部 盤珪「不生禅」の周辺

第二部 生・老・病・死からの解放
——盤珪の不生に学ぶ

仏教になぜ浄土教がうまれたか

松岡由香子
(花園大学講師、花園大学国際禅学研究所研究員)


浄土思想の誕生と

展開他者による救済の宗教である浄土教が、

なぜ自覚の宗教である仏教の中に生まれ、

発展し展開していったのか、

その思想史を歴史的社会的影響を踏まえ解明する。

仏教とキリスト教をめぐって――根源的いのちの現成としての「禅」

花岡 永子
(大阪府立大学名誉教授・奈良産業大学名誉教授
神学博士・文学博士)

キリスト教と仏教の根源に遡ると
森羅万象が成り立つ「根源的いのち」に行き着く

両教に通底する「禅」に生きることの意味を究明する

はた織りカビールの詩魂

小林圓照
(花園大学名誉教授)

本書ではまず、カビールの時代や思想史上の位置を概説し、
ついで彼の神秘思想の源泉に禅的な要素を汲み、
さらに『カビール・グランターヴァリー』のなかの「真正の師匠」を問題とした
第一章「聖なる導師の章」を中心に論述しようと思う。
内外からのカビール関係資料の網羅
ないしは言語学的な用語の分析、
または宗教詩としての文学的評価などの点では
筆者の能力の限界をはるかに越えているのであるが、
あえて試論を提するものである。

波即海

神と無は別物か 

清水大介


諸宗教の調和と共生を考える重要な道標となる、
世界禅の唱道者(イェーガー虚雲)の思想とその行跡を初紹介

豊富で詳細な註と索引を付す

キリスト教神秘主義と
禅の同質性に迫る話題の書

原人論を読む

仏教の大意を説く

小林圓照

仏教入門の古典として親しまれ、
人間本性の探求が仏教でもあると説く圭峰宗密の名著。

原文・書き下し文に和訳・解説を付す。

「人間論」を説く仏教書の古典的ベストセラー

オキナワを歩くⅥ:元宮古高女・八重山高女学徒隊員沖縄戦を語る

❻オキナワを歩くⅥ:元宮古高女・八重山高女学徒隊員沖縄戦を語る 
★証言者 :
 宮古〈志賀芳・砂川末子〉
 八重山〈徳山昌子・潮平保子・黒島春〉

❶オキナワを歩く:元白梅学徒隊員 沖縄戦を語る ★証言者 : 中山きく
❷オキナワを歩くⅡ:元梯梧学徒隊員 沖縄戦を語る ★証言者 : 稲福マサ・吉川初枝
❸オキナワを歩くⅢ:元瑞泉学徒隊員 沖縄戦を語る ★証言者 : 宮城巳知子
❹オキナワを歩くⅣ:元積徳学徒隊員 沖縄戦を語る ★証言者 :中里ハル・名城文子
❺オキナワを歩くⅤ:元なごらん学徒隊員 沖縄戦を語る ★証言者 : 大城信子・上原米子

〔資料編〕飯上げ体験

*戦時中
 「飯上げ」
を経験された方々の指導による、比類なき記録


証言者 :

宮古〈志賀芳・砂川末子〉

八重山〈徳山昌子・潮平保子・黒島春〉

密教とは何か:現代語訳『大日経住心品疏』を読む

人間存在の心の種々相を六十に及んで分析し、ひいてはそれが「浄菩提心」構築の過程ともなる様を克明に描く。大乗密教概説の書ともよぶべき大日経の注釈書「住心品疏」に、原文、要語解説、および現代語訳をそえて丁寧に読み解く

大正大学名誉教授・智山専修学院前院長・川崎大師教学研究所所長

1経名について 2序文とその内容 3同聞衆 4説法の時分 5三密平等句の法門 6三聖者の教え 7三句についての金剛手の質問 8三句の問いとその答説 9菩提心の検討10自心に菩提心と一切智を求めるわけ 11心の実相のとらえがたきこと 12心と虚空と菩提と 13浄菩提心の探求 14如来と同住の功徳 15九句による質問

16 大日如来の答説 17凡夫の我執と外道の我説の否定 18 世間の八心について 19六十の心相の検討 20百六十心について 21三妄執の検討 22心品の転昇について 23第三劫の検討 24十地について 25六無畏のこと 26十縁生句の考察 27十喩について 28十喩は六句である 29六句の転深 30阿闍梨のことば

『Kosalalankara』「金剛界品」金剛界大曼荼羅 和訳

宗教の壁を乗り越える:多文化共生社会への思想的基盤

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imoaruonnaさん